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「中田ジャパン」の健闘に感動~6位に終わった日本女子の「世界バレー」

2018-10-20 09:05:27 | 感動の出来事(スポーツ)
☆アッピア夫です。

今回は「スポーツの秋」の話ですが、旬の話題である4年振りの「世界バレー」・・・
女子日本代表の「中田ジャパン」は、昨夜のアメリカとの試合に敗れ、6位で闘いを終えました。

世界ランク通りの結果ではあったのですが、準決勝を賭けたイタリアとの試合が大接戦となり、
あと一歩のところで準決勝進出を逃しただけに悔しい思いが残ります。

しかし、この3週間は息子と一緒に「世界バレー」に夢中となり、改めてバレーの面白さに浸りました。
全ての日本戦を観たのは、中田久美監督が選手として全盛だった時以来・・・

中田久美さんは選手時代からひたむきでストイックな方で、アスリートとして尊敬していました。
その中田久美さんが監督に就任してから、同世代と言うこともあり改めて応援したい気持ちになりました。

女子バレーと言えば、何と言っても東京オリンピックで大活躍した「東洋の魔女」・・・
私自身は伝説としてしか知らないものの、その活躍をきっかけに日本ではバレーブームが起きていて、
私が子供の頃は「ママさんバレー」が盛んでした。

当時、まだ20代でエネルギーを持て余していた母親も、毎日夕食後にバレーの練習に通い、
おぼろげながら何度か試合に連れて行かれた記憶があります。

私自身が初めてバレーに興味を持ったのが、1972年の「ミュンヘンオリンピック」・・・

当時、小学生だった私は、男子日本代表が「ミュンヘンオリンピック」での優勝を目指す姿を描いた
「ミュンヘンへの道」と言うテレビドラマに夢中になりました。

「アニメドキュメンタリー」と言う、実際の映像とアニメを組み合わせた今では珍しい形式のドラマで、
登場人物は全員が実際の選手と監督、試合は実際の映像、それ以外はアニメでの構成と言うものでした。

当時期待されていた男子日本代表の厳しい練習や選手・監督間でのリアルなドラマを描いたもので、
番組終了後に開催された「ミュンヘンオリンピック」で、本当に金メダルを獲ったことから、
ドラマとオリンピックがセットでの感動と言う、決して忘れることの出来ないものとなりました。

それから月日が流れ、男子はオリンピックの出場権を得ることもままならない位に力を落とす一方、
女子日本代表は長年に亘りメダルの常連で、ずっと高い力をキープしていました。

1984年のロサンゼルスオリンピックで銅メダルを獲得したのを皮切りに、その後約10年に亘り、
日本女子代表をリーダー選手として引っ張ってきたのが中田久美さん・・・

その中田久美さんが選手を引退した頃から、日本女子代表も徐々に力を落とすと同時に、
バレーに何の関係もないタレントが実況中継したり、試合前にアイドルがコートで歌って踊ったり、
テレビ局の行き過ぎた演出にも嫌気が差して、しばらくはバレーから遠ざかっていました。

そして、今回改めてじっくりと観た「世界バレー」では、以前のようなテレビ局のバカ騒ぎは影を潜め、
また、世界の女子選手も2メートルを超える選手が増え、驚くほどスピードとパワーが増していました。

最近のスポーツ界はパワハラ事件や不祥事など残念なことが多いのですが、
アスリートのひたむきさは変わりなく、科学的トレーニングも進んでどの競技もレベルアップしていますね。

まずは「2020東京オリンピック」に向けて色々な競技に興味を持ち、足がもう少し動くようになったら、
実際の競技を観に行こうと思います。

本当は「スポーツはやるのが一番」だと思っているのですが、身体が自由でない分観て楽しむしかないですね。
もう歳も歳だし・・・

2018年10月20日


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