MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

団塊オヤジのJAZZ日記・(歌心溢れるケニー・バレルのバラード・・)

2009年11月29日 | JAZZ Guitar
何の予定の無い久しぶりの休日、家族も全員出かけてしまい、オヤジ一人きりになったのである・・ウフフ・・ラッキー。
こんな日は気兼ねなく、大音量で思いっきり好きなJAZZを楽しむことが出来る。
ヘッドホーンで聴くのも悪くはないが、SPから出る音は格別ですからね。
美味しい珈琲をいただきながら、お気に入りのアルバムを聴く・・ウーン至福の一時である・・さながら我家のリビングルームはJAZZ喫茶に様変わりしたようである・・。

お気に入りアルバムを聴きながら、久しぶりにギターを弾いてみたくなった・・。
ウ~ン、指が動かない・・汗 
それでも、レコードを聴きながら、下手なギターを弾いていると、プロミュージシャンとセッションしているような気分になって気持ちが良い・・
さて、今日はギターでこんなバラードが弾いてみたいというような小生の大のお気に入りギタリスト、ケニー・バレルの映像を・・。
彼はこのように言っている・・。
「私はテクニックよりフィーリングできかせるプレヤーでありたい・・」・と
まさに彼が言っているように、歌心溢れる、プレーで惚れ惚れしてしまう・・。

Kenny Burrell - Listen To The Dawn




彼のアルバムを一枚紹介します。

“BLUES The Common Ground”/KennyBurrell

ドン・セベスキー指揮・編曲のビッグバンドをバックに演奏されているものと、ハビー・ハンコック(p)、ロン・カター(Bs)を加えたカルテットの演奏が収められており、ブルースあり、バラードありと魅力あるケニー・バレルをたっぷりと楽しむことができる・・。
レコードジャケットも良いですね・・。
コメント (2)
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What A Wonderful World/この素晴らしき世界 聴き比べ!!

2009年11月21日 | JAZZ
さて、今日紹介する、映像であるが・・。
あのサッチモことルイ・アームストロングで有名なWhat A Wonderful World/この素晴らしき世界 を聴き比べてみた・・。

実はこの曲は小生が一番良く聴いている曲である・・というのも小生の朝の目覚ましアラーム代わりにしているのだ・・。
いつも聴きながら良い気持ちになって再び寝てしまっているが・・笑

サッチモは簡潔で魅力的な歌詞を朗読するように、彼独特のだみ声で歌い上げており、なんとも気持ちよくなってしまう。
この名曲は日本・海外を問わず多くのアーティストが取り上げているようだが、今日は小生が気に入った、いくつかの映像を紹介する。

歌詞を見ながらお楽しみください!!

What A Wonderful World(邦題:この素晴らしき世界)

I see trees of green/木々の緑
red roses, too/赤く萌える薔薇
I see them bloom/あなたとわたしのために咲き繁る
for me and you
And I think to myself/そしてわたしはひとりつぶやく
"What a wonderful world !"/「なんて世の中は素晴らしい!」

I see skies of blue/紺碧の空
and clouds of white/純白な雲
On the bright sunny day,/輝くように晴れた日も
or in the dark sacred night./神秘的な夜も
And I think to myself/そしてわたしはひとりつぶやく
"What a wonderful world !"/「なんて世の中は素晴らしい!」

I see the colors of the rainbow/七色の虹が
so pretty in the sky/空に美しく映える
And also on the faces /通りゆく人々の上にも輝く
of people going by
I see friends shakin' hands/握手を交わす人々
sayin' "How do you do?"/「はじめまして」と挨拶を交わしている
I know they're really saying /だけど本当は「愛しています」といっているのさ
"I love you"

I hear babies cry/赤ん坊のなく声
I watch them grow/彼らが育つのを見守る
I know they'll learn /彼らはわたしが想像する以上に
much more than I'll ever know/いろんなことを学んでいくだろう
And I think to myself/そしてわたしはひとりつぶやく
"What a wonderful world !"/「なんて世の中は素晴らしい!」

まずはルイ・アームストロングの映像を・・。



次にルイ・アームストロングの歌に合せた、素敵な画像を重ね合わせて流れる映像を・・
ほのぼのとした歌と映像がなんとも心地よい。



次は・・
Mt. FUJI JAZZ FESTIVAL’89 における、Don Pullen & George Adamsの映像を・・
この名曲をジョージ・アダムスは声をテナーサックスに持ち替えて切々と訴えるように歌い上げており、感動的だ・・。



