わたしの心 

日々の出来事・感動などを日記にして公開したいと思います。
(管理人:Mrs.modest)

奉仕の精神

2009年02月13日 | ミニ知識
今回も、メルマガから―

 先月20日、米国に新しい大統領が誕生しました。その日、首都ワシントンD.C.に200万人が終結し、寒い日にもかかわらず街はヒートアップしました。そして、就任のスピーチは厳しくも感動的なものでした。
 貧しい国の人々には、作物やきれいな水、飢えに対する対策を誓い、先進国には、国外の苦悩に無関心にならず、世界の資源を消費しないよう呼びかけました。世界は変わったのだから、我々も世界と共に変わらなければならない。<奉仕の精神>こそが今時代が最も必要とする精神である、と強く宣言しました。つまり、昨年からオバマ氏が訴えていたチェンジとは、利益追求の精神ではなく、この<奉仕の精神>に変えるということでした。
 演説の中に出てきた<奉仕の精神> the spirit of serviceは、たとえばホテルのホスピタリティにおいても最重要視されています。ある一流のホテルでは“サービス”の頭文字をとって、次のような言葉が貼ってあるそうです。
S…Smile 笑顔で
E…Eye Contact アイコンタクト
R…Recongnition 認識する
V…Voice 声に出す
I…Informed 伝える
C…Cleanliness 清潔に
E…Everyone すべての人に
この7つのキーワードに基づくサービスがあれば、私たちの日常でもきっと気持ちよく生活できるはずです。
 一方、日本には仏の教えに<無財の七施>という奉仕があります。財がある者ならその財を施す(=布施)ことができますが、ないものはこういうことができますよ、というものです。
<無財の七施>
「捨身施」…行動で人に良くしてあげる
「心慮施」…他の人の悲しみ、喜びをわが心とする
「和顔施」…微笑みで、優しい顔で接する
「慈眼施」…慈しみの目で見つめる、やさしい眼差し
「愛語施」…思いやりのある温かい言葉をかける
「房舎施」…住む場を与え、心にゆとりを与える
「床座施」…席を譲る、譲り合いの心をもつ
 すべてやらなくてはいけないというのではなく、何かできそうなものを一つでもやってみましょう。そこから何かよい変化が起きるかもしれません。

要するに、奉仕の精神→自分磨き と言うことではないでしょうか?
「情けは人の為ならず」ですね!
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