MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

団塊オヤジのJAZZ日記・・・(秋の夜長のJAZZ・・その2!)

2009年10月27日 | JAZZ
小生の住む岡山市も朝夕めっきり涼しくなり、さわやかな秋の風を感じながら、通勤途中で見かける街路樹の紅葉も心地よい・・。

日に日に夜の時間が長くなっていく今日この頃、皆さん如何にお過ごしですか・・。
こんな秋の夜長は、本来ならワインとかお酒等頂ながら、好きなJAZZを楽しみたいというところであるが、小生といえばまるきっしり下戸ときており(小生は風貌によるものか、よく酒豪と間違えられるが・・笑)、お酒の代わりに美味しい珈琲を頂きながら、古い〃〃昔のJAZZ関連雑誌などをパラパラとめくりながら、これまた古いアナログレコードを楽しんでいる。

さて今日は、そんな秋の夜長にピッタリのJAZZレコードを紹介したい・・・。

といっても、小生のお気に入りアルバムは偏っているみたいで・・今日紹介するアルバムはこれまで何回かこのブログで登場しているものなのでご容赦を・・笑。

まず、何十年も聞き続けていても、飽きのこない名盤中の名盤、ジョン・コルトレーンのバラードアルバムを・・

Ballads/John Coltrane

John Coltrane(ts), Elvin Jones(ds), Jimmy Garrison(bs), Reggie Workman(bs), McCoy Tyner(P)

このアルバムはCD盤も所有しており、リラックスして、サックスバラードを聴きたくなっとき必ずチョイスしているアルバムです。
シンプルにメロディを歌いあげる、コルトレーンは最高だ・・。マッコイのピアノも控えめながら、堂々たるバラードプレイを聴かせており、これぞ秋の夜長に相応しい最上の一枚だ・・。

次に紹介するのはキース・ジャレットのソロアルバムを・・

The Melody at Night, With You/Keith Jarrett 

Keith Jarrett(P)

キースのスタンダーズ・トリオで聴かせるバラードはどれも最上級の出来栄えで、小生にとっては最近では一番良く聴いているプレヤーだと思うが、今日紹介するのは、そんな中で、秋の夜長にピッタリのソロアルバムである。
前記のコルトレーンと同様、シンプルで歌心一杯に歌い上げるキースは素晴らしく、感動ものである・・・。
このアルバムがJAZアルバムであるかないかは議論の分かれるところでしょうが、最上のピアノアルバムであることは確かで、長年JAZZを聴き続けている小生にとっては、最上のJAZZアルバムである。・・と思っている・・・。
YouTubeで、彼のソロライブの模様がいくつかアップされているが、こちらの方もお勧めで、小生のようなライブに行く機会のない地方の人間にとっては、とっても有難いのです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

団塊オヤジのJAZZ日記・・・(岡山県中北部に位置するチョット素敵なところを見つけました!)

2009年10月24日 | 旅日記
先日、所要で小生の住む岡山市から岡山県津山市へ行く途中、道路沿いに、日本の棚田百選にも選ばれた”大垪和の棚田(オオハガノタナダ)”という標示看板があり、チョット興味もあり、立ち寄ってみることにした・・・。

国道53号線の亀甲(亀の形をした駅舎で有名です・・)という地域から西方へ30分ぐらい山沿いの道を走らせ“大垪和の棚田”へ到着した・・。

以下紹介HPより抜粋・・
「岡山県の中北部、久米郡美咲町の標高400mの山間地に、大きな谷全体にぐるり360度、すり鉢状に42.2ha、850枚の棚田が広がっています。
棚田の織りなす鎬模様が独特の曲線をもって描き出す景観は見事で、また四季折々に変化する様も美しく、日本の棚田百選にも選ばれています。」


“大垪和の棚田(オオハガノタナダ)”
既に一部、稲刈りは終ってはいたが、すり鉢状の上部から見下ろす景観は見事でした・・。
この棚田は観光用に整備されたものでなく、現状使用されている棚田ということで、改めて地元の方のご苦労とご努力に感心するばかりである・・。

現地で、中年のご夫婦とお会いし、少しお話もさせていただいたが、そのご夫婦のお話によると、この地区の特産である“紅そば”の花が見所ということである。そばの花というのは白い花と思っていたのだが、ここの“紅そば”の花は読んで字のごとく紅い花ということだ・・。
ここまで来たからには、その“紅そば”の花とやらを見て帰らねばと思い予定の時間が気になったが“紅そば畑”に行ってみることにした。

