東京都が都庁舎の壁面に夜間に映像を投影するプロジェクションマッピングを行っていると聞きます。
わたしは、「それって、行政がすることですか?」と感じます。
どこかの民間のアミューズメントパークや企業がやるならいいでしょう。
東京都がそれをできるのは、豊富な財政があるからです。
それも、今の時代、東京一極集中が進み、一方では地方では過疎化が進んでいます。
「消滅可能性自治体リスト」が公表されているほどです。
多くの自治体に財政的余裕などありません。
東京都だからこそ、プロジェクトマッピングのような派手なアートの演出ができるのです。
でも、東京にも野宿生活者はいますし、食べるのにも事欠く貧困の人びとはいます。
行政は庶民がどの人も最低限度の生活を送れるように保障することに税金や歳入を投入することが、本来やるべきことです。
アートに興じるようなとりくみは、行政にはなじみません。
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