ハワイマウイ島で大規模な火災が起きた
確認できた死者数は110人以上だが行方不明者は1300人に上ると言う
報道写真を見ると焼け野原となった町の様子は奇しくも半月後に来る震災の日
100年前の関東大震災の様子とよく似ている
此方の被害はおよそ100倍の11万人の被害が出た
密集した都市文化も大自然の前にはあっという間に灰燼に帰してしまう
密集した家屋と文明のエネルギーの相乗効果は古代では起きない被害をもたらしてしまう
しかしこの風景、写真はもう一つ思い出すものが有る
昭和20年3月10日の東京大空襲の被害写真だ、
此方も一夜にして10万人以上の死者を出す大災害だがこれは自然災害ではない
一般生活者を炎で包み込んで虐殺すると言う明確な意図をもって行われた人災、と言うより殺戮である、
因みに見出し写真は長崎の原爆被災写真である
マウイ島では災害時にサイレンを鳴らさなかった消防署長が(個人的理由でだが)責任を取らされた
しかし、これを命じた軍人は恐らく「英雄」だろう事は想像に難くない
大自然の災害は悲劇だが戦争の災害は戦果である
同じ様に普通の人間が一夜にして10万人も命を失う事が当たり前の様に行われる
それが戦争と言う事だ
戦争に勝つ努力をする前に戦争にならない努力をしなければならない
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