(紅そば畑)
一寸見、雑草ではないかと思うような花ではあるが、畑一面に咲き誇る、“紅そば”は見事であった。
“紅そば畑”の近くにおそば屋さんがあったが、あいにくお店は閉まっており、名物そば?は食することが出来なかったのが少し残念であった・・。


(帰る途中の自然池に仲の良い白鳥の夫婦?がいました)
帰る道の途中の池に白鳥が泳いでいるのを発見・・。予定の時間が気になったが、整備された美しい自然池で優雅に泳ぐ白鳥をしばし堪能した・・。
小生の住む岡山県にはまだまだこんな素敵な場所があるんだなぁ~と改めて思った次第である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

団塊オヤジのJAZZ日記・・(秋の夜長にピッタリの枯葉(Autumn Leaves)の名演を・・)

2009年10月22日 | JAZZ
小生が勤める部署の(リタイア後の会社であるが・・)人事異動があり、ここのところ少しバタバタしており、集中してJAZZを楽しむことができなかった・・。
このブログも更新が滞ってしまっている・・(泣)
さて、いつの間にやら・・笑、暑い夏が終わり朝夕めっきりと涼しくなり本格的な秋がやってきた。
こんな秋の夜長にはリラックスしたJAZZが良く似合う・・。

昨晩、そんな秋の夜長にピッタリの今やJAZZスタンダード曲となった、枯葉(Autumn Leaves)を聴き比べてみた・・。
このスタンダード曲は多くのJAZZミュージシャンが演奏しており、小生所有のアルバムの中にもこの曲が収められたものがかなりある。
今回、数多くの名演の中から、小生のお気に入りアルバムを紹介する。(・・といっても今回紹介するのは多くのJAZZファンがお馴染みの超人気アルバムでいまさら説明など不要なアルバムではあるが・・笑)

まず、マイルスのミュートプレーがたまらない名盤中の名盤

「SOMETHIN' ELSE/CANNONBALL ADDERLEY」 を・・

Cannonball Adderley (As)、Miles Davis (Tp)、Hank Jones (P)、Sam Jones (Bs)、Art Blakey (Ds)

このアルバムはタイトルが示しているとおり、Cannonball Adderley (As)のリーダーアルバムであるが、マイルスの名演としてあまりにも有名なアルバムですね。
このアルバムは小生のお気に入りの一枚で、一年を通じて、結構ターンテーブルに載っているが、秋の夜長に聴くマイルスのミュートプレーはまた格別である・・囁くようなマイルスのプレー・・クゥ~・・たまりませんな・・。

次に紹介するのは、これまた名盤中の名盤・・

「Portrait in Jazz/Bill Evans」 を・・

Bill EVANS(P)、SCOTT LaFARO(Bs)、PAUL MOTIAN(Ds)

このアルバムはビル・エバンスの数多い名盤の中でも特にお気に入りの一枚で、このブログでも過去何回か紹介させてもらっている・・・。
ビル・エバンスの知的で、スリリング溢れるインタープレーはこれぞビル・エバンスともいえる名演中の名演だと思いますね・・。

最後に紹介するのは、現存する最高のJAZZピアノトリオ、“スタンダーズ”のアルバムを・・

「Still・Live /Keith Jarrett」

Keith Jarrett(p)、Gary Peacock(Bs)、Jack De Johnette(Ds)

キースの演奏はライブ特有の熱気を帯びており、「枯葉」というスタンダード曲をモチーフにして、キースワールドともいえる、彼独特の枯葉(Autumn Leaves)を聴かせている。
彼のうなり声は聴き始めた当初、少し耳障りであったが、今やキースの代名詞ともなった、うなり声がなんとも刺激的で、心地よくなってしまっている・・笑

これ以外にも軽快にスイングする、ウィントン・ケリーのアルバムや、ギター大好な小生のお気に入りアルバム、ジム・ホールとロン・カーターとのディオアルバムなど多くあるが、それらの紹介は別の機会に・・。
一年で今が一番過ごしやすい季節である、秋の夜長、リラックスしてJAZZを楽しみませんか・・・。
また、YouTubeには貴重な演奏が多くアップされており、これらの演奏を聴き比べるのも楽しいものある・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする