MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

団塊オヤジのJAZZ日記・・(オヤジギタリスト達のブルース・・)

2010年03月26日 | Rock&Blues
ここのところネタ切れで、ブログの更新が滞ってしまっている・・(泣)
先週末はお彼岸の墓参りということで、妻の実家のある島根県に里帰り・・。
岡山を出発するときは汗ばむような陽気であったが、島根県は寒波来襲で真冬のような気候であり、墓掃除以外は家の中で閉じこもり状態で、TVを見たり、YouTube映像を見たりとのんびりと過ごさせていただいた・・(反省)
さて、今日の話題はオヤジ達のロックはカッコイイという話だ・・。

JAZZ好き団塊オヤジの小生であるが、ロックも好きで、いまでも時々昔懐かしいレコードを引っ張り出してはノスタルジックな気分を味わっているが、先週の里帰りした妻の実家で無性にブルースが聴きたくなり、YouTube映像を色々と楽しんだ。
ギター好きの小生としては、ブルース、それもスローブルースがいい・・。
ブルースギターが堪能できるちょっと良い映像を見つけたのでいくつか紹介したい・・。

まずはロック界のスパーギタリスト
①エリック・クラプトンを・・。





スローハンド・クラプトンの真骨頂はやはりブルースプレーですね。
歳を重ねたクラプトンのブルースプレーはなんとも味がありかっこいいですね・・。
彼のブルースアルバムは今でも小生のお気に入りで、通勤の行き帰りの車中で楽しんでいる。

次に見つけた映像は、ロック畑出身のJAZZギタリスト・・
②ラリー・コリエルを・・





超絶テクニックでフリーやロック、オーソドックスなJAZZまで弾きこなす(器用貧乏と言っても良いかもしれませんが・・笑)、彼の珍しいブルースプレーである。(なんとボーカルまでやっている)
ロック畑出身のギタリストの基本はやはりブルースだ・・ということが分かるなんとも嬉しい映像である。
歳を重ねたコリエルはいかにも、オヤジバンドにいる、ギター好きの親父みたいでていいですなぁ~。

最後に紹介するのは歴史上最高のロックギタリストと称される(・・と小生も思っている・・)
③ジミー・ヘンドリックスを・・





彼の革新的でアイデア溢れる超絶テクニックはロック界のみならず全てのジャンルのギタリストが一目置く存在だと思っているが、そんな彼のブルースはやはり素晴らしい。
彼が健在ならば、現在、何歳になるのであろうか・・。歳を重ねた熟年ジミヘンの演奏が聴いてみたいですね・・。

ロックギタリストのベースはブルースで、歳を重ねたオヤジギタリストはカッコイイという話である。
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団塊オヤジのJAZZ日記・・(渡辺貞夫&チャーリー・マリアーノ・・)

2010年03月15日 | JAZZ Sax
ここのところ春めいた暖かい日があったと思ったら、一転真冬のような寒い日になったりして、体調管理が大変だ・・。
昨日の日曜日は久しぶりの好天に恵まれ、妻のご指示もあり・・笑・・近くに借りている畑にジャガイモを植えることにした。
ジャガイモは毎年この時期植えているが、手間いらずで、私達夫婦のような素人でもそれなりに収穫できるので、家庭菜園をされる方にはお勧めですね・・。
新ジャガはスーパー売っているものとは段違いの美味しさで今から収穫が楽しみである・・。

さて、昨日は畑仕事を終えた後、アナログレコードのCD化と共に小生の懸案事項となっていた昔から取り溜めたていたビデオテープのDVD化に取組んでみた(小生のような団塊世代のオヤジでも最新デジタルTVとDVDレコダーがあれば簡単にハードデスクに取り込みが出来、DVD化も容易に出来るので有難い・・)

今日、紹介するDVD化した映像は、2006年3月4日にNHKBS2で放送された

“Sadao&Charlie~再会のとき” を・・
(東京・Bunkamuraオーチャードホールで録画/2005年12月)

渡辺 貞夫(as)、チャーリー・マリアーノ(as)、ボブ・デーゲン(P)、ディーター・イルク(Bs)、ビル・エルガート(Ds)




「収録曲」
①TOKYO DATING
②PLUM ISLAND
③DEEP IN A DREAM
④DEW DROPS
⑤LADY MAKO
⑥PARKERS MOOD
⑦EPISODE
⑧MEMORIAS
⑨ZEPHER
⑩BYE BYE BABE
⑪SECRET LOVE
⑫CARINHOSO

日本が世界に誇る我らの渡辺貞夫さん(当時73歳)と彼がアイドル・師匠と仰ぐチャーリー・マリアーノさん(当時82歳)との40年ぶりの再会ライブである・・

この番組で渡辺さんは“僕はチャーリーと一緒にいられるだけで幸せなんです”と話をされている。
演奏中の渡辺さんとチャーリーの幸せそうな笑顔が印象的だ・・。
番組の最後に渡辺さんが話しておられる・・“これが最後とは思っていない、まだまだチャーリーとは一緒に演奏したいと思っている”・・と。
チャリーも“僕もまた貞夫と一緒にプレーしたいよ・・”・・と
そのチャーリーも今はもういない・・。
優しい笑顔で渡辺さんを見つめているチャーリー・マリアーノさんがとても印象的だ・・。