次は・・
JAZZアーティストではないが、世界的なポップスターCeline Dion の映像を・・
小生はカントリー、ブルース、ロックから演歌までそしてもちろんJAZZまで何でも楽しんでいるが、JAZZ程他の世界の事は詳しくない・・そんな小生でもCeline Dionはさすがに知っている。
美貌と歌唱力を備えた、スパースターですよね。
JAZZファンの方もこれは聴いてみて・・でしょう・・。



最後にブルースシンガー近藤房之助のライブ映像を・・。
小生は、近藤房之助というブルースマンを知らなかったが、この世界では知る人ぞ知るという大物アーティストだそうだ・・。(レコード大賞になった“おどるポンポコリン”で渋い声で歌っている人だそうです・・)
この映像を聞けば分かるが、魅力ある渋い声で、軽快にスイングしており、実力者であることが分かりますね。

What A Wonderful World 近藤房之助


さて今回は幅広いジャンルの“What A Wonderful World”を紹介させていただいたが、どれも魅力タップリで聴いていて楽しくなってしまう・・。
音楽って本当に人の心を豊かにさせるものだなぁ~とつくづく思った次第である。
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団塊オヤジのJAZZ日記・・(秋の夜長にピッタリの日野さんのバラードを・・)

2009年11月20日 | JAZZ Trumpet
今週明けの岡山市は、最高気温が10℃ぐらいまでしか上がらないような寒い日が続き、団塊オヤジとなった小生は動きも鈍くなっているようだ・・笑・・この寒さには少々堪えましたなぁ~・・。
今日の岡山市は朝方は少し冷え込んだが、日中は青空が広がり絶好の秋日和となった。お日様の有難さをつくづく感じたところであります・・。

さて、今日紹介するのは、日本が世界に誇るJAZZトランペット奏者日野 皓正さんだ・・。


日野さんを始めて知ったのは遥か昔の事で定かではないが、小生がまだJAZZに目覚めていない高校時代(遥か昔の40年前ぐらいのことです・・笑)、チケットを近所の方にプレゼンしていただき、姉に連れられて原信夫とシャープ&フラッツのライブへ行った時だったと思う。
バンマスの原さんから将来有望な若手トランペッターとして紹介され、彼は今後日本を代表するプレヤーになると言っておられたのを思い出します。(この記憶はあいまいでなので間違っていたらご勘弁を・・日野さんが原信夫とシャープ&フラッツに在籍した事をご存知の方がおられたら教えていただきたいですね・・)

小生は日本人プレヤーのアルバムを購入することは少ないが(経済的にも、厳選せざるを得ないのである・・泣)
話題となったアルバムや、ライブへ行った際の記念にと、少しは持っており、その中に日野さんのアルバムもある。
今日紹介する映像は日野さんが60年代後半に発売したアルバムに納められていて、彼の代表的な曲となった“Alone・Alone&Alone”を演奏しているMt_ Fuji Jazz Festival 87における映像である。



日野さんのプレーは高度なテクニックに裏付けられた、感性の豊かさがあり小生は、JAZZトランペット界では帝王マイルスと肩を並べるぐらいのミュージシャンだと思っている・・。
この映像は画像も演奏も良好で、小生はダウンロードし、秋の夜長に楽しんでいる・・。
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団塊オヤジのJAZZ日記・・(秋の夜長にピッタリの映像とJAZZ・・)

2009年11月16日 | JAZZ
先週の土曜日に、夜遅くまでYouTube映像を楽しんだ・・というより、翌日はゆっくりと朝寝坊できると思ったら、何故かハイテンションになってしまい・・笑
やめられなくなってしまったのですが・・笑
YouTubeの面白いのは、ミュージシャン繋がりで、次から次へと色々な貴重な映像にヒットしていくことですね。こうなると、もぉ~時間が経つのも忘れて気になる映像を次から次へと梯子してしまうのです。

今回、ヒットした映像の中から気に入ったものを少し紹介してみます。

まず、何かのJAZZ雑誌で話題となっていたピアニスト“Brad Mehldau”のことを思い出し、まず検索・・。


小生は恥ずかしながら、初めて彼のプレーを聴いたが、クラシカルでキース・ジャレットをほうふつさせるリリシズムなプレーは気に入った。今後、少し注目してみようと思っている。
Exit Music (for a film) - Radiohead cover


