梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

治山治水にダムはそれほ効用は無かったらしい、お恥ずかしい

2019-10-17 13:42:53 | 雑記
今朝の新聞で八ッ場ダムの効用が出ていた
僅か1.7%程度だったらしい、全く恥ずかしい
やっぱりネットで流れる情報は暫く様子を見ないと駄目だな
考えてみればあれだけ広範囲に大量に降った訳だからそう簡単な話ではないだろう、
少し前にもおんなじことをかいていたのだがついつい引っ張られてしまう
基本は河川の浚渫と言う事が重要なのだと専門家が言っているがこれも考え方の一つと思うしかないな
地球規模で気象がおかしくなってきているのは間違いない様だが同じような台風は何度か来ている
伊勢湾台風しかり室戸台風1・2、狩野川台風とか今回の被害とは桁が違う
ただ当時の社会基盤と現在の基盤ではかなり違いそうだから被害の範囲と台風の威力がイコールと言う事ではないのかもしれない
又週末には雨雲が掛かってくるらしい、まだ復旧には手がついていない状況でまた雨が降ると被害は更に甚大になる
予報が外れてくれることを祈るしかない、
命の危険を避けるのを第一に対処するしか方法が無いのかもしれない
激震災害と言うレベルの災害が頻々と起きる、国家予算の予備費ではなく災害対策費として最初から組み込んでおかなければならない時代になった
オリンピック予算や不良品と言われる戦闘機を大量に買う予算を対策費として運用する事の方が有益だ
その東京オリンピックはマラソンと競歩を札幌にするらしい、
今更どうしようもないがどれだけの国民がこれを望んでいると言うのか解らない、少なくjとも私の周りでは東京オリンピックを心待ちにしている人間はいない
優先すべき事は限りなくある
まあ縁なき衆生は度し難しと言われたらその通りだ、私はスポーツにはあまり興味がないからな

地獄の沙汰も金次第、納税者は命の保護もしてもらえない

2019-10-16 09:49:09 | 雑記
台東区で緊急避難施設に来たホームレスの避難を断った事が問題になった、
「区民ではないから」と言う理由だそうだが「緊急避難」と言う趣旨に反している事は間違いない、
他の区に問い合わせたら大田区や世田谷区などは多摩川河川敷のホームレスに広報をして収容に勤めていたと言うがずいぶん違いがある、
台東区の考え方の基盤にあるのは「税金を払っていないから」と言いう事だと言う、
税金は最低所得免除と言う制度があり「非課税」と言う納税者が有る、
非課税と言う扱いは納税をしていないのではなく「課税されない納税者」である
納税額で人を差別するのは基本的人権に反するだろう、
「新自由主義が浸透し、自己責任と言う考え方が蔓延している」と言う
貧困者と言うのは「自己の責任」ではない、貧困家庭に生まれたと言う不可抗力である、
石原慎太郎が言ったことが有るが「努力もしないで」と言う考え方がある、
しかしそれは同じ条件で生まれて同じ条件で生きていける事が基本である
親が怠慢で貧困に落ち込んでしまったのは親の責任ではあるがそこに生まれた子供の責任ではない、
平成になってからか、昭和の終末頃か、バブル崩壊のあと努力とは関係なく貧困になる人々が増えてきた、
それまでは企業には社会的責任として規制が有った、それが最低限の社会を保証して真面目に働いていたら人並みの生活を保障していた、
しかし「平成の平蔵」と有る大臣がアメリカ式の新自由主義を標榜し規制を次々外し、経済的価値が絶対正義になってコストの多くを占めていた人件費を保障しなくてよくなった、
資産は一点に集中し全資産の8割強を2割が保有する、
国際的に言えば世界の資産家トップ7人の資産は残りが持つ資産額と同じになったそうだ、
人間は社会的動物だが社会は多くの弱者と一部の強者で成り立っている
しかし社会はその弱者が生産する果実で成り立っている事を前の強者は解っていた
働く者達のコンデションを維持しなければ果実は実らない事は基本であるが今の強者は理解していても無視をしている、
自己責任、責任と権利は裏表の関係だ、権利もないのに責任を取らされたらたまったものではない、
“殆どの権利”を手にしている経済的強者は社会で起きるネガティブの“殆どの責任”を取る事で平衡する
果実の再配分を何とかしないとならない


