私の読者は、備忘録をさぞかしウンザリして読まれたことでしょう。
申し訳ありませんでした。
今後気を付けます・・・・なんて無理!!でっす。
今日は少し気分転換して、倉庫の整理をしました。私の大事な宝は道具・工具ですが、トンカチや包丁それぞれ20本持っている程度で「精神異常」」扱いした奴がいたけど・・・今日は鑿(のみ)を整理したら、なんと100本以上あって、潮風でさび付き、悲しい。これらを全て磨くあるいは砥石で研ぐと何日かかるだろうか。一本に1~2時間として・・・気が遠くなる。もし大田区の仲池上のまま住み続けていたら、普通のさびで簡単だったろう。ここ浜田に来て鉄製品、電気製品、ストーブなど壊れてしまって、家の裏に投げてある。ほって置いたら錆びて朽ちてこの世からなくなる。美術館時代に竹中工務店からもらったコンクリートを運ぶ一輪車だが、庭の片隅で消えた。跡形もない。・・・・それだけではない。このところ暴風が激しくて。庭の生垣だったヒノキが伸びすぎて大風の餌食になって、水産高校の実習棟に寄りかかって倒れたが、始末にも困った。また倒れそうだ。もうここには住めない。だから山口に引っ越す。しかしどうしても水辺が好きで椹野川の河口に土地を買った。また錆が出るだろう。
とにかく私の生甲斐は物を作る事。だから道具は大事にし、「現場」が生きる場所だ。机の上で「資料文献」を読んでいては何も作り出せない。昔フリランスの時、久留米のブリヂストン美術館でダンテ・ガブリエル・ロセッティの展覧会を開催した時、作品管理で出張し、昔懐かしい風情の商店街で見つけた金物屋で「彫刻刀」15本組を見つけた。桐の箱に入った手で突くのみだ。つまり大まかに削ためのものではなく、仕上げで微妙な彫りにするのみだ。プロ仕様で、自分には飾りだろう。この15本は桐の箱に入っていたせいで、一切錆びはない。じつはこの彫刻刀を使う機会をうかがうための「材木」があるのだが「柿の木」なのだ。柿の材は心材が黒く異常な模様をしている。その部分に人の顔が来るような彫刻を掘りたい。しかし美しいものではなく、ファンタジーで少し気味の悪いイメージが好き。
こんなふうに私の最近の生活で「創作活動」から遠ざかると、頭の中で欲求不満が爆発。しかし「案」ばかりで具体性が無いと、机の上で「資料文献」を読んでいる連中と変わらない。そうする内に「食い物」に目が良く。TVでカニの宣伝をしていると「カニ」が食べたい・・・と・・・冷凍もの、既にゆでたものはいけない。また境港(鳥取県)に行ってこようかと思う。しかしこのところ海は時化(じけ)で漁獲が無いかも・・あるいはあってもすごく高価。しかし生でないと味が落ちるからいやだ。
なんてね。
そうそう、昆布と鰹節でうどんの出汁を取ると、どっちかというと鰹節より、昆布は捨てがたい・・。だから昆布はさらに柔らかくふやかしてから、千切りし、しょうゆ、みりん、さとうで煮て、煮昆布の佃煮にする。干しシイタケを買ってきて、これも水でふやかして千切りにして一緒に煮る・・と驚くような美味しい煮昆布の佃煮が出来る。だし汁は一緒に煮るから「売り物」とは格の違う味が出来る。醤油だれがあればそのまま熱いご飯にのせて混ぜて食べると・・・・いや他の野菜とか食べずに食事が終わってしまうのでいけないが・・・。今日は他に干しだらの甘煮を作った。とにかくエンゲル係数は大で、買い物癖が付いていて、紙にメモしたもの以外に大量の暴走買い、また1万円越え・・・猫の餌の他、自分のお菓子とまんじゅうを買った。体重76kgから脱却できません。
近いうちに岩国の実家に帰ってきます。実は誰も居ないのに電気代が2700円以上かかっているのです。ブレーカーは落してあるので気持ち悪いです。木刀を持参します。