MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

団塊オヤジのJAZZ日記・・(久しぶりにロックアルバムでも・・その2)

2009年07月29日 | Rock&Blues
先週の休日、久しぶりに長年聴くことの無かった昔懐かしいロックアルバムを持ち出して聴いてみたが、JAZZを中心に聴いている現在の小生には少々退屈なアルバムもあったのも事実であるが、中にはこれはちょっと良いなぁ~と改めて感心したアルバムもあった・・。
今日はそんなアルバムの中からマディ・ウォーターズ(Muddy Waters)のアルバムを・・


マディ・ウォーターズ(Muddy Waters, 1915年4月4日 - 1983年4月30日)は、米国のブルース・シンガー、ギタリスト。
シカゴにおいてエレキ・ギターを使ったバンド・スタイルのブルースを展開し、シカゴ・ブルースの形成に大きな足跡を残したことから、「シカゴ・ブルースの父」と称される。
その豊富で深淵な声、豪快なボトルネック・ギター、カリスマ的キャラクターで、ブルースの第一人者のひとりとなった。ロック界においても、彼から影響を受けたミュージシャンは多く、その影響力は計り知れない(by:ウィキペディア(Wikipedia))

Fathers and Sons/Muddy Waters (1969)


(2枚組のLP盤「輸入盤」です)

小生は若かりし頃ギターを弾くことに熱中していた時期があったが、その頃よく聴いていた音楽といえば、JAZZと共にギタープレーが中心のブルースであった・・。
このアルバムは、そんな時期、白人ブルースギタリストの巨人、マイク・ブルームフィールドが、黒人ブルースの大御所マディ・ウォーターズのセッションに参加しているということで気になり購入したものだと思う・・。
このアルバムは白人ブルース・ハープのポール・バターフィールドも加わっているが、このプレーがマイク・ブルームフィールドと同様なんとも素晴らしく、本物のブルースを聴くことができる。

現在はJAZZを中心に聴いている小生であるが、クラプトンとB・B・キングが競演しているアルバム“B.B.KING & ERIC CLAPTON”は通勤途中の車の中でよく聴いているお気に入りの一枚でもあるし、このアルバムも早速、CDに焼き直し、車の中で、時々楽しみたいと思っている・・。
まだまだこの時期購入したブルースを中心としたロックアルバムが寝室の奥に眠っている・・。
これからも定期的にそんなロックアルバムを紹介していこうと思っている。
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団塊オヤジのJAZZ日記・・(久しぶりにロックアルバムでも・・その1)

2009年07月26日 | Rock&Blues
小生はJAZZアルバム以外にも60年代後半から70年代前半を中心とした、ロックアルバムを少々持ってはいるのであるが、寝室の片隅に追いやっていて、ここ数年殆ど聴くことはなかった・・。時々アルバムを取り出して見ることはあるが、ジャケットを見てもアルバム内容が思い出せないものもある・・(笑)

今日の休日、久しぶりに自宅でゆっくりと過ごすことが出来たので、ちょっと、ロックアルバムを聴いてみるか・・ということにした。
気になるアルバムを取り出しては、聴いてみるものの、どうも若い頃の感性とは異なってきているのか(・・当然ですね・・笑)、JAZZを聴きだしてから小生の好みが大きく変化しているのかは、分からないが、これらのアルバムを手に入れたときのような期待感というかワクワク感が感じられないなぁ~と思ったのも事実であった・・。
それでも若かりし頃、食べるものを節約してまで購入した、大事なアルバムの数々である、手にいれた若かりし頃を思い出しながら、ちょっと、ノスタルジックな気持ちを感じながら楽しんだのである・・。


(古くて、懐かしいアルバムの一部です・・)

小生がよく聴いていたロックアルバムといえば、ブルースを中心としたハードロックアルバムが多いのであるが、ラヴィン・スプーンフルやイーグルス、バーズ等カントリー・フォークロックともいえるアルバムも結構好きでよく聴いていた。

