MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

団塊オヤジの日記・・(「東京物語」を観て・・)

2013年01月21日 | 日記
先週の休日の事です・・
話題になっている「山田洋次監督」の最新作「東京家族」が封切られたから、久しぶりに映画でも観に行かないかと妻を誘ったのですが、「・・・突然言われても・・・色々と予定があるし・・・」と結局、お断りされてしまった・・笑
特別、妻と一緒に映画を観たかったわけではなく、60歳以上の夫婦なら一人千円で観られるので、お得な感じがしただけなのですが・・・笑。

とうことで、自宅で「東京家族」の原作と言われている「小津安二郎監督」の名画「東京物語」を観る事にしました・・笑

久しぶりにこの映画(DVD)を観ましたが、団塊世代の小生が映画に出てくる親(笠智衆)と同年代近くになってきたということなのか、以前観たときにはそれほど感じなかった、親の悲哀というようなものが、しみじみと伝わってきましたし、私達夫婦の今は亡き両親に対する不義理も感じてしまい、観終わった後に色々な事を考えさせられる映画でした・・。

「東京物語(監督小津安二郎)」紹介(ネット上より拝借・・)


小津安二郎 「東京物語」 予告編


親子の断絶を描き出した、小津映画の最高傑作!
尾道に住む周吉(笠智衆)ととみ(東山千榮子)夫婦は、子ども達が暮らす東京へ旅行に出かける。最初は二人を歓迎する長男の幸一(山村聰)や長女の志げ(杉村春子)だが、滞留が長引くと周吉達を持て余してしまう。そんな老夫婦に、親身になって世話を焼くのは亡くなった次男の嫁・紀子(原節子)だけだった。自分たちに居場所がないことを感じ始めた周吉ととみは、予定よりも早く尾道へ帰ることにするが・・・
小津監督による家庭劇の集大成とも言える作品。それぞれに生活を持っている子ども達と親の断絶、そのことから浮かび上がる老夫婦の無常観。登場人物ひとりひとりのエゴを浮かび上がらせながらも、彼らを見つめる小津の視点には温かさが宿っている。雑然とした東京と、すべてが静かでゆっくりと時間が流れる尾道を対比させることで、親子関係の痛ましさと人間同士の触れ合いから生まれるささやかな幸福が、見事に増幅されて迫ってくる作品だ。
(1953年公開作品/収録時間136分)
(キャスト)
笠智衆/東山千榮子/原節子/杉村春子/山村聰/三宅邦子/香川京子/東野英治郎/中村伸郎/大坂志郎/十朱久雄/長岡輝子



「東京物語」をリメイクした「山田洋次監督」の「東京家族」も是非、観てみたい・・・



「東京家族」予告篇



コメント
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