緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

丸の内の地下の散策:行幸地下通路とアートアワードトーキョー丸の内2012(1)

2012年05月22日 17時39分17秒 | 東京駅周辺


東京都道404号皇居前東京停車場線、通称「行幸通り」は東京駅の丸の内の駅前広場から皇居の和田倉門まで一直線に伸びている大通りです。行幸通りの地下には「行幸地下通路」と呼ばれている地下道が2007年4月27日に交通解放され、丸の内周辺の地下の行き来が便利になりました。




行幸通りの両側の車道の間にある歩道兼馬車道の隅にある建屋かららせん階段を下りると行幸地下通通路にアクセスすることができます。行幸通りの地下部分は二層構造になっていて、地下一層目は地下通路、地下二層目は「丸の内中央パーキング」という地下駐車場が設置されています。




らせん階段の踊り場からスイングドアを開けて地下通路のエリアに入ります。このドアは深夜の時間帯は施錠されているという案内か書いてありました。




行幸地下通路は単なる無機質な地下通路ではなく、通路の両側約220メートルにガラスショーケースが設置され、「行幸地下ギャラリー」として様々な展示が行われています。




行幸地下通路は地上部の行幸通りの真下に設置されています。この地下通路の完成によって東京駅の丸の内から二重橋方面へアクセスが容易になりました。東京駅の地下から東京地下鉄千代田線二重橋前駅や都営地下鉄三田線大手町駅へ向かう際には、以前と比較すると最短距離で行けるようになりました。




普段の行幸地下ギャラリーは常設展示として丸の内の歴史などを写真パネルで展示するコーナーとなっていますが、散策時には特別展示が実施されていました。




「アートアワードトーキョー丸の内2012」。専用ホームページの説明によると、若手アーティストの発掘・育成を目的に開催されている展覧会で、今年で第6回目を迎えるそうです。2012年4月28日から5月27日まで開催されています。




東京のように多くの文化人が活動している大都市になると、毎日のようにどこかの美術館などで展覧会が開催されていますが、ここでは無料で鑑賞できるというのが魅力的です。




一年前の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)発生後しばらくはここ行幸地下通路も節電によって薄暗かったのですが、半年くらいたってようやく元に戻りました。去年の節電によってわかったことは、東京という町の過剰ともいえるほどの明るさ(電気的な意味)というのは、消費意欲というものを高めるのにすごく重要であるということでした。薄暗い町だと買い物する意欲もなくなってしまいます。




ガラスショーケースの中の作品を見歩きながら、気になったものを写真に撮っていくことにしました。




行幸地下通路は開通して約5年ほどたってますが、まだ交通量が増えていません。




花びらをイメージした作品なのでしょうか?




しばらく歩くと、地下通路のガラスケースに配置されている作品の説明図を発見しました。




しばらく見入ってしまいました…。




この地下通路の奥には東京地下鉄丸ノ内線東京駅や、JRの東京駅八重洲地下中央改札口があります。

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