緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

丸の内の地下の散策:丸の内南改札口からJPタワー地下通路へ

2012年05月24日 17時59分25秒 | 東京駅周辺


JR東京駅、丸の内地下南改札口前から東京中央郵便局跡地に建設中のJPタワーへ向かいます。巨大な柱が何本も林立している丸の内南改札口周辺は広大な地下空間が広がっていて、修学旅行生向けの集合スペースなどに活用されています。




今までは丸の内南改札口より南側は行き止まりであったので気にも留めていなかったのですが、JPタワーの地下エントランスへ通じている真新しい地下通路が完成していました。壁や床、天井などの意匠が周囲と違っていたのですぐに気がつくことができました。




緩やかな斜面の床となっている真新しい地下通路。行幸地下通路や丸の内地下中央改札口と同様に円柱が何本も配置されているのは変わっていないみたいです。




壁面には地下部と地上部の模型が展示してありました。地下部の模型の中で何かせり出している部分がありますが、これは総武快速・横須賀線の東京地下ホームの換気塔のスペースになっているからであると推測します。




地下通路の最奥部はJPタワーの地下エントランスとなっています。東京駅の地下ホームから地上へ出ないで直接地下通路を歩いてJPタワーのオフィスや郵便局へアクセスすることが可能になります。




地下エントランスの近くでは円柱ではなく四角い柱が立っていましたが、何のために柱の形状を変える必要があるのかは不明です。




なぜ地下通路の床面が斜面になっているのか不思議でしたが、おそらくはバリアフリー対策のためにわざと階段が存在していた地下空間を新たに削ったのでしょう。




すぐそばで撮影した地下エントランスの入り口。入口前には警備員さんが立っていました。




広大な地下空間が広がっているJPタワー前の地下通路ですが、八重洲地下街のようにお店を設けないのかが不思議です。




地下通路をくまなく散策していると、仮壁になっている個所を発見しました。この先にも地下通路は続いているのでしょうか?模型図を確認すると、動線的にこの先も東京国際フォーラム方面へ伸びているように見えます。




壁面には地下通路や東京駅を紹介している写真パネルが多く展示してありました。上の写真は昭和12年に撮影された地下道の工事の風景写真で、上に丸の内駅舎が見えます。昭和12年(1937年)といえば確か大陸で盧溝橋事件が起こったり、国内では政党政治が形骸化していったり、そんな時代だったのですね。




「地下街の通り初め」。第一次世界大戦において航空機が登場して以来、「都市防空」という観念がこの時代に登場していましたが、地下道や地下防空壕は航空機による攻撃に対して有効な防御手段であると見なされていました。この地下道もそれを見越して造られたのかもしれません。




JPタワー開業後は多くの人たちで行きかうことになると思います。




地下道の至る場所で東京駅の復原工事のPRがなされています。丸の内駅舎は今年(2012年)の10月に開業します。




地上へ出てみると、JPタワーの地上部の正面玄関が出来ていました。

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丸の内の地下の散策:行幸地下通路とアートアワードトーキョー丸の内2012(2)

2012年05月23日 13時27分01秒 | 東京駅周辺


引き続き行幸地下通路の「行幸地下ギャラリー」を鑑賞しながら散策を続けていきます。この地下通路は以前は地下駐車場だった空間を地下通路へと改築されました。そのため大変スペースに余裕がある構造になっています。2004年3月に隣接して建っている新丸の内ビルの工事に合わせて地下通路も整備されました。




「行幸地下スクエア」。行幸通りと行幸地下通路は丸の内ビルと新丸の内ビルの二つの高層ビルに挟まれるように設置されており、行幸地下通路から二つのビルへアクセスすることができるようになっています。




途中で振り返って二重橋前駅方面を撮影してみました。地下駐車場の名残なのか、大きな太い柱が何本も並んでいます。




日中の時間帯は閑散としていますが、朝や夕刻の時間帯は通勤客でにぎわうそうです。




造形物だけではなく絵画も展示してありました。




行幸地下通路はもともと地下駐車場を再整備して造られたので、丸の内側で段差が造られています。エスカレーターとエレベーターが完備されているので、バリアフリー対策は大丈夫です。




段差の前から振り返って撮影した行幸地下通路の全景です。




階段を下りた先では作品展の説明を受けるコーナーが設置されていました。




行幸地下通路の入り口周辺は、丸の内ビルや新丸の内ビルの地下のエントランスに面した場所になっているので、人通りが多いです。




段差付近の階段の周りは巨大な地下空間みたいになっています。




JR東京駅や地下鉄丸ノ内線東京駅周辺の地下通路は2002年の丸の内ビル開業、2007年の新丸の内ビル開業によってその面積が急激に広がりました。




丸の内ビルの地下通路へ向かってみたいと思います。




地下鉄丸ノ内線東京駅の改札口側から撮影した行幸地下通路です。




丸の内ビルが完成してから今年で10年目を迎えます。その記念イベントが丸の内ビルでいろいろ開催されています。




この次はJPタワーの地下エントランスへ向かいます。

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丸の内の地下の散策:行幸地下通路とアートアワードトーキョー丸の内2012(1)

2012年05月22日 17時39分17秒 | 東京駅周辺


東京都道404号皇居前東京停車場線、通称「行幸通り」は東京駅の丸の内の駅前広場から皇居の和田倉門まで一直線に伸びている大通りです。行幸通りの地下には「行幸地下通路」と呼ばれている地下道が2007年4月27日に交通解放され、丸の内周辺の地下の行き来が便利になりました。




行幸通りの両側の車道の間にある歩道兼馬車道の隅にある建屋かららせん階段を下りると行幸地下通通路にアクセスすることができます。行幸通りの地下部分は二層構造になっていて、地下一層目は地下通路、地下二層目は「丸の内中央パーキング」という地下駐車場が設置されています。




