梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

孤独死の一助になれば

2018-10-22 10:40:42 | 雑記

10何年も前にこんなものを作りました
資金も営業力もなくそのままになってしまったのですが未だに「最近見掛けないので警察に連絡したら死後数週間が・・」などと言う意地を見かける
廻りでも気にはしていた様だがプライバシーの問題もあり「此処暫く見ていない」と言う事になると大抵手遅れになっている
人は食べられなくとも未だ生き続けるが排泄が出来なくなれば、或いはトイレにも行けなく慣れがかなり危険な状態だろう
コストはそれ程かからないので役所で設置する事が良いだろうと思う
広告で別居中の家族にポットにセンサーが付いていて電話をすると言うものが有ったがそもそも孤独死の場合は身寄りすらないケースがほとんどだ
赤ランプがついた時点で警察が介入するのがベストではないだろうかクラウドファンディングでもやってみようか
取敢えず未だ私には女房が要るのだが本人との約束であいつを先に送り出さなければならない
そうなってから子供と一緒に暮らすなんぞは出来る訳も無いし自分も嫌だ
廻りには迷惑かもしれないが干からびてから見つけるよりはまだましだろう
子供は「親父は一人でも平気そうだから」と言うがやってみないと解らない、
15で東京に出て来てから36歳まで一人で生きてきたから慣れてはいると思うがそれから35年も女房子供と暮らして来たから結構利くかもしれないな、
まあ考えてもしようがない、自分の為と言うより孤独死防止の一助になればと災害の避難住宅で多く見られるので早い時期に気が付けば助かる命もあるんではないかと揚げてみました


孫と中華街とハンチング帽

2018-10-17 09:55:34 | 雑記
久しぶりに息子と孫が来た、
娘の孫は既に18歳と22歳になるので可愛いと言う時期はとっくに過ぎている、
6年生になると言っても小学生は未だ未だ可愛い、
しかしこの位の年齢だと何処に行っていいのか解らない、動物が好きで水族館や動物園に行っていたが流石にそういう年齢でもない、
息子の方は「深大寺に蕎麦でも食いに行こうか」と言うがこれも小学生にはどうかと思ったが本人は「この間長野に行って食べた蕎麦は腰が有って美味かった」と宣う、
嫁が「趣味が渋いんです」と言うが蕎麦だけ喰ってもみる所も寺ではと横浜中華街に行く事にする、
日曜の中華街なので覚悟はしていたがパーキングが無い、
やっと見つけたが金額が割増料金で時間1200円、3時間を越えたらそれ以上はとられないが酷い金額だ、
中華街も大変な人で殆ど思ったように歩けない、
長い行列があるがどうやらテレビ放送された中華まんじゅうらしい
「豚まんの最後尾はこちら!」と看板を持った人が叫んでいたが取りあえず落ち着いて食べられる所を探す、
2時間食べ放題と言う呼び込みに入る事にした、
此れもチラシは1600円と大きく朱書きしているがよく見ると下の方に「休日は2800円」と書かれていたのに気付いたのは座ってからだった、
まあそれでも孫君は「小籠包が好きだ」と喜んでくれた、
何と7人前(大人たちは幾つかつまんだが)を片付ける、一人前4個だから28個中大半は彼が食べたのには驚いた、
1時間少々、食事を終えて中華街から山下公園に向かう
途中に帽子屋があった、私は帽子と言うものは好きでは無いのだが今年の暑さには堪えた、
頭頂部が薄くなってきているので頭皮が熱い、
日除けに帽子が欲しかったが結局買わなかったのだが何となく気になっていた、
つい覗いてみる、
私の頭はいわゆる「逆でこ」で大抵売っている帽子は入らない、
野球帽やソフトなんかはとても似合わないのでハンチングはどうだろうとぶら下がっている奴で一番大きそうなやつを乗せてみるとちゃんと入るではないか、
女房と息子夫婦、孫にも聞いたら「良いんじゃないか」と言う事になって中学校の制帽依頼、海での麦藁帽子以外では初めて帽子を買った、
此れが女房に受けたので自分でもまんざらでもない気分になった、
女房にはそ知らぬふりをしたが会社に行って早速ネットで探してみた、
私は革製品が好きで皮の奴を色々見てみるが結構する、
(キャメルのスウェード系はどうだとか、黒も良いな、ブラウンも良い)とか見ているがはやはり乗せてみないとがっかりする事も多いだろう、
浅草橋でも見に行ってみようかと考えている、凝りそうだ
そう言えばかなり昔の歌謡曲に「僕は流しの運転手」と言うのが有ったな、
「意気にかぶった鳥打帽子、皮のジャンバーも似合うだろ」と言う歌詞だった、
女房は「鳥打帽子って言われるとね」とイメージが違うらしいが昔は鳥打帽子と言ってた、
今でも言うんだろうがショップではハンチング、きっとハンティングから来ているんだろう、

