大阪府箕面市のいくつかの小学校の敷地内には、二宮金次郎の像が今も残っています。
最近では、児童が勤労している姿は時代にあわないとか、歩きながら本を読む姿は歩きスマホのようだという理由で、校舎建て替え時に撤去するケースが全国的にはあるようです。
しかし、のちの二宮尊徳の考えは、現代人が学ばせてもらう点がたくさんあると、わたしは考えています。
たとえば、社会のなかの人間関係は、与えることが出発点だという考え方は現代に通じる教えだと言えます。
そのことをお風呂の湯にたとえて、わかりやすく説明できます。
自分の利益だけを考えて湯を手前にかき寄せても、脇をすり抜けて向こうへ流れていってしまいます。
でも利他の態度で相手のほうに押せば、湯はぐるっと回って自分のほうへ返ってきます。
相手に何かしてもらおうと期待するのではなく、自分から与えることが人間関係をよくするという教えです。
いまの社会での人間関係や企業経営、事業の展開にも十分通用すると思います。
現代語訳の『二宮翁夜話』を、
これをチャンスにネット注文。
これを、キッカケにして、
二宮尊徳を数冊読めれば、
この夏読書は楽しめます。
ありがとうございました。
やはり『二宮翁夜話』だと思います。
ちょうど、二宮尊徳の本を読もうと、
思っていたところなので、
もし、二宮尊徳の本か、
あるいは関連本で好きな本がありましたなら
お教えください。お願いします。