☆アッピア夫です。
前回、「ボール遊び」について書いたからでしょうか? 不思議なくらいタイミング良く(悪く・・・)、ボールに祟られたような恥ずかしい出来事がありました。
日曜日の夕方に、「屋上でトレーニングしてくる」と息子がフッと家を出て行きました。住んでいるマンションは屋上が庭園となっていて、鉄棒などいくつかのトレーニング器具が配置され、屋外トレーニングジムのようになっています。息子が小さい頃は一緒によく屋上で遊んでいましたが、最近は専ら息子が自主トレとして利用しています。
今回も、「自主トレに行ったのだろう」と思っていたら、30分位して焦った感じで戻って来ました。
★「ボールが無くなった・・・」
☆「無くなったって、どこで・・・?」
★「屋上でリフティングやってたら下に落ちた。これから探しに行って来る。」
☆「サッカーボール?」
★「そう、部活の・・・」
息子はよくサッカーボールが3球入ったバッグを持ち帰ります。週末に学外にあるグラウンドでの練習や、試合の時に中1生が持ち運び役をやっています。どうやら、今回は持ち帰っていた部活用のボールで練習していて、蹴りすぎて屋上のフェンスを飛び越えてしまったようです。
☆「何で自分のボールじゃなく、学校のボールを使ったんだ!一緒に探すから見つかるまで夕食なし!」
★「ごめん・・・」
住んでいるマンションは丘に張り付くように建っていて、説明するのが難しい程複雑怪奇な構造となっています。12階建てなのですが、北側からだと一番下から見えるのですが、南側からだと丘の上に建つ6階建ての建物に見えます。丘の上が7階で7階住戸には庭が付いています。しかも、各戸が斜めに段々になるような形となっているため通路はジグザク・・・一つに繋がっている建物ながら途中で南向きと東向きの棟に分かれます。入り口は1階と4階にあり、駐車場は4階でその上の5階は庭園通路・・・
多分この説明だけで理解出来る方はいないと思いますが、とにかく「よくこんな構造を思いついたな」と思う位不思議な構造になっているので、息子が小さい頃は友達を連れて来てよく「マンション探検」をして遊んでいましたね。複雑な構造の中に面白い場所がたくさんあって飽きないんだと思います。
そんな複雑な構造のマンションである上、建物の周囲は草に覆われているところも多いため、ボールなど無くすと探すのはとても大変です。しかも、秋も深まるこの頃は日が落ちるのも早く、ボールを探し始めた頃はすでに暗くなっていました。
互いに懐中電灯を持って、息子はマンションの中、私はマンションの周りを探していました。マンションの1階入り口横には、マンションとは無関係な保育園があります。その中をフェンス越しに覗くと何とサッカーボールらしいボールを発見・・・ただ少し遠いので無くしたボールかどうかの判別がつきません。
しようがないので、保育園を囲むフェンスをよじ登り保育園の中に侵入・・・一応これはれっきとした不法侵入ですが・・・当然のことながら誰もいないことを確認し、素早く保育園の中に入り一目散にボールのところに走り拾い上げて見たところ、確かにサッカーボールはサッカーボールなのですが、かわいいキャラクターの絵が描かれていてどう見ても幼児用・・・そりゃあそうだ、保育園だし・・・
「何とも紛らわしいボールが、しかもこのタイミングで、いかにも『落ちてますよ』的な感じでなぜここにいる訳?」と心の中でブツブツ言いながら、ボールをすぐに戻し、また一目散にフェンスに向かって駆け戻り、フェンスを素早く上り、「さあ乗り越えて終了」と、またいだところで、何とちょうど外に出て行こうとするマンションの住人であるおばさんにバッタリ遭遇・・・
こう言うピンチの時の人間の行動って面白いですね。フェンスにまたがったまま、いつもよりも明るく元気な声で「こんばんは~!」・・・(「私は何も悪いことをしている訳ではないんですよ~」と言う精一杯のアピール)・・・ビックリしたように私を見上げたおばさんも「こ、こんばんは・・・」戸惑いながらも丁寧に挨拶してくれました。
「〇〇〇の野郎!お陰で不審者になってしまったじゃないか・・・」心の中でブツブツ言いながら家に戻り、しばらくすると「ボールが見つかった!」と嬉しそうにサッカーボールを抱えた息子が帰って来ました。
やれやれ、一件落着・・・その後息子に大目玉を食らわしたことは勿論ですが、息子が持ち帰るボールケースを見る度に、あの恥ずかしい出来事を思い出さざるを得ません。
前回「ボール遊び」のことについて書いたけど、何かボールの気に障るようなことでも書いたっけ・・・?
