波乱万丈 乳がん転移ライフ!

39歳で乳がん ステージⅢ告知。術後1年経たずに肝臓、骨に転移。そこから始まる長い転移ライフ!

進行早すぎ

2012-09-07 16:54:31 | 診察
昨日の通院行ってきました。

診察室

私 「皮膚転移は悪くなっています。こんな感じで。盛り上がりが大きくなりしかもこことこの
   辺りがつながってきました。しこりもさらに大きくなってます。それと、皮膚転移が広がったせいで、
左腕がますます突っ張って動きにくくなってます。たぶんナベルビン効いていないと思います。
先週は休薬だから病状が進行した、というのは理由にならないですよね。
   すぐカンプトに変えた方がいいのかな。」

主治医といろいろ相談して、昨日は予定どおりナベルビンをやりました。それで反応を見て、
来週また相談です。ただ、カンプトに変える場合、ナベルビンを止めて1週間休薬期間がいるので、
カンプト開始は早くても2週間後になります。

看護師助さんが、皮膚転移の患部の処置をしてくれる。消毒をしワセリンを塗り、ガーゼを当てる。

助さん「浸出液も少ないし、こうして1日1回シャワーの後にガーゼ交換すれば、全然問題ないよ。」

私 「(恐る恐る)臭いとかはまだ大丈夫なんですか?」

助さん 「まだまだ、ぜーんぜーん大丈夫。感染してドロッとした浸出液がたくさん出るように
     なると、臭いが出てくる場合もあるけどね。だーいじょぶだから!」

私、うなずきつつ、下を向いて、子供のようにメソメソしかかる。もう、泣くなよ、私。
この程度で情けない。ドーンと構えていないとあかんで。

主治医には、骨の痛みのことなど報告。オキシコンチン開始は自分で調整します、と言った。
10月に5ヶ月ぶCT検査が入った。今の状況だと結果もコワイなあ。


助さん「みんなついているから。薬はどれか効くだろうし、いろいろ方法はあるから。」

私 「そうですね、(主治医)先生と助さんがついてくれるから大丈夫ですよね。」

これは本当に本心です。2人がいなかったら・・・もう心はとっくにポッキリ折れていたよ。

今日はナベルビンとハーセプチンの点滴。
またしても点滴中に肋骨痛がきたので、オキノームを飲んだ。

実は昨日、病院から帰って、夜に皮膚転移の患部を見たら・・・・・・ビビった。
さらに悪化していた。どういうふうにとはあえて書きませんが、半日でこんなに進む?
もうナベルビン終わり!私の中で速攻結論づける。でもでも次のカンプト開始まで2週間もある。
どれだけ進行してしまうんだろう。想像できない。想像すると恐ろしすぎる。
エイリアンになるのか?私。アッピア大丈夫か?精神科即受診がいいのか?
パキシル30mg飲んでいるからこれ以上はパキシル増やしたくはない。
パキシルのおかげで、なんとか持ちこたえているのかもしれない。いやダメかもしれない。

ここが我慢のしどころなのだろうか。わからない。でも必ず浮上しなければいけない。
でないと、不治のがん患者なんかやってられないから。

心の混乱がそのまま記事に出てしまいましたが、気を取り直して、今日の午後は授業参観に行ってきました。
お友達の自由研究など見てきてよい気分転換になりました。

そうそう、息子の(親半徹の)読書感想文が、コンクールに出してもらうことになりました。
コンクール出品は、私の中ではマストだったので、まずはよし。

ではでは、皮膚転移は、勝手に成長するだろうから、あまりとらわれずに気持ちを外に向けるよう
にしていきたいですわ。




家にいる時間が長いと、余計なこと考えすぎてしまいます。
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ナベルビンが効いていない・・・。

2012-09-06 09:27:28 | 診察
今週月曜日は、採血しその結果によってはノイトロジン打つためだけに病院に行きました。

主治医診察,看護師助さん同席。

白血球は2000ほど。ノイトロジン決定。やはり、1クール目からノイトロジン登場か。

視・触診。

私 「皮膚転移はこんな感じです。ガーゼ当てていますが、黄色い膿みたいなものが少量付きます。
   ここの盛り上がりのところはなんか・・・・よくないのかなあ。赤味の範囲は小さくなっているよう
   なんですけど。あと、この脇のしこりがあっという間に、ゼローダやる前の大きさにもどりつつあります。
   ・・・・・(タメ息)・・・」

主治医「うーん、もう少しガツンと小さくなって欲しいよね。まだ1コースだから判定は早いけど、
    ナベルビンはそんなに早く効果が出るタイプでもないし、もう1コースやって様子をみて
    みましょう。もちろん状況変われば対処するとして。
    ナベルビンがダメなら、ハラベンやアブラキサンは骨髄やられるし後にとっておきたい気もするので、
    カンプト(イリノテカン)が、時々とても効く場合があるんですよ。・・」

前にも出たイリノテカン。一応乳がん承認薬だが、マイナー感あるよね。周りでもブログ村でも
まず出てきません。そんなマイナー薬を使わなければいけなくなってしまったか。
それともウチの主治医の好みか?

