河口公男の絵画:元国立西洋美術館保存修復研究員の絵画への理解はどの様なものだったか?

油彩画の修復家として、専門は北方ルネッサンス絵画、特に初期フランドル絵画を学んできた経験の集大成を試みる

子供と手をつないで・・・

2024-03-05 23:30:18 | 絵画

その昔、老人が子供と手をつないで歩いていて・・・・逮捕される話がテレビでも放送されていたが、最近は聞かないのはなぜ?

スーパーに行くと若い親子連れが、楽しそうにう買い物をしているのを見て・・・・「ああ・私もやってみたいなーー」と感じることが多くなった。独りで生きていて、寂しいのかそんな気持ちが頻繁に感じて・・・結婚しなかったのを反省!! もう手遅れだが。他人の子供を見ていて、つい小さく手を振って笑いかけたくなる・・・・赤ん坊なら「にかー」としてくれると嬉しい。その子の親も子供が私に微笑んでくれるのを受け入れてくれて、やさしい笑顔を私にくれる。

もう取り返しが利かないのは受け入れるしかないが・・・やはりほしいなーーー子供が!!

ある日、動物クリニックにミーちゃんの不妊手術のため連れて行ったところ、待合室で椅子に座った女性の膝の上で私に向かって盛んに体を左右に動かし尾っぽをふるチワワが・・・・私に向かって・・・しっぽを振っていたのだが・・・・もう私は満面の笑みで、その女性に言った「こんなに喜ぶところを見せられるとメロメロになるね・・・」と。女性はにこにこしながら無言でうなづいてくれた。そこで・・・ワンちゃんも欲しいなあーーと。

こんな調子て老人になったことを自覚させられている。まだ私の人生は目的の半分も達成できていないのに。

独りで生きる我がままは、それが合目的的であるかどうか・・・違っていたかも知れない。