そんなロックアルバムの中で、今日紹介するのは、ラヴィン・スプーンフル(The Lovin' Spoonful)のアルバムである。

The Lovin' Spoonful First Album


ヒット曲「魔法を信じるかい」等彼らのなんともセンスの良いカントリーロックミュージックが満喫できる一枚だ・・。
このアルバムを聴くと、彼らがカントリーフォーク、カントリー・ブルースに心酔した、実力のあるグループであることがよくわかる・・。
このアルバムではブルースハープを駆使した純粋なブルース曲も収められているが、ブルース好きの小生にはたまらない一曲である。
時々これら古きよき時代のロックアルバムを聴いてみるのもいいなぁ~等ノスタルジックな気持ちになった一日であった。
その他聴き返してみたいアルバムが結構あったが、それらの紹介は別に次回に・・・。
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団塊オヤジのJAZZ日記・・・(熟年ミュージシャン 坂田  明・・・)

2009年07月23日 | JAZZ Sax
坂田 明(1945年2月21日 生)・・おん年64歳・・我々、団塊世代の少し上の世代になる。
なんとも魅力的で元気の良い熟年オヤジ・・さん・・である・・笑
先般、TV「題名のない音楽会」という番組で山下洋輔トリオ40年目の同窓会と称した番組を見て、久しぶりに元気の良い坂田氏にお目にかかった。
チョット目には落語家ではなかろうかと思うような可愛らしい風貌が・・(失礼・・笑)、これまた魅力的である。

今日、紹介するのはそんな坂田氏が渡辺香津美と競演している YouTube映像である。

SUMMER TIME 坂田明 With 渡辺香津美




演奏しているのはガーシュウィン作曲のスタンダート曲“Summer Time”であるが、坂田氏が演奏している“Summer Time”はそんじょそこらの演奏では当然ありえない・・笑
競演している渡辺香津美はいかなるジャンルのプレヤーと競演しても、対応できるアイデアとテクニックを持ち合わせた素晴らしいギタリストですね。
そんな二人が競演したプレーはフリーJAZZでもなくロックでもなく坂田JAZZともいえる、なんともエキサイティングで、楽しい演奏である。
坂田のフリーブローイングから始まりロック基調の演奏が始まる。
これに続く渡辺香津美他のメンバーは坂田のプレーに触発され、アイデア一杯でエキサイティングなプレーをみせている。

これは絶対お勧めですよ・・。是非聴いて(見て)みてください・・。
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団塊オヤジのJAZZ日記・・(パット・メセニーの気になるアルバムのこと・・)

2009年07月21日 | JAZZ Guitar
皆さん三連休はいかにお過ごしでしたか・・。
小生といえば、ゆっくりと好きなJAZZを思い切り楽しもう・・と思っていたのであるが、妻の強い要望もあり、妻の実家へ里帰りということになった・・。
小生が住む岡山から妻の実家のある島根県斐川町まで片道、約4~5時間程度のドライブとなる。
ドライブと妻の実家で楽しむJAZZ CDをしっかりと持参し、出発した・・。
3連休でもあり、高速割引制度の影響も心配したが、途中、若干の渋滞に見舞われたものの、まずまず順調な走行で、車中で聴くJAZZも心地良かった・・・。

さて今日の話題は今回のドライブにも持参したのであるが、パット・メセニーのライブアルバムである。このアルバムは私の影響でJAZZが好きになった甥っ子から譲り受けたものであるが、今日まで、このアルバムの詳細が分からないままでいた。(小生は最近、JAZZ通といわれる御仁が研究しているディスコグラフィというようなものには関心がなくなってきているみたいである・・)
ネットでこのアルバムを検索してみるが、該当するサイトになかなかヒットしない・・。
ということで以前から気になっていたこのアルバムを調べてみることにした。(里帰り中、あいにく嵐のような雨模様になってしまい、小生は家の中ではすることも無く、実に暇で、時間はタップリあったのです・・笑)
どうやら1993年にNew Jersey州の都市ニュー・ブランズウィックでのライブの模様みたいで、ヒョットして海賊版ではなかろうか・・とも思うのです・・笑

Pat Metheny-This World

JNew Brunswick, NJ, February 26, 1993

アルバム内容ですが、パット・メセニーのシンセギター、アコギを駆使した、とても音楽性の高いドラマチックで魅力あるフュージョンアルバムといったところでしょうか・・。
アルバムを聴いただけではどのような楽器編成か分からなかったのであるが、YouTubeでこのときのライブの模様が(たぶん?)アップされていた。

