表題の番組がNHKで20日に放送されていた。
NHKスペシャルで放送されたときより紅白歌合戦に登場してから比べものにならないくらいの反響があったそうだ。
そういうAI美空ひばりCDを買ったしまったクチだが素直に歌詞も曲も良かったからだ。
NHKスペシャルで放送されたときはネガティブな言葉よりポジティブな言葉が多かったのが
紅白に出てからはネガティブな内容の言葉の
ツイートが多くなったというのだ。
そんなAI美空ひばりを再度考察するという番組だった。
あのガンで声帯を取って声がでなくなったつんく♂さんもコメントを寄せていた。
ひばりさんならこう言うだろう、いや言うはずがない、冒涜だ!など色んな言葉が寄せられていた。
つんく♂さんなんかは面白いのではないか?という好意的な意見だった。
しかしある方が「死人に言わせるなんて宗教的にも怖い」というような意見もあった。
AI美空ひばりの危険なところは曲の中の台詞だということも。
「お久しぶりです。あなたのことをずっと見ていましたよ。頑張りましたね、さぁ、私のぶんまでまだまだ頑張って」というところ。
私は歌の歌詞なのだからと特に変には感じなかったがある種の神格化されるかもしれないというのだ。
新しい技術だから拒否反応もあるかもしれない。
アニメなんかもそうだが顔の表情や特に口の動きがとても不自然に私は感じていた。
フワフワ口が動く感じというか・・・。
また、韓国では病で亡くなった娘をAIによって甦らせるという試みを紹介していた。
残っているビデオや写真の仕草から実際に
背格好の似ている子供に同じ動作をさせてサンプリングしたり、
話し方を同年代の子供にしゃべらせてサンプリングして合成してVRで再現するというものだった。
親はもちろんスタッフも涙を流していた。
今は膨大なデーターから作るが技術が進めばもっと簡単に、ひょっとしたらスマホを使うように出来てしまうようになるかもしれない。
ビートたけしはこんな切り口でも・・・
じゃあ、コロッケなんかがものまねするのも冒涜なのかと。
私は映像はやはりまだまだ不自然ではあるが歌は
ながら聞きするのには別に変だとは感じない。
素直に秋元康さんが書いた歌詞にも曲にも感動できたからCDも購入したわけだし。
始まったばかりの技術。
これから色んなアーティストが遺書にAIで再現は
禁止なんて書く日も近いかもしれない。
本当に不自然じゃなくなったら友人や
兄、親と会ってみたいと思うかもしれないが
今は思い出でいい。