2016年10月21日 アッピア夫
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前回、「ボール遊び」について書いたからでしょうか? 不思議なくらいタイミング良く(悪く・・・)、ボールに祟られたような恥ずかしい出来事がありました。
日曜日の夕方に、「屋上でトレーニングしてくる」と息子がフッと家を出て行きました。住んでいるマンションは屋上が庭園となっていて、鉄棒などいくつかのトレーニング器具が配置され、屋外トレーニングジムのようになっています。息子が小さい頃は一緒によく屋上で遊んでいましたが、最近は専ら息子が自主トレとして利用しています。
今回も、「自主トレに行ったのだろう」と思っていたら、30分位して焦った感じで戻って来ました。
★「ボールが無くなった・・・」
☆「無くなったって、どこで・・・?」
★「屋上でリフティングやってたら下に落ちた。これから探しに行って来る。」
☆「サッカーボール?」
★「そう、部活の・・・」
息子はよくサッカーボールが3球入ったバッグを持ち帰ります。週末に学外にあるグラウンドでの練習や、試合の時に中1生が持ち運び役をやっています。どうやら、今回は持ち帰っていた部活用のボールで練習していて、蹴りすぎて屋上のフェンスを飛び越えてしまったようです。
☆「何で自分のボールじゃなく、学校のボールを使ったんだ!一緒に探すから見つかるまで夕食なし!」
★「ごめん・・・」
住んでいるマンションは丘に張り付くように建っていて、説明するのが難しい程複雑怪奇な構造となっています。12階建てなのですが、北側からだと一番下から見えるのですが、南側からだと丘の上に建つ6階建ての建物に見えます。丘の上が7階で7階住戸には庭が付いています。しかも、各戸が斜めに段々になるような形となっているため通路はジグザク・・・一つに繋がっている建物ながら途中で南向きと東向きの棟に分かれます。入り口は1階と4階にあり、駐車場は4階でその上の5階は庭園通路・・・
多分この説明だけで理解出来る方はいないと思いますが、とにかく「よくこんな構造を思いついたな」と思う位不思議な構造になっているので、息子が小さい頃は友達を連れて来てよく「マンション探検」をして遊んでいましたね。複雑な構造の中に面白い場所がたくさんあって飽きないんだと思います。
そんな複雑な構造のマンションである上、建物の周囲は草に覆われているところも多いため、ボールなど無くすと探すのはとても大変です。しかも、秋も深まるこの頃は日が落ちるのも早く、ボールを探し始めた頃はすでに暗くなっていました。
互いに懐中電灯を持って、息子はマンションの中、私はマンションの周りを探していました。マンションの1階入り口横には、マンションとは無関係な保育園があります。その中をフェンス越しに覗くと何とサッカーボールらしいボールを発見・・・ただ少し遠いので無くしたボールかどうかの判別がつきません。
しようがないので、保育園を囲むフェンスをよじ登り保育園の中に侵入・・・一応これはれっきとした不法侵入ですが・・・当然のことながら誰もいないことを確認し、素早く保育園の中に入り一目散にボールのところに走り拾い上げて見たところ、確かにサッカーボールはサッカーボールなのですが、かわいいキャラクターの絵が描かれていてどう見ても幼児用・・・そりゃあそうだ、保育園だし・・・
「何とも紛らわしいボールが、しかもこのタイミングで、いかにも『落ちてますよ』的な感じでなぜここにいる訳?」と心の中でブツブツ言いながら、ボールをすぐに戻し、また一目散にフェンスに向かって駆け戻り、フェンスを素早く上り、「さあ乗り越えて終了」と、またいだところで、何とちょうど外に出て行こうとするマンションの住人であるおばさんにバッタリ遭遇・・・
こう言うピンチの時の人間の行動って面白いですね。フェンスにまたがったまま、いつもよりも明るく元気な声で「こんばんは~!」・・・(「私は何も悪いことをしている訳ではないんですよ~」と言う精一杯のアピール)・・・ビックリしたように私を見上げたおばさんも「こ、こんばんは・・・」戸惑いながらも丁寧に挨拶してくれました。
「〇〇〇の野郎!お陰で不審者になってしまったじゃないか・・・」心の中でブツブツ言いながら家に戻り、しばらくすると「ボールが見つかった!」と嬉しそうにサッカーボールを抱えた息子が帰って来ました。
やれやれ、一件落着・・・その後息子に大目玉を食らわしたことは勿論ですが、息子が持ち帰るボールケースを見る度に、あの恥ずかしい出来事を思い出さざるを得ません。
前回「ボール遊び」のことについて書いたけど、何かボールの気に障るようなことでも書いたっけ・・・?
2016年10月21日 アッピア夫
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涙が止まりませんでした。