ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

萩が見れるぞ~♪

2007年10月10日 | ガーデン
10月~もお月見~で萩が見れるぞ~♪ 見れる見れる見れるぞ~♪ 萩が見れるぞ~♪

ということで。お江戸の萩寺を尋ねてまいりました。亀戸七福神のひとつ、龍眼寺さんです。
こじんまりとしたお寺ですが、江戸時代に描かれた「江戸名所図会」にも当時のお庭の様子が載っているほど、昔から人気のあったところだそうです。


入口すぐ。ノボタンの使い方がなんとも素敵です!アセビとヒガンバナとのバランスがいい!


まあっ、おちゃめな布袋さん…って、そうか、ここ布袋さんのお寺だった…


萩はもちろん素敵なんだけど、やっぱりアクセントのノボタンが効いてる!この使い方、いいなあ~!(クリックで拡大できます)

じつは庭主、昔富岡八幡宮の花市でノボタンを買った時、小さな部屋に持って帰ってみたら案外花も葉っぱもいかつく見えて、以来どうも野暮ったい気がして好きではなかったのです。

こういう空間のとれるところで大きく育てると、本当に素敵なんだなあ~。やっぱりどんな花でも、あるべき姿に育ったものは美しいんだなあ。う~、うっとり。


でも、やっぱり主役は萩。


白萩が優雅です。


このススキとのラインの対比がまたいい!


花も葉っぱも細かいふわっとした萩の雰囲気を、うまくノボタンやカンナ、コルチカムなどの強い色の洋花を使って引き締めているな~、と思いました。

灯籠や手水鉢、歌碑などの点景物も、本当はひとつの庭に入れるには多すぎるんだけど。
ここでは枝垂れ桜やススキ、萩の枝がちょうど「ガーデンルーム」のようにさりげない間仕切りとなっていて、一方を見た時にうまく他方が隠れて気にならないのです。

難を言えば、池の上や梅の枝に鳥除けのテグスやCDがぶら下がっているのがちょっと残念でしたけれども。
それでも、そぞろ歩くのが楽しい、なかなかテクニカルなお庭でございました。

☆今日のちび庭気温:夜温20℃。急げっ!明日は種蒔きだっ!!!(^^;)


ふじのうみ

2007年10月10日 | ノンジャンル
先日、通りすがりの亀戸天神さん。


おおっ!藤棚がみごと!こんなにすごかったっけ!


こちら側も。


さらにぐるっと、お池の周りまで。

以前、フジの花を見に来た時は、あまりのフジの花房の見事さと人の多さに圧倒されていた記憶がありますが。
葉っぱだけでもなかなか壮観ですね。

どうやって剪定されているのか?と覗き込んでみましたが、残念ながら内側まではよく観察できませんでした。でも、さすがに形よく良く整えられていますよね。

庭主が仕事で剪定した公園の藤棚は、隣の木によじ登ったり、つるが何本も団子のように絡まったり、根がコンクリの枠を脱走して数m先で芽吹いたり、等等、どれも怪獣のように(?)暴れまくっていましたもの…。(そして、必ず足下で「もっと切れ」「切るな」と、外野陣の論議が始まり…風のうわさでは、どうやら今年もその儀式は継承されたらしい…。)


また、春になったら藤を見にこなくっちゃ!

☆今日のちび庭気温:夜温20℃。風邪にご注意!(^_^)