MILESTONES (団塊オヤジのJAZZ日記)

JAZZに関わる話題を中心に、たわい無い日常を不定期に紹介しています。

団塊オヤジのJAZZ日記・・・(山下洋輔トリオ復活祭の映像を見て・・・)

2009年09月23日 | 日記
みなさんこの大型連休を如何にお過ごしでしたか・・。
小生は例年、お彼岸のこの時期、里帰りしてお墓参りと決めているのであるが、今年は妻とのスケジュールが合わず自宅で過ごすことにした。
夏野菜が終わった後の畑に、大根、丸大根等秋野菜の植付を行ったり、近場の観光地にドライブに行ってみたりと、ゆっくりとした休日をすごすことが出来た。
連休初日に小生の住む岡山市から70km程のところにある高梁市・備中松山城に行ってみることした。

(備中松山城 by:Wikipedia)
松山城(まつやまじょう)は岡山県高梁市内山下にあった山城である。別名、高梁城(たかはしじょう)。国指定の史跡。日本100名城。四国の愛媛県松山市にあった松山城 (伊予国)との混同を避けるために、一般的には「備中松山城(びっちゅうまつやまじょう)」と呼ぶ。日本国内の、現存する天守がある12か所の城の内の一つである

仕事の関係で高梁市にこれまで何回か行ったことはあるが、松山城に行ったのは今回が初めてである。
岡山県に住んでいながら一度も行ったことがないというのはチョット恥ずかしいという気持ちもあり軽い気持ちで一路高梁市へ・・・。
山城ということは承知していたが、行ってみてビックリ・・。
駐車場から徒歩50分掛かるということだ・・。
シャトルバスが出ており、歩こうか・・バスに乗ろうか・・迷った末、結局バスを利用・・笑。
バスを降りて、さらに20分程度あるいた山頂に備中松山城があった。

日本三大山城の一つに数えられ、山頂の城址に建物が残っているのは、三大山城の中では備中松山城だけだそうで、 建物だけでなく、天然の岩盤を巧みに取り込んだ高石垣が見事で素晴らしい景観であった。

さて、この連休を利用し、これまで気になっていた、YouTubeでアップされている“結成四十周年記念 山下洋輔トリオ復活祭”をじっくりと楽しんでみることにした・・・。(YouTubeの仕様変更により動画の質もアップしているようだが、保存時間も結構かかりますね・・)

ライブ映像を見た感想は・・・素晴らしいの一言である・・感動ものである、映像アングルもこれは絶対JAZZ好きなエンジニアが撮影していると思うのですが、演奏者の表情、テクニック等を的確にとらえているし、ライブ会場の雰囲気も的確に映し出している・・(動画の状態も良いし、これは絶対永久保存ものですね・・)

演奏内容といえば・・もちろん凄い!!の一言ですね・・。
同窓会セッションというような軽々しいものでは勿論なく、熟年ミュージシャンとなった彼らが本物のJAZZを聞かせたるぜ・・とばかりにプレーする様は凄さを感じる。

演奏はすべて良いのですが、小生が特に気に入ったのは・・
第三期山下トリオ(山下、坂田、小山)による
「バンスリカーナ」

魅力的なメローディーラインによるテーマ部分を得て一気にフリー・インプロビゼーションに持っていくこのスリリングさがたまりません・・。

「ゴースト」

小生は坂田明のハナモゲラ歌唱が響きわたる白熱のモントルー・ジャズ・フェス実況盤(1976年7月9日)を所持しており今でも時々我家のターンテーブルにのることがあるが、アルバート・アイラーのカバー曲である民族的な香りが漂うこの曲はお気に入りの一曲である。
今回、映像を見ることが出来、改めてこの名盤の良さを再認識できそうである。

地方に住む小生はライブに行きたくても行けないのであるが(時間的にも、金銭的にもですが・・笑)
このようなライブ映像が簡単に見ることができるIT社会に感謝〃〃だ・・。

