河口公男の絵画:元国立西洋美術館保存修復研究員の絵画への理解はどの様なものだったか?

油彩画の修復家として、専門は北方ルネッサンス絵画、特に初期フランドル絵画を学んできた経験の集大成を試みる

来るな12号!!(ごめん:明日来るのは14号だそうで)

2022-09-17 17:44:02 | 絵画

この前は11号(ここから間違っている)でプランターのバターナッツに保護の風よけ網をかけて準備したが、意外と風の害というのはなかった。しかし翌日になってから、家の前の海は大荒れで前代未聞の8mという訳で、家の敷地内に波がかぶった。怖ろしいほどの高さの波は家の右手が沖の日本海だが、海が盛り上がって来る波は岩磯の5mをはるかに超えて全てを覆いつくした。正直、こんなの初めて!!ボーっと立っていたら波にさらわれるとはこのことだろう。怖ろしい波だった。

家の前にはいろんなものが打ち上げられて、ごみの中に夜のイカ釣りに使う浮子(うき)がぷかぷかしているが・・・・欲しいがやばい!!これを取りに行ったらさらわれる。

プランターの保護はそのままだが、12号に来てほしくないのは、バターナッツの雄花と雌花がやっと同時に咲き始めたから。このあたりミツバチは皆無であるので、「とうちゃん」が頑張る。フェンスの上に咲いた小さな身を着けた雌花に雄花をちぎって持って行って得意の絵筆で花粉を射してやる。両方の花が丁度同時に咲いたフレッシュな花粉でなければいけない。

そして射して二日後には勢いよく大きな身に膨れ上がってきた。してやったりという気持ち・・・父ちゃんは満足じゃ!!次から次にと雌花を付け始めたら12号が来た。明日には防風圏に入るだろうから「来るな12号!!」という訳だ。

おっと、猫の夕ご飯のお時間だ。

追記:今日は翌日の18日日曜日で、しかし空は明るく曇っている。そよ風が吹いて「嵐の前の静けさ」か。

朝方、またバターナッツの雌花が見つかったので受粉させた。ミツバチがいればこんな苦労はないのに。この文を書いている時に窓から「くまんばち」が入ってきた。怖ろしくデカく、刺されるとスズメバチ級だと聞いている。さんざん部屋の中をぶっしょくして出て行った。くまんばちも受粉の手伝いをしてくれるから「良い蜂」なのだ。

しかしこのに三日は受粉に最適な時期だったのに・・・くやしい。やはり台風来るな。