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米の価格が値上がり、野菜価格の高騰が私たちの生活を苦しめる昨今の状況です。
わが家では、わたしの子どもの頃から若い頃まで、田んぼに水を入れ、稲作をして米を作っていました。
畑では野菜の栽培もしていました。
今は、稲作はやめていますが、畑の野菜づくりはしています。
家の周囲には、たくさんの自然が残っています。
そういう自然豊かな環境で育ち、現在にいたっていますので、仕事で都会へ出かけても、自宅に戻り自然の中に身を置くと心が落ち着き、安定します。
だからこそ余計に思うのですが、私たちは農業・畜産・漁業など1次産業で働く人へもっと敬意を払うべきです。
人は食べることで生き、人とつながることで幸せを感じます。
敬意をもつべき対象は、政界に身を置く政治家やオフィスで働くサラリーマンではなく、街中で作品を創る芸術家よりも、まず人の口に入れるものを作っている人たちではないでしょうか。
今の日本社会はこの国をボトムで支えてきた人たちへの視線があまりにも足りなさすぎると感じるのです。
もっている金銭の多い少ないによって、人の営みが備えもつ価値を測ることはできないのではないでしょうか。
最近の日本では、子どもがいちばんの消費者になり、子どもが大きくなっていくうえでお金がかかります。
教育費やスマホに費やすお金よりも、子どもが笑顔になればいいのです。
本当の意味で価値があることは何なのか。私たちが凝り固まったしがらみから脱することができるとき、私たちの価値観や文化は変わっていくのではないでしょうか。
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