今までふつうに言っていたことが、時代の流れとともにNGになることがあります。
「男らしく」、「女の子らしい」などがそうです。
今は、履歴書の様式から性別を書く欄がなくなる傾向にあります。
また、「イケメン」も不適切です。容姿で人を判断するのはルッキズムにあたります。
私が教員になった40年前と比較すると、大きな変化です。
最初は学校の学級生徒名簿を男女別に分け、男子が先になっていました。
それが途中から男女混合名簿(あいうえお順)にかわりました。
このように。この40年間で人びとの意識は高くなりました。
しかし、頭ではわかっているが(わかっていない人もいます。オリンピック大会組織委員会の委員発言など)、過去の経験やその人がもった「常識」(偏見)にとらわれ、無意識のうちに不適切な発言をするケースが頻繁しています。
どうしたらいいのか。
わたしは「そういうことを言わないときめる」ことだと思います。
言わないときめたら、言わなくなります。「言ったらダメだから言わない」…でもいいので、それを押し通すのです。
言ったらダメだから言わないでは、ほんとうに理解しているにはならない。こんな主張もあるかもしれません。
でも、言わないときめ、言わなくなると、意識は高くなります。経験上、わたしはそう思います。
つまり、行動が変われば、人との関係が変わり、やがて意識も変わるのです。
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