昨日のブログでは、日本での「多様性」尊重は、「個」が自立せず、周りとあわせる同調圧力がはたらき、実現が難しい。
また、ちがいからくる軋轢を乗り越える覚悟がないと実現が難しいと書きました。
さらに加えて、多様性を尊重するためには、マイノリティを排除しないような法の整備や制度の充実をすすめ、社会のしくみを変えていくことも必要です。
なぜなら、法律を制定するという社会のしくみが、人と人の関係を変え、人と人の関係が変われば、意識や感覚が変わります。意識や感覚が変われば基準が変わるからです。
たとえば、セクハラが以前の日本社会では「当たり前」のように行われていました。
なぜなら、法律を制定するという社会のしくみが、人と人の関係を変え、人と人の関係が変われば、意識や感覚が変わります。意識や感覚が変われば基準が変わるからです。
たとえば、セクハラが以前の日本社会では「当たり前」のように行われていました。
たとえば、飲み会の席で、男性が女性に必要以上に近づき、身体接触があっても「酒の席だから」と許されていました。
しかし、1986年に男女雇用機会均等法が施行され、男性と女性の関係がちょっと変化しました。
しかし、1986年に男女雇用機会均等法が施行され、男性と女性の関係がちょっと変化しました。
その後、1999年に改正され、2007年の新しい男女雇用機会均等法となり、2020年にも改正されました。
その結果、男性と女性の関係や事業主と女性の関係は大きく改善されました。
そして人びとのセクハラに関する意識が高まり、感覚が鋭くなりました。
よって、「それはダメ」と判断する基準が変わったのです。
日本での「多様性の実現」には、
日本での「多様性の実現」には、
①人びとが個として自立すること
②軋轢を乗り越える覚悟をすること
③法や社会のしくみをととのえること
などが不可欠だと、わたしは考えます。
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