らせん階段の踊り場からスイングドアを開けて地下通路のエリアに入ります。このドアは深夜の時間帯は施錠されているという案内か書いてありました。




行幸地下通路は単なる無機質な地下通路ではなく、通路の両側約220メートルにガラスショーケースが設置され、「行幸地下ギャラリー」として様々な展示が行われています。




行幸地下通路は地上部の行幸通りの真下に設置されています。この地下通路の完成によって東京駅の丸の内から二重橋方面へアクセスが容易になりました。東京駅の地下から東京地下鉄千代田線二重橋前駅や都営地下鉄三田線大手町駅へ向かう際には、以前と比較すると最短距離で行けるようになりました。




普段の行幸地下ギャラリーは常設展示として丸の内の歴史などを写真パネルで展示するコーナーとなっていますが、散策時には特別展示が実施されていました。




「アートアワードトーキョー丸の内2012」。専用ホームページの説明によると、若手アーティストの発掘・育成を目的に開催されている展覧会で、今年で第6回目を迎えるそうです。2012年4月28日から5月27日まで開催されています。




東京のように多くの文化人が活動している大都市になると、毎日のようにどこかの美術館などで展覧会が開催されていますが、ここでは無料で鑑賞できるというのが魅力的です。




一年前の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)発生後しばらくはここ行幸地下通路も節電によって薄暗かったのですが、半年くらいたってようやく元に戻りました。去年の節電によってわかったことは、東京という町の過剰ともいえるほどの明るさ(電気的な意味)というのは、消費意欲というものを高めるのにすごく重要であるということでした。薄暗い町だと買い物する意欲もなくなってしまいます。




ガラスショーケースの中の作品を見歩きながら、気になったものを写真に撮っていくことにしました。




行幸地下通路は開通して約5年ほどたってますが、まだ交通量が増えていません。




花びらをイメージした作品なのでしょうか?




しばらく歩くと、地下通路のガラスケースに配置されている作品の説明図を発見しました。




しばらく見入ってしまいました…。




この地下通路の奥には東京地下鉄丸ノ内線東京駅や、JRの東京駅八重洲地下中央改札口があります。

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豪雨の東京:豪雨の東京駅丸の内駅舎

2012年05月16日 11時23分41秒 | 東京駅周辺


平日の午後3時過ぎの豪雨の東京駅丸の内口にやってきました。丸の内駅舎の復原工事や周辺部の整備工事が現在は佳境に入っており、大雨が降りしきる中でも工事は行われていました。JPタワー正面玄関前から撮影した丸の内の駅前広場です。




JR東京駅の八重洲地下中央口の改札口から地下通路を南側へ歩いて行くと真新しい地下通路が完成していました。奥にはJPタワーの地下入り口が完成しており、東京駅から地下を歩いて直接JPタワーへ行くことができるようになっています。




養生ネットが全面的に外された東京駅の丸の内駅舎。JPタワー前から撮影してみました。




駅舎そのものの復原工事は終わっていますが、現在は内装工事や駅舎周辺部の整備が実施されています。現在は資材置き場となっている駅前広場も今後は縮小されていくでしょう。




今までは南ドームや北ドームの入り口の上部に屋根が取り付けられていましたが、現在は復原工事に伴って外されています。




2006年3月31日に営業を休止している東京ステーションホテルは今年2012年10月3日に営業を再開します。




豪雨の中霞んでしまっている丸の内の高層ビル群。




東京駅八重洲口側のグラン東京ノースタワー、丸の内トラストタワーも霞んでいました。




ついに全貌が見えた丸の内の復原駅舎。雨に濡れている赤レンガの壁面がすごく新鮮です。




日本生命丸の内ビル前からズームで撮影した中央改札口方面です。




復原工事の完成予想図を見てみると、北側ドームの手前にある建物も撤去されるようです。




駅舎の壁面をズームで撮影してみると、3階部分の壁面が新しい赤レンガで構成されているのがわかります。




丸の内オアゾ前から撮影してみました。駅舎の南側には「ウイング部」と呼ばれている建屋がありますが。北側にはそれがないのが特徴です。




撮影を終え帰ろうと北側ドームへ入った瞬間上を見上げて少し感動しました。創建当時の装飾の復原が行われているドームの内側を初めて見ることができました。




最後にJR中央快速線橋上ホームの上から撮影した北側ドームです。

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2012.4東京スカイツリー:JR錦糸町駅前から撮影したスカイツリー

2012年05月14日 14時55分49秒 | スカイツリー・墨田


東京都墨田区JR錦糸町駅北側にある「東武ホテルレバント東京」のメインエントランス前。都心部から千葉方面へ帰るのに私は総武本線をよく使いますが、浅草橋~錦糸町間を走行する際にいつも車窓からスカイツリーを眺めています。4月の快晴の天気の日に錦糸町駅で途中下車してホテルの入り口の前にある階段にやってきました。




墨田区や墨田川を挟んだ対岸側の台東区界隈においてスカイツリーを撮影できる場所は数え切れないほどありますが、私「緑」が一番気に入っている撮影場所がここです。「東京スカイツリータウン」は2012年5月22日に開業します。これまで多方面から集まってくる鉄道のジャンクション的存在(それ以上でもそれ以下でもない)であった業平橋・押上が、今後は東京東部における新しい集客能力を持つ街の性格を持つようになります。




4月下旬の時点のスカイツリー、地上デジタル放送アンテナを搭載しているゲイン搭はまだ養生ネットに覆われたままになっています。




東武ホテルレバント東京前から北へまっすぐに伸びている一方通行の道路を北へ歩いて行くとスカイツリーまで到着することができます。




スカイツリーのすぐ近くまで近づいてから撮影してみました。

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