“Brad Mehldau(p)”から“Pat Metheny(g) & Charlie Haden(Bs) ”デュオ映像にヒット・・。


Pat Metheny & Charlie Haden -Our spanish love song

パット・メセニーのロマンチック溢れる生ギターと重厚なチャリー・ヘイドンのベースがなんとも心地よい・・。

次は、Pat Metheny(g)繋がりでJan Garbarek(Ts.Ss)の映像にヒット

Keith Jarrett & Jan Garbarek-Country


小生のお気に入り、アルバム“Keith Jarrett” の“MY SONG”が今時期ピッタリの美しい紅葉をバックに流れている映像である。


美しい紅葉の映像にのせ、キースとヤン・ガルバレクのリリシズム溢れるプレーは秋の夜長に良く似合う・・。こんな夢のある映像もYouTubeには投稿されているのですね・・。
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団塊オヤジのJAZZ日記・・(ジャムセッションを夢見て・・)

2009年11月13日 | 趣味・Guitar
現在の小生といえば、長年勤めた会社を退職後、少し充電期間を置いた後、地元企業で第二の人生を頑張っているところである・・。
退職当初は、退職後に出来る十分な自由な時間を使い、あれもしたい・・これもしたいと・・と夢見ていたが、世の中そんなに甘くは無く、経済的にも家庭円満のためにも(旦那元気で外がいいということです・・笑)現在の状況となっている次第である・・泣

さて、そんな小生が夢見ているのは、学生時代熱中したギターで、ジャムセッションをしてみたいなぁ~ということである。
教則本やDVDを買って、JAZZ理論とかいわれるものを勉強してみるも・・
団塊オヤジとなった小生には理解不能で・・泣 退職当初の意気込みは何処へやら・・今は頓挫しかけている。

さて、今日紹介するYouTube映像であるが、そんな小生がこんな風にジャムセッションできたらいいなぁ~と夢見ているような映像である。
ベテランギタリスト、バニー・ケッセルとハーブ・エリスがブルース曲をなんとも楽しそうにセッションしている。
ブルースはコードも単純で、これぐらいなら小生でもできるかな・・なんて 大それた事を考えながら楽しんでいるところである・・。

Barney Kessel & Herb Ellis - A Slow Burn (1979)


小生の愛器は昔〃のガラクタ同様の代物で、ボリューム周りの調子も悪く、アンプに繋いでも音もまともに出ないような状態である・・。
現在、買い替えを考えており、新しいギターを購入することで不退転の気持ちになって・・(それほど大げさなものではないが・・笑)JAZZギターに取組んでみようと思っているところだ

Barney Kessel & Herb Ellis


(楽しそうにセッションしているケッセルとエリス・・)
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団塊オヤジのJAZZ日記・・・(ソニー・ロリンズの豪快なプレー・・)

2009年11月11日 | JAZZ Sax
今日、紹介するのは久しぶりの登場となるが、豪快なプレーでまさにワン・アンド・オンリーのテナーサックスの巨人、ソニー・ロリンズを・・。

彼の代表的アルバムといえば・・やはり・・これでしょう

Saxophone Colossus/Sonny Rollins


ロリンズの明るくて豪快なプレーはまさにワン・アンド・オンリーで聴けば聴くほど味のあるアルバムである。
サイドを占めるトミー・フラナガン (P), ダグ・ワトキンス (Bs), マックス・ローチ (Ds)のプレーも素晴らしく彼らのプレーがこのアルバムの人気を更に高めているのでは・・と小生は思っている。

さて、今日紹介するYouTube映像は・・
MONTREAL(1982)におけるロリンズの豪快な音色で朗々と聴かせるバラード“My One and Only Love”である。
これぞ、ロリンズともいえる、まさにワン・アンド・オンリーのプレーで、泣けてきますね・・。
増尾好秋(g)のバッキングも良いですね。小生はロリンズグループにおける増尾のプレーはあまり好きではなかったが、この映像のようなバラード演奏におけるさりげないバッキングはさすが・・と思わせるセンスの良さがでており、気に入った・・。


(観客に向かい、腰を落として朗々と吹くロリンズ・・このショットが小生にはたまらない・・)


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“Georgia On My Mind”を聴きながら娘のケーキ作りを・・その3

