気になって、調べてしまいました。ウィリアム王子とキャサリン妃の婚礼の、ウエストミンスター寺院の中のデコレーションについて。
ん~と、いくつかの記事をまとめてみますと、
聖堂の中に飾られた木は、20フィート(≒6m)の木が8本。内分けは6本のfield maples (Acer campestre 和名:コブカエデ)と2本の hornbeams (Carpinus betulus 和名:セイヨウシデ)。コブカエデは謙遜と蓄えを、シデは弾力性を象徴するそうです。
両方とも式が終わった後は、チャールズ皇太子のハイグローブの私邸の美しい庭に植えられるようです。低木や切り花も、チャリティーに使われたり、もう一度植え込まれたりするそうですね。
その他低木としては、つつじ、ぶな、トウダイグサ、ツタ、ライラック、マーテル( ビクトリア女王の結婚式以来、王の花嫁の花束にはマートルの小枝を含む伝統がある)、ツツジ類、バラ、藤などが使われたとか。
結婚式のテーマは、「控えめで、シンプルで、自然な」だそうです。
http://www.officialroyalwedding2011.org/blog/2011/April/26/Floral-Displays-in-the-Abbey-and-Buckingham-Palace
http://www.debretts.com/the-royal-wedding/ceremonial-and-pageantry/westminster-abbey/abbey-decorations.aspx
↓こちらは、木を搬入している様子。
http://news.yahoo.com/nphotos/Workers-carry-English-field-maple-tree-into-Westminster-Abbey-London/photo//110426/481/urn_publicid_ap_org8e33d6afe9a64f539854eae7d63fe8ce//s:/ap/20110426/ap_en_ot/eu_britain_royal_wedding
↓field mapleはこんな感じ。
http://www.english-country-garden.com/trees/field-maple.htm
http://treesandshrubs.about.com/b/2011/04/29/field-maples-and-hornbeams-star-at-the-royal-wedding.htm
↓これは教会の中の様子。
http://news.instyle.com/photo-gallery/?postgallery=52521#23
↓こちらはフラワーアレンジの様子。
http://www.officialroyalwedding2011.org/tag/homepage/page/5
↓こちらはブーケについての記事。
http://www.hollywoodlife.com/2011/04/29/royal-wedding-coverage-prince-william-kate-middleton-flower-bouquet/
http://www.officialroyalwedding2011.org/blog/2011/April/29/The-Lunchtime-Reception
↑上の記事の「ウェディングケーキの17の花飾り」については、次のように書いてありました。()内は庭主がつけた注。
ホワイト・ローズ-- イギリスの国家のシンボル
水仙--ウェールズの国家のシンボル、新しい始め
シャムロック--アイルランドの国家のシンボル (→シロツメクサなど、3つ葉の草の総称とか)
あざみ--スコットランドの国家のシンボル
ドングリ、Oak Leaf--強さ、辛抱
マーテル--愛
ツタ--夫婦愛、結婚
スズラン--甘味、謙遜
ローズ(婚礼)--幸福、愛。
スィートウィリアム--私の1つの微笑を承諾します。(→ビジョナデシコ)
スイカズラ--愛のきずな
アップルの花-- 好み、幸運
ホワイトヘザー--保護、Wishesは実現するでしょう。
ジャスミン(ホワイト)-- 感じの良さ
ひな菊--無実、美、簡単さ
オレンジの花--愛をこめて、結婚、神のFruitfulness
ラベンダー--強い愛着、献身、成功、および運。
http://www.officialroyalwedding2011.org/blog/2011/April/27/Flowers-at-the-Abbey
すてきですね~。
☆今日のちび庭気温:12~23℃ 今日は園芸日和でしたね~。ホームセンターも苗がいっぱいで楽しいです。(^_^)