ストレスが犯罪の理由にはならない、唯のスケベ親父だ

2018-10-15 10:33:06 | 雑記
最近ニュースで犯罪動機の自己申告的に「仕事のストレスが云々」と言う事をよく見る
ウィキでは「ストレスとは、生活上のプレッシャーおよび、それを感じたときの感覚である」と書かれている、
生活上のプレッシャーとは何を指しているのか、簡単に言えば「不満」と言う事ではないのか、
「不満を減らすには物を増やすか欲を減らすか二つの方法がある」と言う言葉がある、
自分以外は親兄弟も含めて全て「他」である、
身の回りのこと全てが自分の思うとおりになると言う事はある訳はない、
その他の人も同じように「自分の思う通りにしたい」と考えているのだから
幼児期まで親の庇護下に暮らしていても遊び始めれば同様の子供達との世界が出来る、
自分と同じ「我」」のみの他とすり合わせなければならない
それを力で押し切るか、或いは押し切られる所から始め他を認識し、認める事を覚える、
それが「常態の世界」である事を知識としてより感覚として形成して幼児期に進む、
此処で「物を増やさないで欲を減らす」事を理解する、
しかしどう言う訳か最近の子供どころか大人達もこの感覚が未熟のように思える、
個人の自由と認めなければならない社会性な自己許容と言った感覚が非常に未熟な感じがする、
会社で仕事が上手くゆかない、上司に叱責される、同僚の目が気になる
学校で勉強が解らない、友人の目や声が気になる
それらは確かにプレッシャーでありそれがストレスだと言えば当然あるだろう
しかしそれは自分がどうにかしなければ解決する話ではない、廻りだって自分の事で手いっぱいだしましてや競争の中で競うのは当然だ、
まあそれでも個人差だ、それは仕方ない、百歩譲って「生活のストレスが云々」は認めよう、認めるしかない、
がである、仕事に、生活に「ストレスが有って」電車の中で隣の女の子を触ってどうしてストレスが発散されるんだ、
触られる方だって会社で嫌なことを我慢してそれこそストレスだらけだ
人のストレスの解消対象にされてはたまったもんではない、がそれ以前にエスカレーターでスカートの中をスマホで写すとか突然胸を触るとか、
ストレスとは全く関係ない、ただのスケベ親父でしかない、
問題はもっと深刻になるが「ストレスが爆発して手当たり次第に殴り掛かった」とか言う方が内容的には納得できる、
破廉恥漢が「ストレスが・・・」とか言うんじゃないよ、お前はただのスケベ親父だ


ちょっと不愉快な

2018-10-12 10:41:02 | 雑記
東京都で発行している「シルバーパス」と言うパスがある、
70歳を超えると発行され所得によって年間千円から2万円の個人負担で都内の殆どのバスと都営交通機関、神奈川交通バスがフリーになる、
今年の誕生日で70歳になったので早速手に入れて夫婦で使っているがこれは随分ありがたい、
おかげで事務所までの往復が大変助かっているし気が向くと乗継の散歩も楽しんでいる、
ある時女房が「京浜バスの運転手がこのパスを見ると他の乗客と態度が違うのよね」と言っていた、
自分ではあまり気になった事はなかったのだがついに先日あからさまに違う態度を受けた、
始発のバス停だったので私の前後にはかなりの乗客がいた、
運転手は一人ひとり「有難うございます」と言っていたのだが私のシルバーパスを一瞥したら視線を外してくだんの「有難うございます」を言わない
流れでそう言っていたのであからさまに「言わない」と分る態度である、
そして次の乗客から「有難うございます」を繰り返し始めた、
何も有難うございますと言われたいわけではない、大体京急バスの運転手は言わないどころかパスを見ているのか見ていないのか解らない様な輩が多い中まあいい方だと思う、
が、である、
シルバーパスは確かに自己負担は少ない、がタダで乗せているのではない筈だ、
どの程度か支払っているか解らないが「都が発行する」と言う事はバス会社にその分補助金を払っている事は間違いないだろう、出なければ「バス協会発行」と言う事になる、
第一会社が認めているパスが「特別割引」だから客扱いをしない処か迷惑顔をされる筋合いはない、
会社の内部意識かもしれないが個人差がある所を見ると運転手の感覚なんだろう、
本当に大したことではないが内心“ムッ”とする出来事だった、
おかげで晩酌の味が一段下がってしまった、こんな話を抓みにすれば更に不味くなる、
冷たいビールを飲んでくだらないテレビでも見て忘れる事にしよう

終身雇用制は無かった、これが大臣の発言では

2018-10-11 15:57:56 | 雑記
き方何とかという大臣(最近の大臣はやたらに名前が多い、個人名は忘れた)が
「昔は終身雇用制と言うのはなかった」と発言している、
大学の就職協定についての発言だが「日本には終身雇用制度は無かった」と言うのはどうだろう、
日本の職業形態は基本的に農業・漁業と流通小売りと言う商業だけで雇用と言う形態は殆ど無い、
武士と言う階級が言わば「終身雇用」に近い、が此れは就職するのではなく生まれた家系家禄で決まり大きな過誤が無ければそのまま続く訳だし基本的に経済活動とは無関係に近いので「職業」と言うには無理がある、
その他の農工商と言う訳だが職と言うより生活そのもので勤めて給料をもらうと言う形態ではない、基本独立採算か小作人と言う立場だがこれも給料と言う形式ではなく借りた土地で生産し地代として作物のほとんどを地主、豪農に収めると言う事だから雇用とは違う、
商業と言っても精々食料品と少々の衣料品の店舗位で後は行商である
仕入れて売ると言う形態だから誰かに雇われている訳ではない、
江戸時代には大店と言うのも出来て来るが此れも「丁稚奉公」で給料は年に二回藪入りに小遣いが渡される程度だ、
淘汰されて辞めて行くか暖簾分けをして自分の店を持つかである、
大工や鍛冶屋などは職人請負であり、単純仕事は単請負である、
これは恐らく他の国でも同じで産業革命で大量生産・大量消費が起きて初めて大規模工場と販売組織や運送業が成り立ち急激な経済発展を遂げた時に初めて「雇用」と言うシステムが発生した、
日本にこの形態が入って来たのは明治になってから、システムごと輸入したのだから運営は急激に進む、
その中で日本は「家・村」の統率システムを取り入れていったのだろう、
それが日本の経済システムの原型になり同時に「仲間」或いは「家族」制度に近い生産形態となり会社(社会)に貢献しその見返りとして子・孫の安定的な生活を補償して貰う、
確かに経営者側の搾取が経済格差を増大させ時を同じくして世界で労働運動が広がり近江絹糸事件の様なストライキから倒産まで起き、労使間の問題は徐々に良い方に向かっていた、
労使間に終身雇用は無かったと言うのは明らかに認識不足であり、大臣の椅子に座っているのらそれ位は理解が要る、
もっとも大学の意味が就職のパスポートでしかないなら諸氏の学問は職が決まった時点でそのモチベーションは下落するだろう、だとしたら雇側の意図とはずれが生じる、
将来が学歴で差別されるならせめて学業を修めるまでは国で面倒を見なければ不公平が生じる、
貧しいがゆえに優秀な人材が失意のうちに朽ち果てる事は結局日本の大きな損失になる