江戸時代にこの辺は檜の木が多く生えていたことから「檜坂」と名付けられました。2007年3月の東京ミッドタウン開業と檜町公園のリニューアルにより、坂周辺も景観が少し変わっていました。
檜坂に沿って檜町公園の敷地が広がっています。2007年3月の公園の再整備の際には歩道が拡幅されたり、新たな石垣が整備されたりしました。
檜坂の坂下から檜町公園の敷地内に入ることができます。奥に伸びている坂道は港区立赤坂中学校へ伸びている道路です。
六本木周辺の高台から赤坂・溜池方面の低地へと続いている斜面に整備されている檜町公園。旧防衛庁があった時代は防衛庁の敷地の一角に公園が小さく整備されているだけでしたが、現在は東京ミッドタウンの緑地帯と一体化されています。
公園の周辺は閑静な住宅地が広がっていて、公園内もひっそりとしています。
檜町公園から東京ミッドタウンの緑地帯「ミッドタウンガーデン」の中を通り抜けて外苑東通りへ戻ることにします。
東京都心部でもトップクラスの高級ホテルである「ザ・リッツカールトン東京」への連絡道路に沿って歩いていきます。
東京ミッドタウンの商業ビルである「ガレリア」。
東京ミッドタウンタワーのメインエントランスは外苑東口側にあり、主にオフィス階を利用する人たちで賑わっています。反面檜町公園側はホテルのロータリーが整備されているだけなのでひっそりとしています。
東京ミッドタウンの建物には「サントリー美術館」が併設されていて、撮影当時は「大阪市立東洋陶磁美術館コレクション 悠久の光彩 東洋陶磁の美」展が開催されていました。
外苑東通り「東京ミッドタウン西」交差点に戻ってきました。
このあたりまで来ると六本木の繁華街というよりも赤坂のビジネス街の風景となります。
乃木坂へ行く前に少し寄り道して「新国立美術館」へ向かいます。かつてここには東京大学生産技術研究所の建物が建っていましたが、取り壊されて新しい美術館が2007年1月に開館しました。
ガラスのカーテンウォールによってカーブを描いた外壁面が特徴である国立新美術館。設計者は黒川紀章氏です。
外苑東通りをひたすら歩くと緩やかな下り坂となり「乃木坂」に到着しました。