河口公男の絵画:元国立西洋美術館保存修復研究員の絵画への理解はどの様なものだったか?

油彩画の修復家として、専門は北方ルネッサンス絵画、特に初期フランドル絵画を学んできた経験の集大成を試みる

天気が荒れると猫が死ぬ

2021-09-14 12:07:35 | 絵画

寒波や台風などの大荒れの天気の中で、外に出た猫が戻ってこれなくなる。何時だったか母猫が生後二か月の乳離れが終わっていない四匹の子猫たちを連れて外に出て行ったあと、大雨が降って戻ってこなかった。そして天気が回復した朝、庭の道に子猫がペッちゃんこになって死んでいた。他に何匹かいたのだが、母親共に行方不明になった。

明日から台風14号で天気が荒れるようだが、今日もう雨が朝から降り始めている。昨晩から悪い予感がしたのだが、ともちゃんが生き残った二匹の子猫を連れて庭先で寝ていたのだ。私は朝、目が覚めて急いでともちゃんの子猫たちの様子を見に行ったら、ともちゃんだけ軒下に居て、自分の毛づくろいをしているが子猫たちの姿はない。

あちゃー!! またやったか??

母猫は本能的に子猫が居るときは、居場所を転々と変える。しかし子連れだから、おおよそ見当がつくのだが・・・。

ここの所、猫のことばかり心配していて絵を描いていない。思い付きのアイデアを描き起こすペン画は少し進めているけど・・・・。心配事があると、進まない。

もう心配しないようにして「来るもの拒まず、去るもの追わず」と、いつもの「言い訳を繰り返し言う。

台風9号ではプランターのトマト、バターナッツ、中庭のイチジクも葉が枯れてズタズタになったが、諦めて見ているのも一つだと教えられる。その後、不作だったイチジクは熟れ始めてある程度収穫できて、雨のたびに腐りかけたものは棄て、残りでジャムを作っている。トマトは秋のトマトを収穫するには雑草を抜いて、新たな肥料を与えるともう一度再生するようだ。

バターナッツは今回が初めての挑戦で、変化が良く分からなかったが、雄花ばかりが咲いて雌花が一つも出なかったツルにも突然に雌花が出来て、端の元に膨らみが出来ているのを見つけた。この町にはミツバチがいないので、いつもの如くお絵かき用の筆を持って受粉させた。受粉が終わると花は落ちて、身の成かけが残る。突然だが次から次へと雌花が咲いたのであちこちに伸びたつるの雌花を捜して受粉をしている。

ひょっとして、今年は自家製のバターナッツのてんぷらやバター炒めが食べれるかも!!禍の後は気を持ち直して待つのも良いかも。

ともちゃん!!今度は赤ちゃんを食べちゃダメだよ・・・。