少し前までは、一旦就職すると、定年まで勤めあげるのが普通でした。
転職を繰り返す人は、いい印象を持たれなかった時代でした。
しかし、いまは転職や副業が当たり前になっています。
いまの若い人は、就活で職についても、一生勤めようとは思っていない人がほとんどです。
教員採用試験に合格して学校の教員になった人にも、転職を考える人がいる時代です。
しかし、その一方で初任者として1年の終わりを迎え、大きなやりがいやモチベーションを感じる人もいます。
今年度4月から教師になった人が、3月になり、1年を振り返った気持ちを、以下のように綴っていました。
私が感じた教員のやりがいは、子どもたちと共に過ごす時間が長く、色々な面から子どもたちの生活に関われることです。
子どもたちは平日、朝8時〜4時ごろまで、1日の約3分の1を学校で過ごします。その中で、友達と協力したりケンカしたり、できなかったことができるようになったり、新しい提案をしたり…とたくさんのことを経験していきます。
「あ、今日は友だちに勇気を出して話しかけているな」とか、「あ、数週間前に算数で学んだことを国語で応用しているな」とか、1年間の中で成長の瞬間をたくさん見ることができました。
日々はとても地道ですが、その先に子どもたちとの信頼関係があり、信頼関係があるからこそ、伝えられること、子どもたちのためにできることがたくさんあると感じました。人の成長に関わることができる、と心の底から感じられることがやりがいです。
このように教職のやりがいを感じて1年を終える人もいます。
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