とうとうこの人口4万足らずの小さな町も2名のコロナ感染者がでた。千葉へ行って来たそうな。まあ予想通り、Gotoトラベルで地方への感染拡大が見込まれると言われていたようになった。
確かにアメリカ、インド、イタリアとか感染者、死者の多い国と比べると、この国はどちらも人口比率は小さく、なにやら対策が成功しているように思えるが、3月4月の一つ目のピークを第一波として、7月8月のピークを第二波としているがそれで正解だろうか?
1918年から21年頃まで世界的なパンデミックを引き起こしたスペイン風邪というのがあったようで、その時の状況を詳しくウィキペディアが解説しているので、そこを読むと良い。当時は第一次世界大戦のさなかで、戦争で忙しかったことと、軍事機密となりえた感染状況と死者の数は不確かな情報しか残っていないが、死者は1500万人~5000万人といわれ、戦争の死者も重複していると言われるので良く分からないが、ヨーロッパ戦線にアメリカの軍隊まで投入されているので感染経路も戦場を駆け抜けているだろう。
この時も1917年11月に中国でインフルエンザが流行し始めていて、このスペイン風邪の発生源は中国だとされたりした。アメリカやイギリスの軍隊から流行したとも言われていたが、このインフルエンザが4年近くも世界中を駆け巡ったことは、第一波が何時で、第二波が何時だと言えるのは。完全に流行が終息してからのことだと思うべきだろう。日本にもやって来たスペイン風邪は第三波で1920年頃に上陸したらしい。この時の死者は大変な数で、時代の衛生管理対策のレベルが流行の肝であった。着物を着た若い女性がマスクをしている写真を見たであろう。イギリスでも当時は兵隊も厳しくマスク姿であったし、街頭のチンチン電車もマスクをしていない客は乗車拒否されたと・・・。現代とちっとも変わらない状況だが、トランプのようなアメリア国民の半数の支持者を誤った方向に導く者がいると、百年前の混乱期と変わらず、感染拡大が防止できることも出来なくなったと言えるだろう。
大事なのは当時よりより科学的で客観的な調査や数値に基づき判断できるようになっているのに、科学が全く分からない指導者がいる国があるという問題は100年という経年に解消できない個人の資質の問題だろう。
1997年に当時アラスカで感染死した人の遺体を遺伝子解析をして「鳥インフルエンザ」であったことが判明した。これでまた生きた動物を売買し、さばいて食べる国が発生源とされるのは同じ歴史だと言えるだろう。
で、話をコロナに戻すと、まだ東京オリンピックをするつもりらしいが、この国だけが状況が良くても、オリンピックは世界各国からの参加がなければ、小さな世界陸上大会でしかなくなるだろう。どれほど国民の税金をつぎ込んだのか、少し反省した方が良い。ついでに480億円の誰もしない安倍のマスクも。第二波は来年あたりでは?
また一部の政治家のお粗末なプライドで無理やり開催すると、それが第二波を産むだろう。コロナが完全消滅することはないと言われているのは、スペイン風邪が鳥インフルエンザで、その後も再発を繰り返しているから・・・。
我が家の感染症で2月ごろ亡くなったみりんちゃん。そこいら中にウン子するお兄ちゃんのしょうゆと比べても行儀が良くて優しい良い子だったのに可哀そうなことをした。みりんちゃんの後にも感染症と思える猫たちが虹の橋を渡って行った。何か私に責任があるに違いない。獣医さんに聞いても良く分からなかったが、他の飼い主でも7匹亡くなったというのも知って、町中に流行ったのだと思う。多くの感染症ではやはり衛生管理が大事だと言えるだろう。それは私の責任だ。
とりあえず、大人の猫が痩せていくことはなくなって、最近死んだのは母親から乳を十分にもらえなかった子猫二匹が死んだだけだ。それでももう我が家の庭には埋めるところが亡くなって・・・ちょいと間違って掘ると・・・骸骨が出る始末。「ごめんごめん、邪魔したね」と埋め戻す。いつかは骨も土に返るけど、皆早く死に過ぎるのだ。