波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

しこりエコーとマーカー値

2011-08-13 21:17:32 | 診察
酷暑の木曜日も通院。この暑さ、もう諦めるしかないレベル。
今日は、しこりたちのエコーとマーカー検査の日。
自分的にはどちらも良い結果が出るハズと思っていた。

まずはエコー。いつもの女の技師さん。前回は2月下旬。あれからしこりもずいぶん変化したよな。
おもむろにエコーを始める。問題の左側にとりかかる。さあたいへん、何しろたくさんある。
技師の先生の手が急に忙しくなる。カシャカシャ,ジ―、カシャカシャ,ジ―、
ひたすら大きさ計ってプリントアウト。永遠に続くかのよう。私眠くなってきた。
かれこれ30分ぐらいやっていたのかな。こんな長いエコーは初めて。
ふと見ると、技師さん、前回のカルテ見て首をかしげている。
そうかそうか、説明してあげなきゃ。

「前回2月からホルモン剤変えたり、ジェムザールにしたり、今はパクリなんですけど、
その間しこりの状態もだいぶ変わって、合体したり分裂したり、
まあ自分ではよくわかっているんですけど・・・。」

「そうですよね、だいぶ変わってきているのであれって思ったんですけど、
ご自分でわかっていらっしゃるなら・・・。」

それにしても3mぐらいありそうなプリントアウトのつながり。
いったい何十個のしこりがあるんじゃい!

エコーが終わり診察を待つ・・・が小1時間してやっと呼ばれる。
どうやらしこりが多すぎてエコーの報告書できあがらずに、主治医が見にいったらしい。

主治医診察

 ・寝ている間に蚊に刺されたのか、足を引っ掻いてしまってそこが膿んでなかなか治らない話をする。
それは白血球が低いというよりは、抗がん剤で新しい細胞を作るのを阻害しているから、
皮膚が治りにくい、とのこと。妙に納得してしまった。

 ・白血球は2450 ギリギリだけどパクリGO!。

 ・エコーの結果は、2月時点よりは数も増えているけど、6月に検査していないし、
触診で診ているから・・・。とのこと。

 ・気になるマーカー値は、CEA6.3。1ヶ月前6.8。わずかに下がった。
  私的にはもっと期待していたんだけど。あわよくば基準値(5)あたりまで下がっていると。
  欲深いなあ。

 ・触診触診。

主治医「うん、このへんはだいぶ柔らかくなってきましたね。でもこことここは横ばいかな。
皮膚転移の硬さもまだあるし。あと、脇の下のしこりの色素沈着、
これは中のしこりが皮膚に影響してきてるんだね。でもこれ以上悪さはしないと思うよ。
色は残っちゃうかもしれないけど・・・。
全体的に効いてくる時は、ひゅーと一気に小さくなることがあるんですよ。
今は成長が抑えられて、これからまだ小さくなっていくかもしれませんね。」

私 「はー、そうなんですか。私的には、こう手で触った感じのパッツンパッツン感が
ふにゃふにゃになって、それなりに満足しているんですが。
これ以上悪くならなければいいかな、とも。」

主治医「その考え大事ですよ。(現状維持ってことよね)」
    でもまあ、もっと小さくなって、マーカーも基準値に入るのを目指しましょう。」

まあ、なんとも前向きでちょっとうれしくなる。
ここ数ヶ月、なかなかしこりが良くならなかったので、満足のしきい値が下がったのかも。

私 「あと、ここ4日連続でムズムズ脚症候群で眠れなくて辛いんですけど、
貧血と関係ありますかね。」

主治医 「うーん、これから精神科診察ですよね。そこでよく話してみてください。」

ダメか。専門外でした。

ハーセプチンとパクリ点滴の後、意識朦朧状態で精神科へ。

つづく。




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コメント (2)
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