波乱万丈 乳がん転移ライフ!

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「強い選手に備わる『平常心』と『逆境力』」~平昌オリンピックで思うこと

2018-02-16 23:53:20 | 感動の出来事(スポーツ)
☆アッピア夫です。

今週は、北陸地方、中国地方、九州北部で「春一番」が発表され、
福岡では梅の花も咲き始めました。

寒さが厳しく、長く感じられた冬もそろそろ終わりが近づいているようですが、
寒波と強風で体感気温が氷点下20℃以下とも言われる「平昌オリンピック」も中盤となり、
日本選手の活躍とお待ちかねの羽生君の登場で、随分盛り上がって来ましたね。

連日の競技を楽しみながら感じるのは、強い選手に共通している「平常心」と「逆境力」・・・

開幕後すぐに行われた「ジャンプ男子ノーマルヒル」決勝・・・

強風が吹き荒れる中で何度も何度も中断され、2時間の予定が3時間にもなりました。
跳ぶ直前の選手が、中断の間に毛布を掛けられ、スタッフに身体をさすられながら
ずっと待ち続けるのを見て、「本当にこのまま競技を続けるの?」と疑問も感じながら観ていました。

その中で7位入賞と日本人の中で一番の好成績を出したのが、
最も注目されていた「小林潤志郎」ではなく、その弟でオリンピック初出場の「小林陵有」

飄々とした雰囲気で、初オリンピックながら「全く緊張しなかった」とのコメント・・・
プレッシャーを感じないこの「平常心」が、こう言う悪い条件の競技の中で力を発揮するんでしょうね。

「スピードスケート女子1500m」で銀メダル、「1000m」で銅メダルの「高木美帆」
前回のソチオリンピックは落選で出場出来ないと言う挫折を経ての今回のオリンピック・・・
彼女も飄々としたマイペースな性格ですが、落選という挫折を経験して強くなりましたね。

同じく「1000m」で銀メダルの「小平奈緒」
彼女も割と淡々とした性格ですが、これまでのオリンピックでは期待通りの成績を残せず、
単身でスケートの本場のオランダに飛び込んでから、強い精神力を身につけました。

「スノーボード男子ハーフパイプ」で銀メダルの「平野歩夢」
彼も独特の淡々とした性格ですが、人一倍の努力家で大怪我の後の恐怖心を克服してのこの結果・・・

そして、同競技で平野を破った長年のスーパースター「ショーン・ホワイト」
彼も同じく大怪我を克服してのこの結果・・・

そして明日は、開幕直前に怪我をして懸命にリハビリに取り組んで来た「羽生結弦」の
今大会日本人初の金メダルとなるのでしょうか・・・?

彼もソチで金メダルの後、幾度の怪我や体調不良に見舞われましたが、
元々の強い精神力に、さらに逆境力も備わり、より強くなって戻って来たようですね。

私は、冬のオリンピックの時期になると、いつも「トリノオリンピック」で金メダルを獲った
「荒川静香」のエピソードを思い出します。

競技が始まる前の平常心の彼女の様子を見ていたある国の審判員が呟いたひとこと・・・
「金メダルは静香だな・・・」

2018年2月16日


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