築地市場解体工事(第1工区~第7工区):取壊し率60% 2019年12月3日
2018年10月に豊洲市場に移転した東京都中央卸売市場築地市場の解体工事です。旧築地市場の敷地内に建っている全155棟(総延べ床面積約26万平方メートル)の解体工事となっています。工期は2018年10月11日から2019年2年2月28日まで(一部2019年6月26日まで)となっています。旧築地市場の敷地内を第1工区から第7工区まで分割し、各工区ごとに解体・撤去作業が行われています。その後は東京オリンピック・パラリンピックの輸送拠点となる予定となっています。
プレスリリース:東京都中央卸売市場のホームページ内
旧築地市場の解体工事
隅田川に架橋されている「勝どき橋」の道路橋梁上から、解体工事中の「旧築地市場」の敷地を見渡して撮影しました。隅田川沿いに建っている卸売施設(第3工区内)は現在も残されていました。
第3工区内の卸売施設の鉄骨群の後ろ側には旧築地市場の広大な空き地が広がっているのが見えました。銀座の繁華街に程近い都心の一等地に、広大な空き地が出現したことになりますね。
旧築地市場の勝どき門前に建っている「勝どき門前立体駐車場ビル」の建物は現在も残されていました。
北東側から、「勝どき橋」の道路橋梁の西岸部から「旧築地市場」の広大な空き地を見渡して撮影しました。大きなカーブを描くようにして建っていた水産仲卸売市場の巨大な建物が文字通り無くなって、広大な空き地が出現しました。
勝どき橋の道路橋梁の西側、旧築地市場の「勝どき門」前にやってきました。旧築地市場の敷地沿いには工事用フェンスが展開していて、勝どき門では大型トラックが頻繁に行き来していました。
場所を少し移動して、築地場外市場に面していた「合物門」跡地前にやってきました。
「合物門」前から南側へ向かって30メートルほど歩くと、築地場外市場前にやってきました。築地場外市場ですが、現在も多くの観光客の人達で賑わっていました。
「波除稲荷神社」の敷地前を通り抜けて「海幸橋門」前にやってきました。海幸橋門は工事用フェンスで厳重に閉鎖されていて、築地場外市場を訪れる人達向けの臨時駐車場が整備されていました。
「海幸橋門」跡地前に架橋されている「旧海幸橋」の道路橋梁前にやってきました。旧築地市場の解体工事でこの道路橋梁も撤去されてしまうのではないかと心配していたのですが、現在はまだ手は付けられていませんでした。
場外市場の人通りの中を通り抜けて、旧築地市場の敷地の北西角、新大橋通りに面している「旧市場橋門」前にやってきました。
「旧市場橋門」跡地にも工事用資材搬入口が整備されていますが、旧築地市場の解体工事ではあまりこの門は使用しないみたいですね。
新大橋通りの歩道を南側へ向かって歩いて「中央市場前交差点」前にやってきました。
交差点前に「築地市場正門」跡地が整備されています。正門前に建っていた立体駐車場の建物は解体されて更地状態となっていました。
新大橋通りの歩道を更に南側へ向かって歩いていくと、旧築地市場の「旧青果門」前にやってきました。旧青果棟などの建物群は全て解体されて更地状態となっていました。
「旧青果門」のあった場所ですが、環状第2号線の暫定開通ルート(西方面)の車道が整備されていました。
環状第2号線の暫定開通ルートの歩道を、東側(築地大橋方向)へ向かって歩いていきます。南西側から解体工事中の「東市冷蔵庫棟(第7工区)」の全景を撮影しました。
南東側から「東卸冷蔵庫棟・東一冷蔵庫棟(第7工区)」の全景を撮影しました。この二つの建物群だけが第7工区として独立していて、取り壊されるのは一番最後になります。
環状第2号線の暫定ルートの歩道内から「旧築地市場」の敷地内を見渡して撮影しました。
南東側からの構図で撮影していますが、旧築地市場内の建物群が更地状態となったことによって、築地・東銀座地区の街並みも見渡すことが出来るようになりました。
南東側から、「築地大橋」の道路橋梁前から「旧築地市場」の跡地を見渡して撮影しました。
旧築地市場内の「勝どき門駐車場」の建物をズームで撮影しました。
築地場外市場の街並みをズームで撮影しました。
旧築地市場の地図です。