波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

初めて息子と通院・その2

2012-09-04 14:54:40 | 診察
先々週の息子と通院後半を、遅くなりましたが書きますね。

外来センター3階の、少しぜいたくなレストランでの美味しい昼食が終わり、隣の病棟の
化学療法センターへ戻る。

今から小1時間私が点滴の間、一人で待ってもらわないといけないので、売店で何か買って
あげるか。
ローソンに行き、ハーゲンダッツのバニラを買った。

私「いつものス-パーカップの3倍高いんだから、味わって食べるように」

と、余計なことを言ってしまった。

点滴は無事終わったが・・・どうも背中が痛い、いや肩甲骨か?と思っている間に、肋骨がわしづかみにされている
ような痛みが襲ってきた。それもぐわんぐわんと強まっていく。

昼食後に、肩甲骨付近に違和感があったので、一応ロキソニンは飲んでおいたのに、今こうして
我慢できないほどの痛みになっている。

息子のところに戻ってきて、私は痛みでうずくまってしまった。看護師さんが来てくれて、
薬剤師に薬の確認をし、私は持っていたオキノーム(麻薬系痛みどめ)2.5mgをすぐに飲んだ。
麻薬系痛みどめを飲むのは1年振りだ。

そして、看護師助さんに電話で連絡してくれて、こちらに来てくれるとのこと。

オキノームはすぐ効いてくれず、時々息子に話しかけて気を紛らわしつつ、痛みに悶えて
助さんを待っていた。息子はというと、時々背中をさすったり、電子辞書で遊んだり、
適当に過ごしている。まあ、私のこんな姿は家で見慣れているので、またすぐ良くなるだろう、
と慌てていない。それでいいと思う。ある意味頼もしい。

助さんが来てくれた。
話しているうちに、痛みはあるが、少し気分が落ち着いてきた。

助さん「オキシコンチン、また飲み始めた方がいいと思う。残りはまだ家にある?」

ということで、オキシコンチン再開か。

この後精神科が残っていたが、助さんが院内携帯で精神科に連絡を取ってくれて、
薬の処方箋だけもらうことにしてもらった。さすが、仕事がはやい、私助かる。

助さんは、不安がっているだろう(そんなことはないんだけど)息子に話しかけて、
リラックスさせてくれる。

息子は、すっかりこの広くて快適な外来センターが気に入ったらしく、

「ボクさあ、大人になったらここで仕事したい。」

私&助さん「えー、医者になってくれるの?勉強がんばらないとねー!。」

息子 「うーん、さっきのレストランの社長になって、毎日味見する人になりたい。」

私 「・・・・・(それ私もなりたい)。」

すっかりお世話になってしまった助さんにお礼を言って、薬の処方箋もらって薬局に行き、
そうこうしているうちにやっとオキノームが効いてきて、痛みが和らいできた。

「タクシーで帰ろう。」と言って一時息子を喜ばせたが、電車で帰ることができた。


あれから10日たって、結局オキシコンチンは飲んでいない。痛みは時々来るが、ロキソニンで
ごまかしている。この10日間で一度だけオキノームを使った。飲んでしばらくすると、少しボーッとして
ちょっと気持ち良くなり眠くもなり、もうどうでもよくなり、気が付いたら痛みが無くなっている。
なるほど、麻薬系の痛みどめらしい効き方!

でも、12時間おきに必ず飲むオキシコンチの再開は、まだ心理的抵抗があるので、先延ばしだわ。
そうはいっても、近いうちに再開せざるを得ないのは確実でしょう。

はや昨日は通院日でした。悪い意味で微妙な皮膚転移を診てもらわねば。





病院に行った日の日記は、やはりハンバーグのこと書いていました。
応援クリックお願します。励みになります。
にほんブログ村 病気ブログ 乳がんへ



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする