MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

団塊オヤジのJAZZ日記・・(マルチなミュージシャン ハービー・ハンコック・・)

2009年03月20日 | JAZZ Piano
今日はハービー・ハンコックの話題を・・。
ハービー・ハンコック(Herbie Hancock、1940年4月12日)
1960年代以降のジャズ・シーンをリードするジャズの第一人者であり、ストレートアヘッド・ジャズ、フュージョン、ジャズ・ファンクなど多彩なジャズ・スタイルの最先端を走っている。
1960年プロとしてデビュー。1963~68年はマイルス・デイビス・クインテットのメンバーとして活躍。70年代以降もジャズ・ファンクの『ヘッド・ハンターズ』、アコースティック・ジャズ人気を復活させたVSOPクインテットの諸作、ジャズ・ヒップホップの『フューチャー・ショック』など、ジャズの新しい時代を切り開く話題作を発表してきた。代表的な楽曲に「ウォーターメロン・マン(Watermelon Man)」「カンタロープ・アイランド(Cantaloupe Island)」「処女航海(Maiden Voyage)」「ドルフィン・ダンス(Dolphin Dance)」など多くのジャズ・スタンダードがある・・と・・『ウィキペディア(Wikipedia)』にある。
小生はハービーのマイルス時代やVSOPにおけるアコースティックなJAZZがお気に入りで、同世代のライバルと称されているチック・キースとは一味違う硬派なプレイ(どう違うんかい・・といわれそうですが小生にはそう聴こえるのです・・笑)を好んで聴いている・・。
そんな小生であるが、彼の代表曲で「Empyrean Isles」に収められ、その後色々なバージョンで演奏されている「Cantaloupe Island(カンタロープ・アイランド)」をユーチューブで見ることができた。
 
「Empyrean Isles」

(オリジナル「Cantaloupe Island」 が収録されているハービーの人気盤!)

VSOPメンバーによるストレートアヘッドな演奏や今回紹介するパット・メセニーと競演したフュージョン系にアレンジされた演奏など聴き比べてみたが、どれもこれも魅力的に仕上がっている。マルチミュージシャン ハービー・ハンコックの面目躍如といったところだ。

Jazz Fusion Cantelope Island (Pat Metheny J. DeJohnette H. Hancock D. Holland) (1990.6)


1990年6月に行われたフィラデルフィアのおけるライブ演奏の模様のようだ・・。(19年も前の映像である・・皆若い・・笑)
凄い共演者を見ただけでも期待感一杯でワクワクとしてしまう・・。
演奏内容はメセニーを中心にした、フュージョン系にアレンジされた演奏となっているが、ハービーはJAZZ感覚一杯の、心地よいプレイを聴かせている・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

団塊オヤジのJAZZ日記・・(JAZZとの出会い・・)

2009年03月17日 | JAZZ
この頃・・小生の同世代の友人達との話題は・・昔はこうだった・・いい時代だった・・あの時代が懐かしい・・等と昔話に花が咲く・・笑
昔話に花が咲くようになると人生終わりに近づいていると言われるが・・笑!
本当に、いい時代であった・・笑

今回は突然ですが小生のJAZZとの出会の話である。

大学受験で大阪に行ったときのことである。
受験を控えた前日にも関らず、旅館近くに素敵な喫茶店があったので、同じ受験仲間と行ってみようということになった。(全く何を考えているのか分からない馬鹿息子であった・・)
そのときその喫茶店から流れていたのがジミー・スミスの「THE CAT」であった。
それまで聴いたことの無いその音楽に衝撃を受けたのを今でも覚えている。
熱中してロックを聴いていた小生がそれまで聴いていたオルガンプレーとはまるで別次元の音楽を聴きJAZZというジャンルがあることも知り・・その後、JAZZにのめりこんでいったのである。

このアルバムを聴くとなぜかあの頃を思い出し、ノスタルジックな気分になるのである。
このアルバムは今でもお気に入りの一枚で、CD化し時々聴いているが、やはりLP(アナログレコード)で聴くのが一番だ・・。


「記念すべき購入第一号のJAZZレコードとCD化したデスク(カーステレオで聴くには最適なアルバムである)」
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

団塊オヤジのJAZZ日記・・(久しぶりにチック・コリアを・・・)