さて、長期の休みも今日で終わりであるが、山下グループの皆さんに感動と勇気をもらったようで、明日からまた頑張れそうである・・。JAZZって本当に良いものですね・・。
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団塊オヤジのJAZZ日記・・・(マッコイ・タイナーの“African Village”・・)

2009年09月16日 | JAZZ Piano
先週の土曜日にあった、マッコイ・タイナーのライブの模様はご紹介したが、そこで演奏された最もマッコイらしい(・・と小生は思っているのだが・・)アフリカ指向の強い曲“African Village”が聴けたのが嬉しかったですね・・。
この曲は1968年に発売された“Time for Tyner”の1曲目に収められていましたね。

小生はYouTubeにアップされているマッコイのライブ映像を保存しては、オーディオ・アンプにつないで大音量で楽しんでいるが、マッコイの代表曲“African Village”を演奏している、ライブならではの迫力ある演奏が聴ける映像を紹介したい

McCoy Tyner Quartet - African Village (Part 1 -3) 2002



マッコイ・タイナー(P)、B・ハッチャーソン(Vib)、チャーネット・モフェット(Bs)、エリック・ハーランド(Ds)

オリジナル盤で競演しているBobby Hutcherson (Vib)との2002年のライブ映像であるが。
これぞマッコイワールドともいえる素晴らしい演奏である。
特にチャーネット・モフェット(Bs)の弓を使ったアルコプレー等想像性溢れる驚異的なプレーと、エリック・ハーランド(Ds)の歯切れの良いドラミングが演奏を際立てている。
この映像は何回見ても興奮してしまう。JAZZはやはりリズムセクッションの良し悪しが命で、今回の来日メンバーは少し技量が劣っているなぁ~と感じたのは小生だけだろうか。
会場に行かれた方々のご意見をお聞きしたいですね・・。

7年前のマッコイの円熟期のプレーであり、70歳となった現在ではこの映像のようなプレーを期待するほうが無理とは承知しているものの、この映像で聴けるような熱いプレーが聴きたかったなぁ~・・・等と感慨深くライブを思い出している今日この頃である。
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団塊オヤジのJAZZ日記・・(昨晩、マッコイ・タイナーのライブに行ってきました・・)

2009年09月13日 | 日記
昨日、小生が住む岡山市から車を走らせ、岡山県津山市勝北町「津山市勝北文化センター」であるマッコイ・タイナーのライブに行ってきた。





小生の持つチケットは自由席なので、少しでもマッコイの近くの席をゲットしたいということで、少し早めに出発し、会場到着は開場の2時間ぐらい前になった。
さすがにまだ並んでいる方は少なかったが、それでも開場2時間前というのに熱心なファンの方が何組かおられた。
並んでおられる方を見たところとやはり中高年の方が多いようである。それと女性のそれも中高年の熱心な方も結構おられ、小生はマッコイ・タイナーというピアニストは結構マニアックなピアニストと思っていたのであるが、チョット意外に思ってしまった。
2時間近くの、開場待ちとなったが、並んでいる方達の間でJAZZ談義が始まり、それを聞くのも結構楽しく、時間の経つのも忘れるほどであった。

さて、ライブの模様を少し紹介しよう。
ベース、ドラム奏者がまず舞台に登場し、少し間をおいて、お待ちかねマッコイの登場だ・・・。
70歳の高齢であることは分かっていたが、歩く姿も少し弱々しく登場したときは少し、ショックを受けてしまいましたね・・。
しかしながら演奏内容は年齢を感じさせないパワフルなもので、マッコイ独特の叩きつけるようなコードワークも健在で、マッコイワールドを楽しむことが出来た・・。

