晩秋

ようやく気温が平年並みになって来た、自分は季節が秋から冬に向うこの頃が好きな頃だ、紅葉が根元に織り敷いた様な公園の景色も殆ど梢だけになった景色も好きで長々と伸びたその影も絵になる、
時間が有るとベンチで暫く陽に当たって居る事も有る、そんな時は本を見るでもなく音楽を聴くでもなく唯々ぼんやりと空や梢や枯れた芝などを眺めている、
しかし最近東京に雪が降らないな、２０年位前までは交通に影響が出るような積雪が年に何度かあった物だが、
雪国の人達からすると笑い話かも知れないが数センチ積もったら大抵車がスタックしていた、
その頃使っていた車は今で言うRVで四輪駆動だったので走るのは問題ないのだがやはり停止距離が長くなるので神経は使う、バスは必ずチェーンを巻いて走っていたが明け方までに止んでしまうと日が昇ると直ぐに幹線道路に雪は無くなってしまい音が気になるのとタイヤが傷むのであまり使わなかった、その頃からゴムの滑り止めが出て来て大抵はゴム製を使っていたが都内で使って走る車はあまり無く、車を出さないで雪が消えるのを待つ事が殆どだった、
問題は路地や細い道路で幹線は乾いているが路地に入るとまだ殆ど残っていると言う事が多く、一晩過ぎると解けた雪がそのまま凍ってしまい歩くのに苦労する事になる、
新聞やテレビで必ず滑って骨折と言ったニュースも流れていた、
私は遠州の生まれなので実は雪の景色が好きで結構ワクワクしたものだったがいい歳をして余りはしゃぐのも出来ないので「参ったね」と話はあわせていたが天気予報で「今夜から明日に掛けて東京は１０ｃｍ程度の積雪が・・」と言うニュースを聞きながら(もう少し積もらないかな）などと思ったものである、恐らく孫達は都内に雪の積もった景色を見ていないはずだがやはり温暖化の影響なんだろうか、気温がマイナスになることは殆ど無い。
ダイエットの為に雨以外は歩いているがこの季節にも花がある、植込みも毎年新顔が出て来てやはり流行の様な物がある様だ

この花は最近よく見かけるが名前を知らない、去年頃から増えてきた
蔓性で１～２ｍ位の高さになる様だ

緋色は少々派手な感じ


保育園の入り口付近に背の高い木の枝に生っている、ヤマモモかと思ったが近くに行ったら全く違う実だった、
直径は１ｃｍ位

形はまるで機雷の様な形で触っていないが硬そうだ