2009年03月15日 | JAZZ Piano
今日の岡山は暖かくとても穏やかな休日であった・・。
家族はそれぞれ朝早くから出かけており、我家には小生一人だけというなんともラッキーな一日になった・・笑

そんなラッキーな一日の始まりはまずJAZZである・・・家族に気を使わないで思う存分楽しむことが出来るのです・・笑
何を聴こうかとアルバムを物色・・・久しぶりにチック・コリアが聴きたくなった
チック・コリアは小生のお気に入りピアニストではあるが、最近のアルバムは余りチェックできていないなぁ~・・等と思いながら・・・
選んだアルバムは、昔〃のアナログレコード・・

Now He Sings Now He Sobs だ・・

Chick Corea (P)、Miroslav Vitous(Bs)、Roy Haynes(Ds)

彼のセカンドアルバムで、1968年に結成したトリオの傑作です。
研ぎ澄まされたタッチの新感覚のピアノトリオアルバムでリリース当時とても新鮮に感じたアルバムであるが発売から40年以上経った現在聴いてもなんとも心地よい・・・。

YouTube で2006年に同じメンバーで演奏している映像を見つけた・・。

Chick Corea Now He Sings Now He Sobs Trio (2006)



リリース当時はChick Coreaが26歳、Miroslav Vitousが21歳、Roy Haynesが43歳だったそうですが、この映像は2006年なのでそれから38年経っているということになります。
熟年ミュージシャンとなった彼らの演奏はさすがと思える素晴らしい演奏を聴かせているが、身体の方が少々太めになった分・・演奏の方も少し切れが無くなったかな・・笑・・と感じた小生であった。
朝から良質なピアノアルバムを聴き、JAZZを満喫できた、今日一日であった・・。
ウ~ン・・満足〃〃・・
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

団塊オヤジのJAZZ日記・・(団塊世代の過ごし方・・・)

2009年03月14日 | 日記

(人生80年の時代、60歳定年退職で「たそがれる」のは早過ぎ!)
 
団塊世代とは第二次世界大戦直後の日本において1947年(昭和22年)から1949年(昭和24年)までのベビーブームに生まれた世代であり、第二次世界大戦直後の日本の歩みと人生を共にしており、またその特異な人口構成故に、良くも悪くも日本社会の形成に大きい影響を及ぼしている世代である・・・と『ウィキペディア(Wikipedia)』にある・・。

2007年(平成19年)から2009年(平成21年)の3年でこの世代の約700万人が退職を迎えるという・・。
団塊の世代が長年にわたり蓄積してきた知識や技能をいかに後進に伝承するかが、企業だけにとどまらず社会全体の課題となり2007年問題と呼ばれた・・。

小生はまさに団塊世代 700万人中の一人である・・。
長年、建設業界に身を置き定年を前に長年蓄積してきた技術や技能を後輩に伝承していかねばと思いつつ、定年前になると会社への愛着も薄れてしまい、一昨年、定年を前に選択定年退職という道を選んでしまった。
まったく社会的責任感のないダメ親父であると自己嫌悪に陥ることもある・・。

そんな小生であるが、昨年リタイア後の再就職を始めた。
再就職の理由は年金の満額受給までまだ5年程度あり、経済的な理由ももちろんあるが、長年のサラリーマン生活が身に染みており、気楽な自由人生活に少々飽きてきてしまったというのが正直なところである・・。
しかしながらこれからの生活はこれまで仕事〃〃で好きな趣味も満足に楽しめなかった生活を少し自分の好きな時間に費やしたいと思っており、このブログを始めたきっかけも同じ趣味をもつ同世代の方々と趣味を共有できたらと思ったからである・・。

明日は休日である、ゆっくりと好きなJAZZを楽しみたいと思っている・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

団塊オヤジのJAZZ日記・・(マルサリス・ファミリー・・・)