2009年11月10日 | 日記
次は、キース・ジャレットのスタンダーズトリオの熱演を聴きながら・・

Keith Jarrett Trio - Georgia on My Mind - part 1


(ケーキ作りその3)
⑦苺を万遍に敷き詰め、マジパンで作り食紅で色付けしたカップルの人形をセットし完成・・


(マジパンで作った飾りの数々)


(カップル人形・新郎はテニス好きのスポーツマン、新婦はナース)


(ついに完成!! 出来上がりに感動〃〃だ・・)

最後にもう一つ素敵な“Georgia on my mind”を・・
Junior Manceのソウルフルでブルース感覚一杯の“Georgia on my mind”です・・

Georgia on my mind - Junior Mance

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“Georgia On My Mind”を聴きながら娘のケーキ作りを・・その2

2009年11月10日 | 日記
次は、ハーブ・エリス(g) のシンプルでブルース感漂うプレーを聴きながら・・
Georgia On My Mind- Herb Ellis & friends


(ケーキ作りその2)
④フルーツを敷き詰めた上に再び生クリームを塗る・・

⑤その上に半分にカットした残りの生地をのせる・・

⑥周りを生クリームで整え、棒状のクッキーで整形・・


その3へ・・
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“Georgia On My Mind”を聴きながら娘のケーキ作りを・・その1

2009年11月10日 | 日記
小生のこのブログに立寄ってくださるお客様は想像するに男性で高齢者の方が多いのではと思っていますが、今日の話題はそんな方には面白くない話題であると思うのでご容赦願いたい。
話題は・・先週の休日、娘の友人の結婚披露パーティーがあったのだが、そのパーティーに招待される娘と友人二人で手作りウェディングケーキをプレゼントしようと我家でケーキ作りに取り組んでいたが、二人のケーキ作りに真剣に取り組む様子と、出来栄えに親ながら感動したのでブログに留めておこうと思った次第である。
レイ・チャールスの熱唱で有名な“Georgia On My Mind”を演奏しているYouTube映像を聴きながらどうぞ・・・。

まず最初はレイ・チャールスのソウルフルな熱唱を聴きながら・・
Ray Charles - Georgia On My Mind


(ケーキ作りその1)
①デコレーションする一日前に、オーブンでケーキ生地を作っておく・・。

②デコレーションに使う大量の苺・・時期外れの今の季節、ケーキ屋さんご用達の果物さんに注文し手に入れたらしい・・。

③ケーキ生地を半分にカットし、生クリームを塗り、その上にフルーツ(缶詰です)を満遍なく敷き詰める・・美味しそう。


その2へ・・
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団塊オヤジのJAZZ日記・・・(渡辺貞夫のミンガス・ミュージック!)

2009年11月06日 | JAZZ Sax
今週始めは小生の住む岡山市の気温もかなり下がり、肌寒いというよりもブルブルと震えるような気候であったが、ここのところ例年並みの清々しい秋日和が続いている。

さて、ここのところYouTube の映像を紹介してきているが、ライブ映像の良いところは、アルバムでは聴くことの出来ないセッション演奏が聴く事ができる点である。
特に小生のような、ライブに行く機会の少ない地方に住む者にとっては、大変有難いのです。

今回、紹介する映像は渡辺貞夫の城島ジャズイン(1997年)におけるライブ映像で、偉大なるベーシストで作編曲家でもある“怒れるミンガス” チャリー・ミンガスの“Boogie Stop Shuffle”を渡辺貞夫グループが演奏している・

BOOGIE STOP SHUFFLE - SAWADA WATANABE 3 QT


なんともミンガス・ミュージックらしい編曲とアップテンポのシャッフルリズムをバックにメンバー全員が熱いインプロビゼーションを聴かせている
もちろん、大御所、渡辺貞夫氏のプレーは余裕ある堂々とした魅力あるプレーを聴かせているが、その他の若いメンバーも渡辺氏に触発され、素晴らしい演奏を聴かせている。
特に原さん(Tp)のプレーはマルサリスを彷彿するようなテクニック一杯のプレーで、気に入りましたねぇ~。


ミンガスグループの“Boogie Stop Shuffle”がアップされているので、聴き比べていただきたい・・(動画でないのが残念であるが・・)
Jazz Classics: Charles Mingus - Boogie Stop Shuffle



(ミンガス・ミュージックてんこ盛りのアルバムもお勧めですよ・・)
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