
大黒坂の坂上から麻布十番大通り方面へ伸びている「暗闇坂」を歩いていきます。その名の通り江戸時代の頃からこの辺は深い樹木に囲まれていて、昼間であっても真っ暗な中を坂が通っていたそうです。現在でも坂の周辺には木々が少し生い茂っていました。

背の高い石垣に沿って急な坂が急カーブで続いており、歩道も狭く自動車も一方通行となっています。この暗闇坂は六本木界隈から元麻布方面への抜け道のようになっているようなので、かなり交通量が多かったです。

途中から坂上を振り返ってみました。

急カーブを抜けると一気に視界が開けて坂下の方まで見渡すことができます。目の前には六本木5丁目界隈のビル群などが広がっていました。

ズームで坂下方面を撮影してみました。この坂はかなり急斜面に出来ているらしく、坂を上ってくる自動車もエンジンを唸りながら走行していました。

しばらく坂を下っていると、坂の中腹に赤レンガの瀟洒な塀と建物が見えてきました。

振り返ってみると坂下から坂上方向はかなり見通しが悪いです。

暗闇坂の坂下に麻布十番商店街の大通りが通っています。

オーストリア共和国大使館。周囲は閑静な住宅街に囲まれているのでひっそりとしていました。

坂下に降りてくると麻布十番商店街の大通りを横切ることになります。しばらくこの大通りを六本木方面へ歩いて六本木ヒルズへ向かいます。坂下にはオーストリア大使館の案内板が設置されていました。

麻布十番商店街大通り。沿道には商店が並んでいて周囲は中層マンションや民家がすごく多いです。遠くには六本木ヒルズの森タワーが見えました。

電柱が地下に埋まっているためか、すごくすっきりした感じの商店街でした。

車の数もそんなに多くはなくてすごく完成な雰囲気の商店街だったのが気に入りました。

商店街が切れてくると「六本木ヒルズゲートタワー」の大きな建物が見えてきました。この先は六本木ヒルズの広大な敷地が広がっています。六本木ヒルズが整備される前は狭い小路が張り巡らされた住宅街だった時代があったのです。

テレビ朝日の本社ビルの前を通って、芋洗坂へ向かいます。