昨日の通院日は今年の一番の暑さの日で、都内のアスファルトは多分50℃近くいってるよ。
抗がん剤治療中のがん患者が、こんな暑さの中を歩いていていいのか・・・。
白血球が2000ちょっとで、初めてのパクリお休み。ゾメタのみ。
久し振り、何年振り?ナベルビンやっていた頃以来のノイトロジンを注射してもらった。
今日は眠くもなくダルくもなく(暑過ぎてダルいよ)、早く帰れる!
ちょうど看護師助さんがいて、ゾメタ点滴中いろいろ話をする。
そうそう、先週の精神科医の「覚悟」の話ですよ。
へえーと驚いていたが、
助さん「でも、実際にはなかなか“覚悟”なんてできないと思うよ。一喜一憂してもいいん
じゃない?」
私 「検査結果に一喜一憂したくないんですよ。もうそういうの疲れちゃったし・・・。」
などなど。話しこんでいたらあっという間にゾメタ終了。
お次は精神科。パクリがお休みでいつもより早かったので、1時間半待たされて疲れた。
精神科医 「調子はどうですか。気分の方は?」
私 「悪くありません。だいぶ落ち着いて普段どおりな感じです。
ただ、足ムズムズが毎晩あって、寝不足でちょっと辛いです。
先週いただいたリボトリールは2回飲みましたが、2回とも効かずに、
しかも翌日昼まで眠気が残るのが嫌で今は飲んでいません。
オキシコンチン飲まなくなったことと関係ありますかね。ネットで検索
したら、関係あるような記述を見つけたので。」
(そーなんです。医療麻薬のオキシコンチンを、7日の夜から抜いて、昼間だけ
5mg飲んでいて、12日からは昼も抜いて、脱オキシコンチン実験中なんです。
微妙に肋骨付近が痛い時もあるけど、この1週間でロキソニン2回飲んだだけで
大丈夫です。まあ、主治医と助さんに正直に話したら呆れていましたが・・・。
「無理はしないように、痛みが出たらちゃんと飲むように」と。)
精神科医「うーん、オキシコンチンはドーパミンを増やす働きがあって、足ムズムズ症候群
は、ドーパミンが減ると起こりやすくなるんですよ。
だから、オキシコンチン急に止めたから、脳がドーパミンが減ったと受取り、
症状が出た可能性はありますね。」
私 「・・・手帳確認すると・・・あー、やっぱりオキシコンチン夜飲まなくした日から
足ムズムズが始まっています。ぴったり一致します。」
精神科医(ちょっと嬉しそうに)
「そうですか、では可能性高いですね。足ムズムズが辛ければ、オキシコンチンまた飲
みますか。あるいはこのまま様子見て身体が慣れるのを待ちますか。」
私 「待ちます、待ちます。せっかく脱オキシコンチン継続中なので。」
足ムズムズの原因がほぼ判ったので、私もスッキリ。そうか、だって麻薬だものね、
いろいろあるのね。飲み始めた時は眠気と吐き気だったけど、止めると足ムズだなんて。
でも、オキシコンチン飲まなくて済んでいることに、今はちょっと嬉しい気分。
あれー、今日は「覚悟」とか「人生をまっとう」とか、核心の話しないのかなあ。
ちょっと肩すかし気分。こっちから投げてみようかな。
私 「先週先生がおっしゃった、“覚悟”のお話し、いろいろ考えさせられました。
私は“覚悟”ができていないから、しこりや皮膚転移で鬱状態になる、
これからも病状の進行がある度に、落ち込んで鬱になるのも辛いだろ、って
主人に言われました。・・・」
(そうなんです、ダンナとギロンしました。私の“覚悟のなさ”について。
ちぇっ、どうせ私はメンタル弱いですよー。アンタも癌になってみれば
わかるかもよー!
「でもオレは諦めが早いタイプだけど、アッピアは抗がん剤調べに調べて先生に
意見してそうやって粘ってきたから、ここまで元気でいられるのかもな。」
そうだ、そうだ、名誉回復!)
精神科医「“覚悟”することより、何かあっても“振れ”や“揺れ”が少なくできれば
だいぶラクに乗り越えられますよ。」
なるほど。では具体的にどうするんじゃい。
主治医役「検査の結果、今度は脳に転移しましたね。」
私役「ハハハ、想定の範囲内です。さっさとガンマナイフでもやっちゃいましょ。」
なんてシミュレーション練習でもすればいいんですかねー。
なんかひねくれ状態な私です・・・。
今後どういう展開になるか。精神ケアとか死生観に興味がわいてきたアッピアでした。
1日1回、クリックお願いします。励みになります。
抗がん剤治療中のがん患者が、こんな暑さの中を歩いていていいのか・・・。
白血球が2000ちょっとで、初めてのパクリお休み。ゾメタのみ。
久し振り、何年振り?ナベルビンやっていた頃以来のノイトロジンを注射してもらった。
今日は眠くもなくダルくもなく(暑過ぎてダルいよ)、早く帰れる!
