最近は、公園などでたき火をすると怒られますし、する人もいません。
童謡「たき火」の歌も昔の時代背景をもとにつくられました。
ですから、童謡はふるくから多くの人びとや子どもにうたわれてきましたが、時代の変化とともにあわなくなるともあります。
いまの子どもがたき火と聞いても、知らない子が多いのではないかと思います。
ただ、この歌の2番では、次のような歌詞があります。
さざんか さざんか 咲いた道
たきびだ たきびだ 落ち葉たき
・・・・・
街中でのたき火はなくなりましたが、さざんか(山茶花)はいまも健在です。
冷たい木枯らし1号の北風を受けても、耐えて花を咲かせます。
その意味で、花言葉は「ひたむきな愛」、「謙虚」などになります。
山茶花と椿は姿形がよく似ています。
でも、花の咲く時期がちがいます。
また、椿は落花のとき。花ごとポトリと落ちますが、山茶花は花びらが一枚ずつおちます。
さらに、葉の周りにギザギザがあるのが山茶花であり、椿の葉にはありません。
秋の日暮れは釣瓶落とし。
凛とした山茶花の花を見かけたら、移りゆく季節を想うことができます。
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