ちび庭日記

借り家住まいのちいさな庭の植物達を中心に、身近に感じたことを載せてゆければいいな~と思っています…(^_^)。

エンドウの植え付け

2011年11月06日 | ガーデン
ちょっと早い気もしますが。
デカ畑にさやえんどう&グリーンピースの苗を植えました。
この苗は、5×5のセルトレーに種(豆)を2粒ずつ植えて発芽させたもの。

株間はかなり適当。あ~、先に植え穴に水を注いでおくんだったね。まあ、雨が降るからいいや。


こぼれ種のダールベルグデイジー(Thymophylla tenuiloba)が、ますますきれいに咲いています。ほんと、かわいいです。


こちらはチャイブ。可憐な花ですね。ひとつかじってみたら、しっかりネギの味がしました。
この花も、お料理に使えるそうですよ。
ちなみに、隣に咲いてるルッコラセルバティコの花をかじってみたら、甘くて花のよい香りがしました。胡麻の香りの葉っぱからは想像ができない…。ので、ちょっとおひたしに入れてみました。


こちらは…ガーリックチャイブ…だったかな?もうずいぶん前に白い花が咲いて、今は黒い種ができています。


控えめですが、ラベンダーが咲いてます。秋にも咲くんですねえ。気温で咲くんでしょうか。


サルビアレウカンサも、台風からここまで復活。花数は少ないけど、畑が明るくなりますね。


さて、畑からの帰り道。かわいいガーデンでしょ?

いえいえ、緑の生け垣からこちらはただの川の土手の草むら。
夏場の草刈りのおかげで、グラスとセイタカアワダチソウがかわいい丈に育っています。

そのむこうのキミガヨラン(Yucca gloriosa)も、春先に根元からカットされたにもかかわらず、花が咲くまでに育っている!!!伐採された時は残念におもったけど、そんなに生命力あったんだ~。

夏はここがきれいさっぱり草刈りされて裸地だったなんて、思えないでしょ!これぞ「メドゥ・ガーデン」よね。

この川の土手には、ヨシやらススキやらその他諸々、いろんなグラス類が群生してそれぞれに美しい穂を見せてくれるのが楽しいです。草刈りする人は大変だけどね~。

☆今日のちび庭気温:13~20℃ 今日は雨でしたね。鉢上げした実生苗に苔を張ってみました。グレードアップかな。(^^;)






元気になってね。

2011年11月04日 | 栽培
うちの鬱金桜ちゃん。2006年5月に京都のちび庭に来てから、かれこれ5年半。
2008年の11月に8号鉢から10号鉢へ植え替えたのでしたが。

今年は夏の暑さが効いたのか、8月頃から葉っぱがすっかり弱ってしまった。
そろそろ根詰まりか、それとも。鉢からはみ出した根っこに気になるコブが。

去年、根っこが鉢から脱走していたので、ぷっつり切ったのよね~。とくに癒合剤も塗らなかったからな~。やっちゃったか?


とりあえず、鉢から抜いてみる。…おもったより、根っこが張ってない。もっとカンカンかと思ったんだけど。


細根が少ないな~。したの白い四角いのは、鉢底石のかわりにいれた、発泡スチロールのかけら。
土もそれほどひどくなさそう。ミミズがいっぱい出てきました。


土をほどくと大きなコブが。あ~。やっぱりコントウガンシュ病がでている。根系もずいぶん小さい。
とりあえず、清潔なハサミで、コブよりかなり上を切って癒合剤を塗る。
土は全部落として新しい清潔な土に入れ替え。復活してくれるといいけど。

あとで調べてみると、コントウガンシュの菌は案外強力らしい。宿主がいなくても3年くらい土の中で生き続け、51℃でようやく死滅するのだとか。殺菌剤に浸すのもアリだが、切り口を火であぶっておくと再発がほとんどなかったとの情報も。しまった、先に調べとくんだった。

まあ、様子を見るですね~。
確かに鉢からはみ出た根っこを切りっぱなしにしたのが大きかったと思うんだけど、さらに、そのすぐ隣に置いた小町バラちゃんが、もともとガンシュ病を持ってたのよね~。
それでも小町バラもかれこれ8年ほど、弱ることなくぜんぜん平気でいるので、まったく問題視してなかったんだけど。

いかんです。他のバラにうつしちゃ。近づけないようにしよおっと。

さて、問題です。この鬱金桜ちゃんの鉢の隣に、なんと実生の桜が、鬱金ちゃんと同じぐらいの高さに育ってきている(さすが地植えは早いね…)。見つけた時はまだ膝丈で、落葉したら根回し→そのうち鉢上げと思っていたのだけれど。

ここで根回し(移植前の準備に、根を切って細根を増やしておくこと)をすると…いままで鬱金鉢から垂れ流されたガンシュ菌が早速取り付くのではないか…。どうしたものか。

しかたがない。根回しは省略して、ダイレクト鉢上げ&消毒しかないね(だれだ、植えっ放しがいいってごねるやつは。借り庭なんだから…)。冷えるのヤだから寒くならないうちにやりたいけどこっちは葉がまだ青々。にゃ~。こまっちゃうわねえ~。

丸の内ガーデニングショー続き×3

2011年11月04日 | ガーデン
時間が経ってしまいましたが。
丸の内仲通ガーデニングショー2011続きです。


こちらは鎮守の森を表しているそうです。


故郷の小さな神社の雰囲気を思い出して、こちらもなかなか気に入りました。


真っ赤な紅葉にくるまれた、あの森の小さな神社は、今はもうすっかり開発されて面影がないのですが。
そうそう。こんな秋の日がよく似合う場所だった…。
岐阜からの施工は大変だったでしょうね。


そしてこちら。おおっ!石垣!
石垣といえば穴太(あのう)積み。穴太積みといえば庭主の実家の近江の国に名を馳せる大津坂本。
あら、やっぱり、滋賀の造園屋さんなのね。うれし~。


石垣フェチの庭主としては、この角のシャープさと優雅なカーブがたまりません。
うわ~!一度積んでみた~い!!!
そういえば、京都でお世話になった親方も石積み好きな方でした。お家の裏山がガウディのようになっていた…。
私がやったのは、腐葉土を入れた土嚢を積み上げることぐらいがせいぜいでしたが。


三和土もツボです。かわいい…。うあ~、三和土やりた~い。ちび庭が借り庭じゃなけりゃあやっちゃってるね。


うあ~。このかんじ、ほんとツボです。実に楽しそうだ…。
いえ、すごい技術だと思います。どうやってこのカーブをそろえるんでしょうね…。まして、この木を美しく納めるには…。いつか、「石の声を聞いて」みたいものだと思います。…まあ、そんな機会はまずないでしょうが。

いやいや、全部ご紹介できたわけではありませんが、今年はほんと、見応えがあって楽しゅうございました。
それにしても、緑のある街角、いいですよね。
来年は全国都市緑化フェアが東京であるそうです。もっと見所が増えるでしょうか。たのしみ~。

☆今日のちび庭気温:13~20℃ 育苗速度を上げるべく、ポリ袋と竹で簡易温室をつくりました。ちょっとは効果があるとよいですが。(^^;)