団塊オヤジのＪＡＺＺ日記・・・（Miles Davisはやはり最高だ・・）

先週末、ぶらりと本屋に立寄り、興味深い雑誌を見つけた。
「一個人」（JAZZの快楽）という雑誌だ・・・。
表紙を飾るマイルスにまず目を奪われ、即座に購入・・。


「モダンジャズ五大カリスマの知られざる魅力」と題した特集ではマイルスを初め、コルトレーン、モンク、ビル・エバンズ、キース・ジャレットの興味深い話が載っていた。
また、この雑誌の特集に、「最強のジャズ「ライブ」名盤　BEST100」というコナーがあり、JAZZ界の10人の著名人がお気に入りの10枚を選んだ特集があった。

トップバッターにはあのマイルス・フリークとして余りにも有名な中山康樹氏が選んだ10枚だ・・・。

ここで中山氏が述べている。
「本当はすべてマイルスでいこうと思ったが10枚ではまかない切れず、今回は節度ある大人として社会性とバランスを重視して選ぶことにした・・」・・と・・笑
そんな中山氏が選んだNo.1はマイルス大好き人間の小生が一番のお気に入りアルバムと同じ、　Miles Davis／AT FILLMORE　だ・・。
まったく嬉しい限りだ・・！
チック、ジャレット等最強メンバーを完全に統率し、オープンブローで圧倒的に吹きまくるマイルスは最高で、聴くたびに興奮させられる。
久しぶりに２枚組アルバムを一気に聴きとおしてしまった。やはりMiles Davisは最高だ・・。

（アナログレコードで聴くことが多いが、CD化し、いつでも、どこでも聴けるようにしている小生である・・）

団塊オヤジのJAZZ日記・・・（昨日はちょっと素敵なギャラリーを見つけた・・・ ）

昨日は岡山市で活躍されている草木染で絵を描かれているユニークな画家“Ｍｒｓ．じゃがいも”さんの２００９カレンダー原画展が岡山市浦安南町にある“ギャラリーアトリエ　ママン”であるということで妻と出かけてみた。
“Ｍｒｓ．じゃがいも”さんの素朴でほのぼのとした可愛らしい絵は私達夫婦は、とてもお気に入りで我家のリビングにも数枚飾っている。

（我家のリビングに飾ってある“Ｍｒｓ．じゃがいも”さんの作品）



（２００９カレンダー原画展・・カレンダーにも描いてある可愛いお月様が飾ってありました）

そのアトリエは住宅地の一画にあり、独創的な外観に、一歩中に立ち入ると庭から居間まで建物中がアートという感じで、古民家を思わせるセンスの良い作りとインテリアで素晴らしいギャラリーであった。
（ギャラリーアトリエ　ママンの紹介HPが載っていました）

絵を見させて頂いた後は、これまた素敵な茶室でオナー様に抹茶を頂き、至福な一時を過ごすことができました。

団塊オヤジのＪＡＺＺ日記・・・（ジョージ・ガゾーンというプレヤー・・その２）

前回、このブログで小生の地元・岡山市出身で、現在ニューヨークで活動を続けているアルトサックス奏者「岩根直樹（Naoki　Iwane）」の師匠ともいえる、ジョージ・ガゾーンを紹介した。
小生夫婦は岩根直樹君のご両親とは親交があり、彼の近況等を時々お聞きしている。
ご両親揃って時々ニューヨークにもライブを聴きに行っておられるとのことで羨ましい限りだ・・。
実はそんなご両親から素敵なプレゼントを頂いた。
なんと前回、このブログで紹介したサイトに掲載されていた、ジョージ・ガゾーンのDVD（２枚組セット）をプレゼントされたのである。




このDVDの製作には岩根直樹君も大きく関与しているということだ。（実は彼の大学での専攻はコンピュター関連でこの分野のプロである・・・これまで自身のHPのみならず、多くのミュージシャンのHP製作を手掛けているということである）
そんなDVDをワクワクした気持ちで聴いてみた。素晴らしい・・・。
少し、紹介してみる・・。
このDVDはスタジオセッションによる演奏のみならず、ジョージ・ガゾーン先生のJAZZ講義が収められている。プロを目指すミュージシャンには参考になるのでは・・と思う・・素人の私には全く理解不能であるが・・笑。
さて、演奏内容であるが、デュオありソロありとバラエティーに富んでおり楽しめる。
「SOUL EYES」（By：MalWaldron）におけるジョージ・ガゾーンのすすり泣くようなバラードプレーには脱帽だ・・・。
「SORO　BALLAD　IMPROVISATION」（By:GeorgeGarzone）ではソロを聴かせているがテナーサックス界のゴットファザーと言われるに相応しいコルトレーンを彷彿させる素晴らしいプレーが聴ける。（この演奏を聴くと明らかに「岩根直樹（Naoki　Iwane）」は彼の影響を受けているな・・と分かる・・）
このDVDではジョージ・ガゾーンのフリー・インプロビゼーションも聴ける。
小生は昔、フリーなJAZZも好んで聴いていたが（最近は歳のせいか・・笑・・めっきり聴く回数が減っているが・・）ジョージ・ガゾーンの良質なフリー・インプロビゼーションプレーを聴いて久しぶりに興奮してしまった。
２枚組ということで、一気に全編通して聴くのは難しいが、これから当分楽しめそうだ・・