今回のステージでは、彼の代表曲ともいえる“African Village”も演奏してくれたが、これぞマッコイともいえる演奏で、小生にはこの一曲が聴けただけでも満足であった。
アンコールではコルトレーン時代からの代表曲“My Favorite Things”も披露してくれ、往年の分厚く叩きつけるようなコードワークに乗り、圧倒的パワーで弾きまくるマッコイではなかったが、真摯にピアノに取り組むマッコイ・タイナー氏を見ることができただけでも感動ものでした。
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団塊オヤジの日記・・(”ターシャ・テューダー 展”へ・・・)

2009年09月12日 | 日記
先週、妻に誘われ、「岡山天満屋」で開催されている「ターシャ・テューダー展」に、行ってきたのでご紹介しよう。



(「ターシャ・テューダー展」 パンフレットより・・)
「自然への愛に満ちた、スローライフ。
 アメリカ・バーモンド州の村で絵本の創作を続けながら、広大な庭でガーデニングを楽しみ、生活のほとんどを手づくりする…そんな暮らし ぶりが大きな反響を呼んでいる、ターシャ・テューダー。
 本展では、初公開となる絵本原画や、愛用の食器、レシピ、手づくり人形などの展示に加え、ターシャの住まいやターシャの庭を再現し、タ ーシャのライフスタイルにスポットを当て、その魅力を紹介します。」


会場は圧倒的に女性が多かったですな・・(というか殆ど女性であったが・・笑)
彼女の生き方が多くの女性の憧れであろう・・ということは想像できるし、小生の妻も同様であろうとは承知はしている・・笑
ほんの少しの時間ではあったが、現実逃避できた至福の一時ではなかったのではないかと思っている・・笑
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団塊オヤジのJAZZ日記・・(明日はマッコイ・タイナーのライブだ・・)

2009年09月11日 | 日記
前回のアップが8/6であるから一月ぶりの更新となってしまった・・泣。
いまや朝夕めっきり涼しくなり、秋の気配を感じる今日この頃である・・。
さて前回のアップから今日まで小生といえば、通勤途中の車の中で好きなJAZZを楽しんでいるし、休日にはお気に入りJAZZ CDをタップリと積み込んでドライブなども楽しんでいる。

さて、今日の話題は先般の休日での出来事である・・

岡山県北に位置する勝山町というところで、「勝山夏アート’09 -まちめぐる木彫フォークアート展-」があるという話題をローカルニュースで紹介しており、ドライブを兼ねていってみることにした。

(宣伝ポスター)

昔ながらの町並を残した風情ある町で、とても素敵な町であった。
その一角にある「勝山文化往来館」というところにある酒蔵を改造した会場で「公募展 木彫フォークアート・おおや」の入賞作品等が展示されていた。
作品内容がこれまたユニークでウイットの富んだ楽しい作品ばかりであった。小生が特に気に入ったのは、「竜馬の休日」と題した坂本竜馬がバイクに乗った「ローマの休日」をパロディー化した作品で、思わず笑ってしまった・・。

(龍馬の休日)

今回のブログの話題はこの作品展のことではなく、その会場で紹介されていたイベント情報のことである。
なんと、小生の大のお気に入りピアニスト「マッコイ・タイナー」のライブが岡山県の北部に位置する田舎町・・(すいません・・)であるというのだ。当初、こんな田舎町でJAZZ界の超大物ピアニストのライブがあるということが信じられなかったのであるが、帰宅してネットで検索してみると、本当であった・・当たり前であるが・・笑。
早速、チケット販売開始から2ヶ月ぐらいたっていたので売り切れ覚悟で、プレイガイドに連絡してみると、案の定、S席は発売後あっという間に売り切れたということであった。九州、京都方面のファンの方も多くおられたということである。それでも一枚だけなら・・ということで自由席がゲットできたのである。

そのライブが明日に迫った。いまからとてもワクワク気分だ・・。
マッコイもいまや70歳になる。ライブを見る機会はもう無いかもしれない・・。
明日は彼の全てを目に焼き付けておこうと思っている・・。
ライブの模様は次回に紹介したいと思う・・。
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