Pat Metheny - Above the treetops

Pat Metheny Group - Antonia -live concert

アコーデオンやピアニカ等あまりJAZZバンドでは使用さていない楽器が魅力的に使用されている。
録音状態も良好で小生は今でもよく聴いているお気に入りのアルバムである。

このブログを訪問してくださった皆さんのなかでこのアルバムのことを知っておられる方がおられたら是非、教えていただければ嬉しいですね・・。
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団塊オヤジのJAZZ日記・・(夏野菜の収穫・・・)

2009年07月08日 | 日記
我家の近くに借りている畑のジャガイモを収穫した。
前回、収穫した際は収穫時期が少し早かったので小粒であったが、今回は大きく育っていた。
重さを量ってみたら、総重量13kgにもなった・・。満足々々である(^^)。
当分ジャガイモ料理が続きそうである・・笑

(収穫したジャガイモ)

他にもキュウリ、茄子、ピーマン、トマト、等夏野菜を少しづつ育てているのであるが、それぞれ順調に育って収穫できている。 見かけはチョット良くない野菜であるが、自分で育てた野菜は甘みがあり、なんとも美味しいものですね・・。

(少しずつ夏野菜が収穫できている)

ジャガイモを収穫した後には、モロッコえんどう豆とオクラを植えた。
モロッコえんどう豆は昨年も植えたが、肉厚が厚くて、柔らかく、とても美味しい。近所の皆さんにおすそ分けしたが、大好評であった。
収穫できるのはもう少し先であるが、楽しみである。

(昨年の初取り“モロッコえんどう豆・・今年も育って欲しい)
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団塊オヤジのJAZZ日記・・・(久しぶりにフリーJAZZの巨匠 山下洋輔を・・・)

2009年07月07日 | JAZZ Piano
TV朝日系列で毎週日曜日放映されている「題名のない音楽会」という番組で6月28日、7月5日の2週に渡って山下洋輔トリオ40年目の同窓会と称した番組をあったが、皆さんごらんになりましたか・・。(この番組の模様は既にYouTubeでアップされていますね・・)

(久しぶりに気持ちの良い肘打ち奏法を見ることが出来た・・笑)

山下洋輔が自身のトリオでデビューしてから今年で40周年を迎えるということで、彼と長い親交のあるタモリを特別ゲストに迎え、山下洋輔40年の歩みを振り返るという企画であった。

出演メンバーは彼の2代目メンバーとなる山下洋輔、坂田明、森山威男の他、彼が、音大出身の才能ある若者たちを抜擢し、結成したニューカルテットで、2週に渡って山下ワールドともいえるフリーJAZZを楽しむことができた。
熟年となった・・(山下さんは67歳になられますね・)山下、坂田、森山さん達のフリー・インプロビゼーションは相変わらず聴くものを圧倒するエネルギーに溢れており、聴いていて小生も、山下さん達に負けないよう、もう少し頑張らねば・・と、勇気が沸いてくるような演奏であった・・。
それとチョット感心したのが、山下さんが抜擢したニューカルテットのサックス奏者米田裕也である。

(新旧メンバーによる演奏・・坂田さん若いものには負けれない・・とばかり吹きまくっています)

彼は国立音楽大学卒業の経歴を持っているようだが、彼のしっかりとしたテクニックに裏付けられた、アイデア溢れるプレーはなんとも素晴らしく、今後、彼にはチョット注目せねば・・と思った次第である。
TVを見終えた後、久しぶりに彼らのアルバムを数枚聴いてみることにした・・。


今回紹介するアルバム(もちろんアナログレコードである・・)は、
ドイツ:enjaレーベルから発売された今となっては貴重盤2枚とドラムが森山さんから小山さんに変わった3代目山下トリオによる1976年7月9日にスイス、カジノ・ド・モントルーで実況録音したライヴ・アルバムである。坂田明のハナモゲラ歌唱が響きわたる、白熱のモントルー・ジャズ・フェス実況盤である。
このアルバムは家族が居る場所では、大音量では聴けない・・笑・・ということで、ヘッドホーンで聴いたが、聴き終わった後の放心状態というか脱力感がなんとも気持ちいい。
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