梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

恥と言う文化は既に形骸化、老若男女に

2013-08-08 16:31:40 | 雑記
電車や駅、喫茶店など何処でも構わずだが何でこんなに今の女性ははしたなくなったのか、外国人のアンケートでも見苦しい日本のマナーのトップになって来た、
中国のマナーの悪さが取り沙汰されているがこの様な話は聞かない、我々の世代までは女性の化粧する姿は亭主にも見せないと言うのが常識だったのだが剃れど頃の話ではない、
電車に乗ってからずっと化粧(今はメークと言うのか)をしていて降りた時には全く別の顔で降りて行ったなどと言う話は珍しくも無い、
公の場と言う言葉は既に死語になったのだろうか、通勤通学の電車で飲み物とパンを持って普通に食事をする、最近は年配の女性にも見られるようになって来た、
高校生位の男子は時折居るが其れも大抵運動クラブの帰り位で社会人になったと思われる男性には余り見られない、特に勤めをしている様な人々では先ず見ないだろう、
しかし前述の若い女性は見るからに何処かに勤めていると思われる身なりで出勤時間に化粧をする、高校生位と見られる女性に電車で何かを食べている事が多い、
嗜みとか躾とか言う概念は今の女性から無くなったのだろうか、礼節と言う言葉は別に気取った言葉ではなく文化そのものである、周りの人々が不快に感じる事は慎むべきだと言うのは多くの人間が互いに交錯しながら生きてゆかなければならない人間社会の知恵でありルールだろう、特に狭い場所に多くの人間が生活している都会においては法律以前のルールとして礼節と言う物がある、
「嫌なら見なきゃいいだろう」と言うのは傲慢と言う物で五感を使って生活している人間社会ではどうしても見たくなくとも眼に入る、この程度は法律で縛らなくとも普通に皆が見につけているべき事だろう、迷惑条例と言う法律の言葉を見れば充分に解りだろう、
「何処まで許されるか」と言う事は「何処まで耐えられるか」と言う事とイコールではない、耐え切れなく為ったら争いになる、法律は堪えられなくなった時の為に平均的なそれこそ最大公約数的なルールを敷いているが此処までくれば罰則をかけると言うのが法律である、争いは何のプラスももたらさない、自分がされたら嫌なことはしないと言うのは最低のルールで自分は平気でも他人は平気ではない事が多々ある、
酒の飲めない人に飲める人が親切で酒を勧めてもそれは下戸には迷惑なだけだし、辛党の人に甘党の人が親切で甘い菓子を進めてもこれも拷問に近い、
こんな事は普通に身に着けていた筈なのだが今の日本人は何処に落として来たのだろうか、
本当に少数なのかも知れないが堂々とやっているのを見ていると子供達にどう言う影響を与えるか、世界から「低級な民族」として認識されるんじゃないかと不安で仕方がない