箕面三中もと校長から〜教育関係者のつぶやき〜

2015年度から2018年度に大阪府の箕面三中の校長を務めました。おもに学校教育と子育てに関する情報をのせています。

親が子どもの学習に時間をかける

2021年09月07日 07時23分00秒 | 教育・子育てあれこれ

大阪府箕面市の全般的な傾向として、保護者が教育熱心な家庭が多くあります。

研究者の調査では、保護者の所得、教育への価値観などが子どもの学力に影響を与えるといわれています。

所得が高いほど、子どもへの教育投資が増える、「勉強が大切」と考える親ほど、わが子が幼少期のころから絵本を読んだり、勉強を教えたりする。

その結果、子どもの学力が伸びます。

コロナ渦災の影響はまだ調査がないですが、小学校低学年の子どもは、大人がいないと自主的に学習することは難しいのです。

一つ言えるのは、親が子どもの教育に充てることができる時間が学力へ与える影響が、低学年の子ほど大きいのでないかと予想できるということです。

子どもが小さいうちは、親が横につき勉強を教え、だんだんと離れていき、見守る態度をとり、目を離さないにします。自立した学習ができるようになれば、子どものペースに任せます。

そのとき子どもは自立した学習者になっています。




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