八ッ場ダムの効用と治山治水

2019-10-15 09:23:34 | 雑記
台風19号の被害が広がっている、
15号が風台風だったが19号は雨台風になった、
2週間以上前からコースが東海から東北に縦断すると言う予報が出、避難警告も繰り返されていたが被害は甚大になった、
そんな中で数十年も揉めた挙句完成し試験注水を始めていた群馬の八ッ場ダムが治水ダムとして大きな効果を発揮したと報道が有った、
治水ダムの効用を言い立て「どうだ!」と言うのも嫌な感じがあるが実際問題として「治水の為」の調整池としての効用は実証されたと言う事になった、
しかしこの結果としての効用は偶々に近い、未だ試験注水を開始した直後だったのでダムの貯水率が10%以下だったために貯水量が莫大だった結果だ、
治水ダムとは言え通常ほぼ80%近くの貯水率だから今回の様な豪雨にどの程度対応できるかと言えば神奈川県の城山ダムの様に「緊急放水」をしなければ逆に危険になってしまう、
今回の結果から考えられるのは豪雨の予報の危険に対して数日を掛けてダムの水位をあらかじめ下げておくと言う事が可能ではないだろうか、
北関東の決壊も利根川水系や那珂川水系などにはダムが非常に多い、治水・発電・水利と色んなダムではあるのだが計画的に貯水量を半分以下に下げて置けば一気に下流域に降雨を流さずに済むのではないのか、
無論ダムより下流域の雨量はどうしようもないのだが大半はダム上流域の水のはずである
これを持って治政の怠慢だ何ぞと言うつもりはない、
偶々八ッ場ダムが有った為に治水ダムの重要性を知らされたと言う事だがこれからも増えると言われる異常気象に対応するには一考の価値があると思うがどうだろう

カネヨンで入歯を磨く

2019-10-14 13:29:26 | 雑記
カネヨンと言うクレンザーがある
ずいぶん古くから使っているが中性洗剤の他に必ずこのクレンザーが有る、
感じは昔の藁灰の様な感じだが兎に角きれいに落ちる、
細かな粒子が溶かし込まれた灰色の液体なんだが脂分もこびりついた汚れもよく落ちる
製造元はカネヨ石鹸と言う会社だが昔未だ洗濯機のこれほど普及していない頃固形の洗濯石鹸と言うものがありどっしりとした重量感のある石鹸で表面に「カネヨ」と掘り込まれていた、
当時は洗濯に使う石鹸を「洗濯石鹸」体を洗う石鹸は「化粧石鹸」と呼ばれてい居て化粧石鹸は「ミツワ石鹸」「牛乳石鹸」などと言うものでコマーシャルも「ワッワワ~輪が三つ」
とか「牛乳~牛乳~牛乳石鹸」とテレビで流れていたが洗濯石鹸のCMは無かった気がする、
粉石鹸が普及する前は盥に入れた洗濯物を洗濯板で洗う、
洗濯板に洗濯物を乗せると件の固形石鹸をゴシゴシと塗り付けて洗濯板の溝にこすりつけて洗う、
宮崎県で「鬼の洗濯板」と言う名前までついているのだから結構昔から使っていたのだろうか石鹸が普及したのは明治以降だからその前はやはり藁灰か糠で洗っていたのだろうが洗濯板の効用はあったのだろう、
脱線した「カネヨン」である、中性洗剤の台所洗剤ではなかなか落ちない頑固な油汚れや茶渋なんかも結構落ちる、
記憶にある限り20代の頃からあった気がするのだが今私が使って重宝しているのが入歯磨きである、
私は若いころの不摂生が災いして歯周病、当時は歯槽膿漏と言っていたが50代後半には上下入歯になってしまった、
部分入歯からするとかれこれ30年の付き合いで入歯だが落花生でも煎餅でも何でも食べる、連れ合いが「とても入歯とは思えない」と言う位の使いこなしである、
しかしやはりどうしても汚れが気になる、入歯洗浄剤と言う奴を使っているがやはり時間が経つと歯茎に当たる部分が黒ずんでくる、ブラシでこするがそう簡単には落ちない、と言うよりどんどん黒ずみは広がって行く、
ふと思いついて固めの歯ブラシにカネヨンを付けて擦ってみたがこれが思いのほか具合がよろしい、何回か濯ぎとブラッシングを繰り返したらほぼ新品に近い色に戻って来た、
最初のブラッシングで少々匂いが出たが数回すすぎを繰り返したら気になる臭いもなくなった、
口に入れると舌ざわりがさっぱりとしている、(こいつはいい)とそれから定期的にカネヨンで磨くことにした、
しかし義歯に影響が出てはと行き付けの歯医者さんに話したら「そんな話は聞いたことはないがまあ問題は無いですよ」と入歯を見ながら言ってくれたのでお墨付きである、
「自前の歯もこれを歯磨き粉替わりにするか」と言ったら流石に「それはエナメル質を傷つける可能性が有るのでやめた方が良い」そうだが入歯の割合は8割方なんだからそれで十分だ、
女房に話したら「カネヨンに教えてあげれば、なんかくれるかもしれないよ」と言われたがまだ連絡はしていない、
カネヨンさん、新たなマーケットができるかもしれませんよ


教師の教師による虐め、世も末だ

2019-10-10 10:23:36 | 雑記
神戸の小学校で虐め問題が発覚した、
しかし今度は子供の虐めではない、教師が虐めをしていてその動画が出回った、
映していたのは40代の女性教師だと言う、やっているのは30代の教師だそうだ、
実を言うとこの動画を見ると少々違和感がある、
激辛カレーを無理やり口に入れられた被害男性は部屋の中を走りまわるのだが途中に流しが映っている、
普通に考えれば激辛カレーが苦しいのならここに吐き出して水道で口を濯ぐのが普通だと思うが彼はそのまま部屋内を何周か走って部屋を出て行っている、
周りが笑ってはやし立てる動画は加害者が言う「ふざけただけで嫌がっているとは思わなかった」と言うのもわかるような気もするが他から「激辛ラーメンの汁を目に入れられた」という情報もあった、
たとえこれが悪ふざけであろうと40代と30代のいい大人でしかも教師である。まるで小学校低学年がそのまま大きくなっただけだ、
試験勉強ができたと言うだけで全くガキのまま、相手が嫌がるのを面白いと言うのは幼児の感覚だ、
虐めの構造、ハラスメントと言われている構造は上下関係だが子供の上下関係は強弱関係が基本だろうがこれに生活レベルが絡んでくる、
子供時代の生活レベルと言うのは恐らく親の薫陶によるか学校に入ると教師の素質によることが大きいだろう、
小学校教師は教室では「先生」と呼ばれる絶対君主である、中学になると結構大変の様だが小学校ではまだ絶対でいることができる」、
それが社会生徒の乖離を生んでいる事に本人たちは全く気付いていない様だ、
これは自分が子供の面談に行ったときに心底納得した事でもある、
子供の虐め問題はその後治るどころかずっと増幅してゆく、だからパワハラなんぞと言う問題が起きる、
虐めの芽をいかに見つけ修正してゆくかが親と教師の重要な使命だがその教師がこれでは全く洒落にもならない、
このニュースが世に流れたら虐めをしている幼鬼どもにどう言う説明を出来るのか、
教師になろうと言う希望者が減少しているらしいが質を考えずに粗製乱造は日本の将来に禍根を残す、と言うよりすでに教育の質の低下は目に余る
取り合えず教師の資格を取ったら一年位は一般社会にインターンでもしたらどうだ、
小学校レベルの知識なんぞは普通に義務教育を受けていれば大抵わかる、
重要なのはいかに子供を成長させ、社会性を持たせるかだ、教師の資格は普遍的社会性を他の職業人よりしっかりと持っている事だろう、
取り合えずは今回の関係者は教員資格の停止は致し方ないだろうな、無論校長や教頭も含めて、