11日木曜日。精神科診察。パクリ点滴の後だからテンション低いのよ。
私「調子はいいですけど、しこりの状態に敏感になり、時々憂鬱になります。
でも一時的で、不安で生活に支障きたすほどではありません。
今日の検査では悪くはなっていませんが、思っていた程良くもなく、まあこんなもんかな。
自分的には、しこりを触った感じが悪くないのでそれなりに満足しています。」
精神科医 「アッピアさん、自分がこれからこうなる、というシミュレーションはできていますか。
病気とこれからどう闘っていく、どう向き合っていくという覚悟、
人生をどう全うしよう、どんなメッセージを残していこう、という覚悟は
できていますか。」
なんじゃなんじゃ、やぶからぼうに。いきなり核心かい!
話には段階というものがあるじゃろが。
うーん向こうがそう来るなら、こっちも直球勝負!
私 「シミュレーションという意味では、末期がんの人は以前は表に出てこなかったけれど、
今は死ぬ間際までブログなどで書く人も珍しくなく、そういう意味では知らなくていいこ
とを知ってしまった、という時があります。そういう状況がすべていずれは自分にも起こるのかな、
と思って憂鬱になったりもします。
それと、私はかなりの進行がんで見つかったし、転移も早かったから、
常に“死”はこのへんに(手で横っちょを囲む)あります。
でも今は薬が効いているし、これからもまだ薬の恩恵を受けられそうだし、
“死”を少し先に押しやっています。つまり、“死”は認識はしていますが、
覚悟はできていません。」
これ、私が常日ごろ思っている正直な気持ちです。
精神科医 「そうですか、そういうふうに自分を分析し観察する、それがアッピアさんらしさであり、
その自分らしさを手助けするのがパキシルなんです(出た、パキシル信奉)。
また来週お話ししましょう。」
私 「でも・・・、先の事をシミュレーションすることって意味があるんでしょうか・・・。」
精神科医 「ボクは、緩和ケアやっていてがんの患者さんも多く見ているんだけど、自分も
医者である前にひとりの人間でもあるから、がんになることもあるんだな、
と思うわけです。そんな時、“死”を意識して覚悟を持っていたほうが、
生きやすいような気がします。何かあっても、いちいちびっくりしたり、パニックにな
ったりせずに、落ち着いて対応していきたい、と思っています。」
足ムズの話したら、リボトリールという抗てんかん薬を処方された。なぜか足ムズ症候群に
効くらしい。(しかし2日間飲んだが効かずに8日連続足ムズ更新中。)
やっぱり貧血解消の鉄剤飲むしかないかな。
てなわけで、来週も精神科診察。あれー、2週間に1度になったばかりなのに。
足ムズ薬の効果判定かな。効かないぞーーーー。
しかし、「死」だの「人生を全うする」だの「覚悟」だの、主治医との診察では絶対出てこない
言葉だよなあ。緩和の精神科医ってある意味すごいや。でもまだ私は気持ちの整理ついてないし。
来週もこういう話になるのかなあ。無理やり考えないといけないのかなあ。
もちろん、今の自分の気持ちをありのままに言えばいいんだけど。
うーん、また作戦考えよう。次は変化球だ!
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私「調子はいいですけど、しこりの状態に敏感になり、時々憂鬱になります。
でも一時的で、不安で生活に支障きたすほどではありません。
今日の検査では悪くはなっていませんが、思っていた程良くもなく、まあこんなもんかな。
自分的には、しこりを触った感じが悪くないのでそれなりに満足しています。」
精神科医 「アッピアさん、自分がこれからこうなる、というシミュレーションはできていますか。
病気とこれからどう闘っていく、どう向き合っていくという覚悟、
人生をどう全うしよう、どんなメッセージを残していこう、という覚悟は
できていますか。」
なんじゃなんじゃ、やぶからぼうに。いきなり核心かい!
話には段階というものがあるじゃろが。
うーん向こうがそう来るなら、こっちも直球勝負!
私 「シミュレーションという意味では、末期がんの人は以前は表に出てこなかったけれど、
今は死ぬ間際までブログなどで書く人も珍しくなく、そういう意味では知らなくていいこ
とを知ってしまった、という時があります。そういう状況がすべていずれは自分にも起こるのかな、
と思って憂鬱になったりもします。
それと、私はかなりの進行がんで見つかったし、転移も早かったから、
常に“死”はこのへんに(手で横っちょを囲む)あります。
でも今は薬が効いているし、これからもまだ薬の恩恵を受けられそうだし、
“死”を少し先に押しやっています。つまり、“死”は認識はしていますが、
覚悟はできていません。」
これ、私が常日ごろ思っている正直な気持ちです。
精神科医 「そうですか、そういうふうに自分を分析し観察する、それがアッピアさんらしさであり、
その自分らしさを手助けするのがパキシルなんです(出た、パキシル信奉)。
また来週お話ししましょう。」
私 「でも・・・、先の事をシミュレーションすることって意味があるんでしょうか・・・。」
精神科医 「ボクは、緩和ケアやっていてがんの患者さんも多く見ているんだけど、自分も
医者である前にひとりの人間でもあるから、がんになることもあるんだな、
と思うわけです。そんな時、“死”を意識して覚悟を持っていたほうが、
生きやすいような気がします。何かあっても、いちいちびっくりしたり、パニックにな
ったりせずに、落ち着いて対応していきたい、と思っています。」
足ムズの話したら、リボトリールという抗てんかん薬を処方された。なぜか足ムズ症候群に
効くらしい。(しかし2日間飲んだが効かずに8日連続足ムズ更新中。)
やっぱり貧血解消の鉄剤飲むしかないかな。
てなわけで、来週も精神科診察。あれー、2週間に1度になったばかりなのに。
足ムズ薬の効果判定かな。効かないぞーーーー。
しかし、「死」だの「人生を全うする」だの「覚悟」だの、主治医との診察では絶対出てこない
言葉だよなあ。緩和の精神科医ってある意味すごいや。でもまだ私は気持ちの整理ついてないし。
来週もこういう話になるのかなあ。無理やり考えないといけないのかなあ。
もちろん、今の自分の気持ちをありのままに言えばいいんだけど。
うーん、また作戦考えよう。次は変化球だ!
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