梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

バスで席を譲られたが

2018-02-26 10:26:29 | 雑記
日曜日、朝食をジョナサンで済まそうとバスに乗った、
毎週休みの日は娘と朝食をとる、珍しくバスは混雑していて座席が無かった、
中頃に移動して私がつり革を持ち女房がその手につかまる、
女房の前に座っていた女性が女房を見て「どうぞ」と立ち上がったので私が
「大丈夫ですから」と言ったがそのまま椅子を立ってくれたが
申し訳ないがどう見ても我々より高齢に見える、何とか大まけをしても60代の後半にしか見えない、
女房も目を合わせないで座る事も無い、丁度二人が隣り合わせに立ったので改めて見比べたのだが欲目ではなく我が妻の方が若く見える、
まあ古希だから「若く見える」と言うのは語弊が有るが女房はスリムのデニムに明るいグレーのニットコートでセーターも明るい色だし腰も背中も曲がっていない、
一方立ち上がった女性は茶系のキルティングコートで髪は明るい茶色に染めているがやや蓬髪である、
背中が若干前に曲がっていてやはりどう見ても我々が立たせて座るには違和感が有る、
結局終点までその椅子は空いたままだったが降りてから夫婦で「そんなに老人に見えたか?」「ちょっとむっとした」と話したのだが「むっとしたのは向こうもだね」ともはなしたのだが
4~5年前に席を譲られた時は(そんな歳になったか)と思いながらも譲ってくれたのは高校生くらいの男の子だったので「有難う」と素直に座りその後も何度か譲られる事も有ったが譲る方の年齢は精々40代まで、大抵は30歳以下である、
逆に我々が譲る事も何度もある、それは立っているのも乗り込んだ後の動作も不自由のように見受けられる方々だから自然にそうなる、
しかし同年以上に見受けられる方から席を譲られたのは流石に初めてであのまま座っても何とも居住まいが悪いだろう、
しかし考えれば当人には(自分は元気だから年寄りに席を譲ったのになんて頑固で失礼な)と考える事は間違いないだろうな、
しかし、である、あの状態で有難うございますと椅子に座る気にはならなかった、
我々の人間が小さいのかね、そうだとしても同年配に気を使われる様な事は出来ないね
精々見た目を少しでも若く体を鍛えなければと夫婦で確認した次第、
漱石先生の草枕ではないが「とかく世間は住みにくい」である

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