2009年03月13日 | JAZZ
マイルスをこよなく愛す小生としては、トランペットリーダーアルバムはマイルスがあれば他はなにも必要がないというぐらいではあるが・・、マイルス以外のアルバムももちろんいくつかは聴いており、お気に入りのアルバムもある。
その中で、巷では評価の高い・・?ウイントン・マルサリスのリーダーアルバムも何枚か所持しており時々聴いている・・・。
彼はどんな難曲をも軽々と吹いてしまう素晴らしいテクニックと音色を持ったプレヤーで、彼のリーダーアルバムはどれも評判が良いようである・・・。
小生といえば・・ウーン・・彼のプレーはどれも優等生的であまり面白くないなぁ~というのが正直な感想なのだ・・。
そんな小生が今日紹介するのは、小生のお気に入りサックス奏者兄ブランフォード他マルサリス・ファミリーが一同に介したライブ映像である・・。

Swinging At The Haven / Marsalis Family




ライブ映像で聴く彼らの演奏は結構良いのだ・・。(やはりJAZZはライブが良いですね・・・)
エリス親父が息子達を従え、軽快にスイングしている。
ウイントンも例によって素晴らしいテクニックを見せている(聴かせている)
その中で兄ブランフォードの演奏はやはり弟ウイントンとは異なった演奏経歴があり、弟ウイントンには無い・・笑・・柔軟性も持ち合わせているのであろうが、小生には面白く聴けた・・。
このライブアルバムは発売されているようであるが、小生にはこの映像で十分かな・・と思っている・・笑
感謝〃〃の「You Tube」だ・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

団塊オヤジのJAZZ日記・・(少し硬派なJAZZを・・George Garzone ・・)

2009年03月09日 | JAZZ Sax
土日と完全休養で、ゆっくりとJAZZを楽しみたいと思っていたのであるが・・
そんなに甘くはありませんでした・・笑。
近くに借りている農園の手入れやら、(白菜、大根等の収穫が終り、次に備えて耕さなければなりません・・楽しい農作業ではあるがサラリーマン生活の合間でやる農作業は結構厳しいのです・・)
我家の庭周りの整理やらと色々と妻から指示を受け・・笑・・結構忙しい二日間であった。

そんな週末であったが、労働の後、美味しい珈琲を頂きながらリラックスしてJAZZを楽しむのが、小生にとって至福のひと時である・・。

さて、今日は少し硬派なJAZZを紹介したいと思う・・。
紹介するアーティストはこのブログでも何回か紹介させていただいたがテナーサックス奏者「George Garzone 」である。
小生が彼の存在を知ったのは、彼が小生の地元である岡山出身で現在ニューヨークで活動を続けているアルトサックス奏者、岩根直樹の師匠ともいえるミュージシャンであるということを知ったからである。
「GEORGE GARZONE」というミュージシャンはバークリー音楽大学卒業後、バークリー音楽大学、ニューイングランド音楽院、ニュー・スクール等で長年にわたり教鞭を取り、数多くのアーティストを輩出し常に演奏者から尊敬の念を懐かれている存在だということである。そんな彼のプレーは卓越したテクニックと表現力で聴くものを納得させてしまう凄さがある・・。
彼のリーダーアルバムを小生は所持してはいないが、「YouTube」で彼の演奏を聴くことができる。今回紹介する映像は4人のテナーサックス奏者Micheal Brecker・ Dave Liebman・ Joshua Redman・ George Garzoneがコルトレーンに捧げると称したライブの映像で、コルトレーンのImpressions を演奏している。

Impressions- A Tenor Supreme Coltrane Tribute




Micheal Brecker, Dave Liebman, Joshua Redman, George Garzone(Ts)

テナーサックス界のビッグミュージシャンが一同に介したライブ映像で演奏は素晴らしく聴くものを圧倒する凄さがある。その中でもGEORGE GARZONE の演奏は一際際立っているのである。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

団塊オヤジのJAZZ日記・・(Wes Montgomeryのライブ映像・・)

2009年03月06日 | JAZZ Guitar
ここのところ、動画の紹介が続いているが、
今回もWes Montgomery の動画である・・・。
小生はJAZZギターは大のお気に入りで、幅広くそして浅く・・多くのミュージシャンのアルバムを所有している。
過去このブログでも「お気に入りJAZZギターシリーズ」と称して、小生のお気に入りアルバムを紹介してきた。

Wes Montgomeryのアルバムも何枚か所有しているが、今回紹介する映像はJohnny Griffin他が参加したスモールビッグバンドをバックに余裕タップリにスイングしているなんとも気持ちのいい動画であり、アルバムでは聴くことができない有難い演奏である・・。
彼、独特のオクターブ奏法も大きく紹介されており、ギターマニアにはたまらない映像ではなかろうかと思う・・・。