ちょうど看護師助さんがいて、ゾメタ点滴中いろいろ話をする。
そうそう、先週の精神科医の「覚悟」の話ですよ。
へえーと驚いていたが、
助さん「でも、実際にはなかなか“覚悟”なんてできないと思うよ。一喜一憂してもいいん
じゃない?」
私 「検査結果に一喜一憂したくないんですよ。もうそういうの疲れちゃったし・・・。」
などなど。話しこんでいたらあっという間にゾメタ終了。
お次は精神科。パクリがお休みでいつもより早かったので、1時間半待たされて疲れた。
精神科医 「調子はどうですか。気分の方は?」
私 「悪くありません。だいぶ落ち着いて普段どおりな感じです。
ただ、足ムズムズが毎晩あって、寝不足でちょっと辛いです。
先週いただいたリボトリールは2回飲みましたが、2回とも効かずに、
しかも翌日昼まで眠気が残るのが嫌で今は飲んでいません。
オキシコンチン飲まなくなったことと関係ありますかね。ネットで検索
したら、関係あるような記述を見つけたので。」
(そーなんです。医療麻薬のオキシコンチンを、7日の夜から抜いて、昼間だけ
5mg飲んでいて、12日からは昼も抜いて、脱オキシコンチン実験中なんです。
微妙に肋骨付近が痛い時もあるけど、この1週間でロキソニン2回飲んだだけで
大丈夫です。まあ、主治医と助さんに正直に話したら呆れていましたが・・・。
「無理はしないように、痛みが出たらちゃんと飲むように」と。)
精神科医「うーん、オキシコンチンはドーパミンを増やす働きがあって、足ムズムズ症候群
は、ドーパミンが減ると起こりやすくなるんですよ。
だから、オキシコンチン急に止めたから、脳がドーパミンが減ったと受取り、
症状が出た可能性はありますね。」
私 「・・・手帳確認すると・・・あー、やっぱりオキシコンチン夜飲まなくした日から
足ムズムズが始まっています。ぴったり一致します。」
精神科医(ちょっと嬉しそうに)
「そうですか、では可能性高いですね。足ムズムズが辛ければ、オキシコンチンまた飲
みますか。あるいはこのまま様子見て身体が慣れるのを待ちますか。」
私 「待ちます、待ちます。せっかく脱オキシコンチン継続中なので。」
足ムズムズの原因がほぼ判ったので、私もスッキリ。そうか、だって麻薬だものね、
いろいろあるのね。飲み始めた時は眠気と吐き気だったけど、止めると足ムズだなんて。
でも、オキシコンチン飲まなくて済んでいることに、今はちょっと嬉しい気分。
あれー、今日は「覚悟」とか「人生をまっとう」とか、核心の話しないのかなあ。
ちょっと肩すかし気分。こっちから投げてみようかな。
私 「先週先生がおっしゃった、“覚悟”のお話し、いろいろ考えさせられました。
私は“覚悟”ができていないから、しこりや皮膚転移で鬱状態になる、
これからも病状の進行がある度に、落ち込んで鬱になるのも辛いだろ、って
主人に言われました。・・・」
(そうなんです、ダンナとギロンしました。私の“覚悟のなさ”について。
ちぇっ、どうせ私はメンタル弱いですよー。アンタも癌になってみれば
わかるかもよー!
「でもオレは諦めが早いタイプだけど、アッピアは抗がん剤調べに調べて先生に
意見してそうやって粘ってきたから、ここまで元気でいられるのかもな。」
そうだ、そうだ、名誉回復!)
精神科医「“覚悟”することより、何かあっても“振れ”や“揺れ”が少なくできれば
だいぶラクに乗り越えられますよ。」
なるほど。では具体的にどうするんじゃい。
主治医役「検査の結果、今度は脳に転移しましたね。」
私役「ハハハ、想定の範囲内です。さっさとガンマナイフでもやっちゃいましょ。」
なんてシミュレーション練習でもすればいいんですかねー。
なんかひねくれ状態な私です・・・。
今後どういう展開になるか。精神ケアとか死生観に興味がわいてきたアッピアでした。
1日1回、クリックお願いします。励みになります。