梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

国政にはうんざりだが

2012-02-13 16:13:36 | 雑記
橋下大阪市長の動向が新聞をにぎわせている、大変な勢いの様だが今ひとつ釈然としない感じは否めない、何処がどうと言う程彼の政治信条や方針を熟読した訳ではない、多くの若者が彼を支持していると言うのだからそれなりの説得力はあるのだろう、しかし一部で燻り出したように独善独断といった印象が強い、
確かに八方丸く収まると言う様な政治は無理だし、其れこそ何もしないとの同じになる、しかし聞く耳持たずと言うスタイルはどうも危険な感じがする、いや彼はそれなりに考え自分の口で自分の意見を唱え批判も恐らく承知の上で推進しているのだろう、結果が出なければ傷を負い責任を負わされる(日本の官僚は責任は負わない、当然施政の責任は評価と言う責任を負わされるが其れは承知の上だろう)しかし橋下式の政治体制が大きく伸びるとなると今まで「若造が、出来るわけはない、言っていることがおかしい」といっていた連中が掌を返すように擦り寄ってゆく、
そして今まで何の意見も出さなかった連中が正しく付和雷同で周りに集まってゆく、その声は大きくとも決して庶民レベルの声とイコールでは無い、その大半は「橋下政治に賛同すれば今後良い眼が見られる」と言った連中であろうと思われる、
マスコミの論調も「橋下塾が圧勝」となったとたん彼の代弁者に変ってしまう、タレントを辞めて政治を目指したと言う頃からずっと同じ論調のマスコミと言う物が有っただろうか、
「機を見るに敏」と言うのは記者の眼ではなく商売人の眼だろう、確かに最初持った印象、評価が後に違っていたと言う事もあるだろう、「君子豹変す」と言うほど今の記者達が「君子」だとはとても思えない、
まあ、大阪の地方自治の問題は彼らが選んだ首長が行う事だから此方は傍観者だ、その結果がよければ他方も見習う事は重要だが今の状況で付和雷同で此方の自治が動くのには懸念がある、まあ我が都知事様はプライドの高い方なのでそのまま踏襲するような事は無いだろうが其れはそれで少し懸念は有る