タイの水害の後遺症に援助を

タイの洪水被害がまだ広がっている、彼此一ヶ月間も被害は増大し続けているが平地の少ない日本では凡そ考えられない災害だ、基本的にあの地域は海抜以下の土地と言うことだろうか、
一ヶ月間で全く手が打てないでと言うのも我々では少々理解がし難い災害だ、
工業団地が水没した事で日本の経済にも影響が出始めているが被害のあるなしに関わらず日本は最大の援助をする必要があるだろう、此れだけ日本の産業に影響すると言うことはそれだけ貢献していただいていたと言う事になる筈だ。
この水も徐々に引いて行く訳だが問題は有る程度まで水が引けた時の衛生状態だろうと思う、
現状路面から１ｍ以上の水位があり、かなりの流れが有るのだが都市の下水施設は全て地表下にある、最後に残る水はその汚水を含んだ水である事は想像に難くない、
トイレと汚水の水路が最後に残り、空気と触れ合うとおそらく異臭と複数の病原菌が発生する、
今は水没状況がニュースになっているが近々にこの問題が表れてくることは間違いないだろう
日本は出来るだけこの問題に対処する方向で協力する必要があるだろう
3月１１日の被災地ではまだこの問題が取り残されている、暑い夏をやっと過ぎて多少は収まった様だが真夏の蝿と異臭は被災者の人達を苦しめた、しかしタイの被災地は水害である、雑菌と異臭はこの比ではないだろうと思う、スケジュールを見極めて防疫の準備を進めた援助を期待する