チャーリー・パーカーを伝承する二大巨人のビバップ魂満載の演奏は感動的だ・・。


(渡辺貞夫さんの“Parker's Mood”は絶品ですね・・)
コメント (2)
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団塊オヤジのJAZZ日記・・(JAZZギターの開祖!チャーリー・クリスチャン・・)

2010年03月04日 | JAZZ Guitar
さて、今日の話題は、フレディ・グリーン繋がりで、なぜかチャーリー・クリスチャンを・・。
小生のブログは統一感に乏しく・・ただただ思いついたことを綴っているというお粗末な内容であるのでご容赦を・・笑。

さて、チャーリー・クリスチャン(Charlie Christian)はそれまでリズム楽器であったギターをアンプで増幅することにより、他のホーン楽器やピアノ等と同等のメロディー楽器として確立したJAZZギターの革命児ともいえる、存在ですね・・。

JAZZギターが好きな方はJAZZギターの開祖ともいえる彼のアルバムを一度は聴いたことがあると思います。

“右:ミントン・ハウスのチャーリー・クリスチャン”&“左:チャーリー・クリスチャン・メモリアル・アルバム(CBS SONY)”


(ニューヨークにあった「ミントンズ・プレイハウス」でのライブ盤/1941年)
(小生が所持しているアルバムは邦盤であるが、ネットで検索してもこのジャケットにお目にかかることがない・・貴重盤ですかね・・?・笑)

彼はベニー・グッドマン楽団に在籍し、他のホーン楽器と競うような魅力的なフレーズで頭角を現し、一躍有名になったJAZZギターのパイオニアともいえるプレヤーである。
彼は、ベニー・グッドマン楽団におけるスイングJAZZに留まることなく、夜な〃〃ジャム・セッションに出かけ、腕を磨いていたということであるが、このアルバムはそのジャム・セッションを聴いていたファンが録音していた貴重な音源をアルバムしたものである。

このアルバムを多くのJAZZファンが注目しているのは、彼のプレーが当時としては斬新で、今日のモダンJAZZの礎となった、ビバップを演奏していることにある。
改めて聴いてみるとフレーズは決して古くさくなく、流れるようなスウィング感溢れるアドリブといい、テクニックといい、チャーリー・クリスチャンがジャズギターの偉大なパイオニアであることが分かる一枚です。



SWING TO BOP (1941) by Charlie Christian


小生は3枚組アルバム“チャーリー・クリスチャン・メモリアル・アルバム(CBS SONY)”を所持していますが、このアルバムで聴ける彼のスイングJAZZも魅力的である。
最近、このアルバムがターンテーブルに載ることはないなぁ~・・。今度の休日にはちょっと聴いてみようかな・・と思っている我輩である・・。
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団塊オヤジのJAZZ日記・・(通好みの名ギタリスト フレディ・グリーン・・)

2010年03月01日 | JAZZ Guitar
昨日、岡山市にあるJazz Live Bar "Mozu Part2"でのライブの模様を紹介させていただき、このお店のマスターで、ギタリストでもある上村さんのフレディ・グリーンを彷彿させるプレーが実に心地よかったことを紹介させていただいたが・・、

今日の話題はそのFreddie Green(フレディ・グリーン)である・・。

彼は、カウント・ベイシー楽団のリズム・セクションの要として、JAZZファンなら知らない人はいないと言ってもいいぐらい、有名なギタリストですね。

JAZZギターはチャーリー・クリスチャン(Charlie Christian)出現以降、他のホーン楽器やピアノ等と同等のメロディー楽器として確立した楽器であるが、フレディ・グリーンは殆どソロを取ることなくリズム楽器としての魅力を追求してきた名ギタリストですね・・。

JAZZギターが大のお気に入りの小生ではあるが、所有しているアルバムといえば、ギターがメインで魅力的なメロディーやアドリブを弾いているものばかりになっていて、残念ながら、フレディ・グリーンの有名なリーダーアルバム・“ミスター・リズム”は所有していない。


(このアルバムはいつか購入しようとは思ってはいるが・・いまのところ未定です・・笑)

また、小生のお気に入りJAZZといえば、小編成バンドの演奏が主となっていて、ビッグバンド演奏は聴く機会が少ないこともあり、カウント・ベイシー楽団におけるフレディ・グリーンの魅力が分からなかったのも事実である。

そんな小生であるが、長年勤めた会社を定年退職した後、JAZZギターでもやってみるかとコードワークを勉強中に出会ったのがカウント・ベイシー楽団における彼の演奏である。
JAZZギターを勉強中にネックになるのが、難解なコードであるが、彼のプレーは小生のような素人JAZZギターファンにとって憧れのような存在なのであります・・。

Freddie Green - Mr. Rhythm (1956) (Full Album)
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