主治医「アッピアさんは抗がん剤で2連敗したことはないから、次は大丈夫ですよ。」

私 「えー、そんな過去のこと参考にならないんじゃあ?」

主治医 「それが参考になるんですよ。」

根拠ないだろー。慰め?気休め?優しさ?

主治医&助さん「効くお薬は必ずあるから。なすすべない、ということはないから。
        一人で悩まないで、みんなで考えていこうよ。」

皮膚転移の画像をネットで見て落ち込んだり(おいおい、そんな初心者みたいなミスやるな)、
毎日変化する醜い皮膚転移やせり出してくるしこりに、タメ息ばかりで・・・。
別室で助さんにさらに吐き出す。同時に涙がポロリ。不覚だけど仕方ない。
それでもパキシル30mg飲んでいるので、まだ落ち着いている方かもしれない。

助さん 「ここでは気持ち出していいんだよ。気になるのわかるし、辛いのもわかるよ。」

涙は、病状が辛いのが半分、あとの半分は、主治医と助さんの優しさにホロリときたのだ。

ありがとうございます。。。。。

気を取り直して、助さんと子供の事などで雑談。涙も乾いて家路に。


今日はこれから通院。ナベルビン2コース目。だけど、皮膚転移の様子がますますよくない。
ナベルビンやめてすぐ切り替えるかもしれないな。
ではでは、今から家を出まーす。




この程度で心が折れるわけにはいきません多少の波にはゆられるとして、じきに浮上しますから!
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初めて息子と通院・その2

2012-09-04 14:54:40 | 診察
先々週の息子と通院後半を、遅くなりましたが書きますね。

外来センター3階の、少しぜいたくなレストランでの美味しい昼食が終わり、隣の病棟の
化学療法センターへ戻る。

今から小1時間私が点滴の間、一人で待ってもらわないといけないので、売店で何か買って
あげるか。
ローソンに行き、ハーゲンダッツのバニラを買った。

私「いつものス-パーカップの3倍高いんだから、味わって食べるように」

と、余計なことを言ってしまった。

点滴は無事終わったが・・・どうも背中が痛い、いや肩甲骨か?と思っている間に、肋骨がわしづかみにされている
ような痛みが襲ってきた。それもぐわんぐわんと強まっていく。

昼食後に、肩甲骨付近に違和感があったので、一応ロキソニンは飲んでおいたのに、今こうして
我慢できないほどの痛みになっている。

息子のところに戻ってきて、私は痛みでうずくまってしまった。看護師さんが来てくれて、
薬剤師に薬の確認をし、私は持っていたオキノーム(麻薬系痛みどめ)2.5mgをすぐに飲んだ。
麻薬系痛みどめを飲むのは1年振りだ。

そして、看護師助さんに電話で連絡してくれて、こちらに来てくれるとのこと。

オキノームはすぐ効いてくれず、時々息子に話しかけて気を紛らわしつつ、痛みに悶えて
助さんを待っていた。息子はというと、時々背中をさすったり、電子辞書で遊んだり、
適当に過ごしている。まあ、私のこんな姿は家で見慣れているので、またすぐ良くなるだろう、
と慌てていない。それでいいと思う。ある意味頼もしい。

助さんが来てくれた。
話しているうちに、痛みはあるが、少し気分が落ち着いてきた。

助さん「オキシコンチン、また飲み始めた方がいいと思う。残りはまだ家にある?」

ということで、オキシコンチン再開か。

この後精神科が残っていたが、助さんが院内携帯で精神科に連絡を取ってくれて、
薬の処方箋だけもらうことにしてもらった。さすが、仕事がはやい、私助かる。

助さんは、不安がっているだろう(そんなことはないんだけど)息子に話しかけて、
リラックスさせてくれる。

息子は、すっかりこの広くて快適な外来センターが気に入ったらしく、

「ボクさあ、大人になったらここで仕事したい。」

私&助さん「えー、医者になってくれるの?勉強がんばらないとねー!。」

息子 「うーん、さっきのレストランの社長になって、毎日味見する人になりたい。」

私 「・・・・・(それ私もなりたい)。」

すっかりお世話になってしまった助さんにお礼を言って、薬の処方箋もらって薬局に行き、
そうこうしているうちにやっとオキノームが効いてきて、痛みが和らいできた。

「タクシーで帰ろう。」と言って一時息子を喜ばせたが、電車で帰ることができた。


あれから10日たって、結局オキシコンチンは飲んでいない。痛みは時々来るが、ロキソニンで
ごまかしている。この10日間で一度だけオキノームを使った。飲んでしばらくすると、少しボーッとして
ちょっと気持ち良くなり眠くもなり、もうどうでもよくなり、気が付いたら痛みが無くなっている。
なるほど、麻薬系の痛みどめらしい効き方!

でも、12時間おきに必ず飲むオキシコンチの再開は、まだ心理的抵抗があるので、先延ばしだわ。
そうはいっても、近いうちに再開せざるを得ないのは確実でしょう。

はや昨日は通院日でした。悪い意味で微妙な皮膚転移を診てもらわねば。





病院に行った日の日記は、やはりハンバーグのこと書いていました。
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