波乱万丈 乳がん転移ライフ!

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「一番心に残った競技とパラアスリート」~東京パラリンピックの閉幕を前に・・・

2021-09-04 00:54:59 | 感動の出来事(スポーツ)
残暑の厳しい中で始まった東京パラリンピックも、終盤は涼しくなったものの連日雨の中での競技となりました。
自国開催のお蔭で各競技のルールや面白さを知り、初めて様々なパラ競技を存分に楽しむことができました。

車いすバスケ・ラグビー・テニス、シッティングバレー、ブラインドサッカー、ゴールボールなどの球技から、
競泳、自転車、トライアスロン、アーチェリー、障がいの種類やクラス別に数多くの競技が行われる陸上種目・・・

病気や障がいの状態や程度は人によって様々で、パラアスリートそれぞれが自分の状態と向き合いながら、
残る機能を最大限に鍛え、進化する器具も上手く利用し、周囲のサポートも得て人生をかける姿がカッコイイ。

機能を活かす独自の泳ぎ方や走り方、片足だけの高跳びや自転車、個性を活かした役割によるチーム構成・・・
そして視覚障害のアスリートと一心同体で並走するガイドランナーや走り幅跳びのタイミングを伝えるコーラー・・・

「人間に限界はない」「自分の限界は自分が決める」というパラアスリートのリアルな言葉は心に響きます。
心に響いた瞬間にも多く出会いましたが、オリンピック同様にその中でも一番心に残った競技と選手を挙げます。

【一番心に残った競技】「陸上400mユニバーサルリレー」 

今回から採用の陸上の新種目で、視覚障害、切断・機能障害、脳性まひ、車いすの男女2人ずつ4選手が、
タッチで400mを繋いで走るリレーで、日本は沢田優蘭(うらん)、大島健吾、高松佑香、鈴木朋樹の4選手・・・

障がいの順番は同じでも各国で男女の配置が異なり、抜きつ抜かれつの最後まで読めない展開が面白いし、
日本に銅メダルが転がり込んだ今日の決勝よりも、昨日のギリギリで決勝進出が決まった瞬間が最高でした。

【一番心に残ったアスリート】「戸山愛美(とやまあいみ)選手」

パラリンピック初出場で、女子400m知的障害クラスで見事決勝に残り自己ベストの記録で7位入賞の23歳・・・
黙々と自分と向き合いながらひたむきに走る姿が印象的で、そのストイックな雰囲気に自然と応援したくなります。

彼女が予選で走る時に両手の甲に書いてあった言葉が印象的で「絶対に決勝に行く」と「大きく走る」・・・
そして目標を果たした決勝で、今度両手に書かれていた言葉が「人生は変えられる」と「責任と自立」・・・

クラウチングスタートの時に必ず目にするので、自分の思いを手の甲に書いて走る健気な姿が印象に残りました。

今日も男子車いすバスケ準決勝勝利、女子ゴールボール銅メダル、競泳男子100mバタフライの金・銀メダル・・・
オリパラで多くの感動をもらえたのは、開催を決断した菅首相のお蔭と思っていたら、首相退任のニュースが・・・

1年間休みなしのコロナ対応に疲れたことは間違いないでしょうし、それ以外にも様々な事情があるのでしょう。
ただ、パラアスリートの必死な姿を見ていると、とても勝ち目がないと走ることを諦めてしまったようで残念・・・

せっかく開催に漕ぎつけてくれたオリパラは、感謝と共に最後までしっかりと楽しみます。

2021年9月3日


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