梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

COP26雑感

2021-11-21 13:36:15 | 雑記
地球温暖化対策が後退したと環境活動家や環境団体は過激な発言をしている
“過激な環境活動家や環境団体はCOP26での合意内容を手緩いと批判している。スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリ氏はその急先鋒だ。とはいえ、もともと彼らは過激な主張に終始しており、実現可能性が高い対案を提示しているわけではない。急激な変化に伴う摩擦の問題に関しては、無責任な立場からの発言に終始する。”
ガソリンは使うな、石炭火力は即刻停止しろと言う様な事を言っているが上記の様に現実性は難しいだろう、
「環境変化前の生活に戻るべきだ」と言うが彼らがその生活に甘んじる事が出来るとは思えない、
無論此のまま平均気温が1.5度上昇したら今以上に異常気象は頻発し南極の氷が溶け海面上昇を招く(実際には溶けた氷の容積と言うより温度膨張による事の影響の方が大きいらしい)
CO2排出は減少させなければならない事は間違いないと専門家はいう
しかし、現在のエネルギー消費を抑えたら急激に変化前の大気状況になるのかと言えばそれは違うだろう。
問題の根源は人間の数、人口爆発による人と言う生命体の極端な増加にある
それによって食料が不足し、対応するためのエネルギーが必要となった為だ

西歴暦元年には 1億人だった人口が1000年には2億人、1500年には5億人、1900年には15億人、そして現在70億人と爆発的に増加しています(2011年10月現在)Wiki

環境に対する負荷を元に戻すとすれば17世紀の産業革命時代まで人口を下げなければ「耐えなければならない生活」どころか食料を確保する事すら難しい、
70億人の生命維持カロリーベースで考えても確保→集荷→配分→加工と言うプロセスだけでも相当なエネルギーは必要となる、
だからと言って手をこまねいている訳にはいかないのは解るが過激な空論を叫んでも実質的な対応は出来ない
第一人間の呼吸だけでもヒトは、安静時でも1分間に300mLの酸素を必要とするそうだ、実際にその中から二酸化炭素になって出てくるのは30ml程度の様だが
30×60×24=43,200(43L)×70億が人間自体が1日でCo2を出している事になる、牛のゲップの比ではない、(こっちはメタンだが)
植物がどの程度までCO2を吸収してくれるのか動植物のバランスを大きく変えてしまったのは間違いなく人間だが今一気にそれを調整するとなれば55億人を削減しなければならない事になる、
人口を17世紀前半にするとなればまず北米大陸とオーストラリアの白人は全てゼロにしなければならない、
ネイティブアメリカンとアボリジニだけなら充分自然と共存できたはずだ、
経済先進国は少子化の流れで超高齢化社会になっている、日本で言えば恐らく後30年も待たず人口は今の7割位になるだろう
我々団塊世代が消滅するまで現役世代はかなり苦労するだろうが団塊世代が稼ぎ出した資産は一部の連中だが充分食いつぶせるだけの量がある、
再分配の方法を模索しなければならないが中枢に座るのはこの一部の連中になるだろう
しかし、今までの様に「生さず殺さず」を続けられるほど経済は廻るまい
企業をまず救うとしても労働力は維持できないレベルにさがる
今の政財官は団塊の世代だが自分達に危機感はあるまい、しかし間違いなくその時代は終了する