Wes Montgomery - West Coast Blues - (1965)



もう一つ・・・。
Wes Montgomery - 'Round Midnight (1965)

彼のオクターブ奏法を駆使したバラードプレーは・・クゥー・・たまりません・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

団塊オヤジのJAZZ日記・・(団塊オヤジの音楽の楽しみ方・・・)

2009年03月05日 | Rock&Blues
小生の最近の音楽の楽しみ方といえば、通勤中のカーステレオと会社から帰宅して家族が帰ってくるまでの数時間である・・。
「小生は現在、リタイヤ後再就職しているのであるが、現在の会社ではよほどのことが無い限り残業はしないことに決めているので・・(勝手に決めている・・なんとも使い勝手の悪い社員である・・と思う・・笑)、・・帰宅時間は我家では長老の小生が一番早いのである・・笑・・」
さて、音楽の楽しみ方であるが、通勤中の車では最近は昔懐かしい、イーグルス・クラプトン等ロックアルバムを楽しんでいる。
還暦前のJAZZ好き団塊オヤジの小生であるが、JAZZと同様70年代初期のロックもお気に入りで、この時代のアルバムもかなりの数を所有している。
今回はイーグルスを・・・。


(通勤中のカーステレオで聴いているベストアルバム)

彼らの全世界で大ヒットした名曲「ホテル・カリフォルニア」のツイン・ギターによる完璧なアドリブは何回聴いても感動してしまう。ギター好きファンにとってはバイブルともいえるフレーズではないだろうか・・と思う・・。
また彼らのカントリー感覚一杯の曲はドライブ中に聴く音楽として最適でなんとも心地よい・・。

彼らの「ホテル・カリフォルニア」のライブ映像は「You Tube」で見ることができる。
全盛期のライブ映像はもちろん感動ものであるが、熟年ミュージシャンとなった彼らのライブ映像も見ることが出来る・・。熟年ミュージシャンとなった彼らの演奏は全盛期に勝ると劣らない完成度の高い演奏を聴かしており、彼らのテクニックの高さに改めて脱帽だ・・。


(新旧イーグルス映像・・時代の流れを感じますね・・)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

団塊オヤジのJAZZ日記・・(久しぶりの更新・・・)

2009年03月04日 | JAZZ Piano
久しぶりの更新となる。
最近、仕事の方が少々厳しく、加えてこのところの気候の変動差が大きいことも影響しているのか体調の方も少々疲れ気味であり、このブログの更新をする気持ちになれなかったのである・・・。(還暦近くになると若いときの不摂生がたたり身体のあちこちにガタがきているようである・・泣)

さて、そんな小生であるがJAZZは楽しんでおり、日常のストレスを発散している。

このところ、これまで取り溜めたお気に入り「You Tube」映像を楽しみことが多い。
映像も音質も良好とはいえないが、これまで生ライブをみることが少なかった小生には演奏しているミュージシャンを見ることができるだけでも感動ものである・・感謝
特に今は亡きお気に入りミュージシャンの演奏映像を目にすると涙〃の感動ものである・・。

今日はそんな映像の中から以前にもこのブログで紹介したがミシェル・ペトルチァーニである・・。
彼は生まれつきの障害を克服し、フランス最高のジャズ・ピアニストと評価されるほどの成功を収めたミュージシャンである。
彼の美しく、力強い、タッチのプレーはリラックスして音楽に浸りたいとき、最適のプレヤーである・・。
彼のアルバムは数枚所持しているが、最近はライブ映像をオーディオアンプに繋ぎ楽しむことが多い。
今回紹介する映像は前回紹介したMt. FUJI JAZZ FESTIVALでの映像である。
特にRoy Haynes(Ds)がハイハットを持ち出し、Michel Petrucciani(P)と茶目っ気一杯のインタープレーをやっているがライブならではの楽しさが伝わってきて、実に楽しいのだ。

THE TRIO Petrucciani,Peacock,Haynes - One For Us 1986/8




Michel Petrucciani(P)、Gary Peacck(Bs)、Roy Haynes(Ds)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする