
中学生は大人から見れば、未熟なところがあるのはもちろんです。失敗や間違いをします。
だから、間違えたときには「それは間違いです」と繰り返し、繰り返し教えるのです。
そらが、教師の役割の一つです。
こういった意味のことを、坂本金八先生が言っていました。
あれから、40年ほどが経ちましたが、今でもその言葉は、中学校教育で色あせることはありません。
失敗や過ちは、大人もします。
毎日、報道されるニュースでは、大人の間違ったおこないや発言がとりあげられています。
だれもが失敗をしたり、誤ったことをします。
そして、多くの人がその失敗や誤りから目を背けたくなります。
でも、目を背けてしまったら、また同じ過ちをするでしょう。
悔やんだり、辛い思いをするから、取り返しのつかないことをしてしまったという気持ちになるから、二度と同じことを繰り返さないのです。
こういったことを、フランスの思想家ラ・ロシュフコーが、言葉で戒めています。
「間違ったことをして、それに苦しむことのできない人ほど、何度も間違ったことをくりかえす。」
中学生に伝えたいのはもちろん、自身もこの言葉を胸に刻みたいと思います。
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